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短編まとめ

ロード・オブ・ザ・ピーナッツバター

作者: 猫面人

ピーナッツバターシリーズ感動の最終話。

ピーナッツバターの味噌汁は果たして本当に味噌汁と言えるのか!?その答えがここに…無い!!!

 昔、世界中を混沌へと導いた、とある戦争が起こった。人々は皆、殺し合い、奪い合い、その種の数を減らしていった。


「味噌汁は赤味噌しか認めない!」


「いいや、何を言う。白味噌こそ正義だ!」


 これが、歴史に深く刻まれることとなった、『味噌汁世界大戦』である。

 ここに、中立の立場でいるただ一人の男が居た。この男は後に救世主と呼ばれ、伝説を残す。

 彼は、赤味噌でも、白味噌でもない。ただ彼の好物であるピーナッツバターで味噌汁を作った。そしてそれを人々に与えて回った。ちなみに味見はしていない。


「なんて不味いんだ!これなら白味噌の方がマシだ!」


「吐いてしまいそうだ。これなら赤味噌の方が食べられる!」


 人々はピーナッツバター汁の想像を絶する味に悶え、互いを認め合った。ここに、味噌汁世界大戦は集結した。

 各国の首脳は彼に褒美を与えた。大金と、大きな土地と、落ち着いて暮らせる家。そしてピーナッツバター一年分である。

 男は大層喜んだという。


くだらねぇ!!なんてこった!

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