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二人の自分と三柱の神を宿す少年  作者: 独り言
第0章~長いプロローグ~
9/48

蹂躙 別視点

今回の別視点ですが、桜華が何を言っていたのかが少しわかります

後は、物語の構成上かなり大事なあの人が出てきます

広場 side桜


「感動的な場面だが、全員動くな!!」


「「「っ!?」」」


この人何時の間にここに?でもその抱えられて血を流しているのは


「桜華!!」


「た…けて…に…ちゃ…」ボソボソ


やっぱり桜華だ!!なんでこの人がこんなことを

桜華が傷ついている、助けを求めている、でもここで魔法を使ったら桜華に当たっちゃう

僕には………何もできない


「さてと、息子を捕まえる前に、お前らに少しお仕置きをしないとな、まぁ死んでも文句言うなよ?」


「やれよ、お前にはその権利があるし、私には罰を受ける義務がある」


「じゃあ一思いにこの力(・・・)で終わらせてやるよ」


一思いに………何をするの?まさかこの人は零まで傷つける気なの?

……………許さない


『力が欲しいのか?』


欲しいよ、桜華を助ける力が、零を助ける力が、この人を…………殺せる力が欲しい


『あいつの言っていることが正しくてもか?』


「……ろ」


それでも欲しい、たとえ自分が悪人になっても、仲間を…家族を守れる力が欲しい!!


『そういうところは変わらないな、力が欲しいなら俺を表に出せ(・・・・・・)、コイツを殺して、家族とやらも助けてやるよ』


ありがとう


「あ?」


「やめろって言ってんだよ、この雑魚」


「何だと?」


「桜さん?」


どんな世界(・・・・・)でも三下キャラだなコイツは


「目しか変わらない雑魚神力しか使えない奴が調子に乗るな」


「ざ、雑魚だと?」


「そうだろ?天楼院家の血を受け継いでないお前が、雑魚だと言っているんだ」


「な、何故それを知っている!!」


知っているさ、今まで何度戦ったと思(・・・・・・・・・・)っているんだ(・・・・・・)


「来いよ雑魚、殺戮してやるからよ」


「調子に乗るなよ餓鬼が!!こっちには、俺の娘がいる!!お前らは攻撃できないんだよ!!それに、ただの子供に何がd「試してみろよ、その自慢の神力で」調子に乗ってんじゃねぇ!!ならこの力を見せてやる、後悔するなよ!!」


「それともう一つ、何時まで桜華を抱えて(・・・・・・・・・・)いるつもりになってい(・・・・・・・・・・)るんだ(・・・)?」


「は?」


「お前の手には何もないことに、いつ気付くのかって言っているんだ」


「な、いつの間に!!お前何をした!!」


この程度のスピードにもついてこれないか、ただ無属性の身体強化で奪っただけなんだがな


「ふざけやがって、もう容赦はしない!!ここで全員肉塊となれ!!」


「肉塊になるのはお前だよ『ウインドカッター』」


「な、魔法?ぐっ!!」


「まだいけそうだな『フレイムアロー』」


「ぐあっお前、なんで魔法が使える!!」


「教える必要はない、それに教えてもお前はここで死ぬんだ」


「ま、待ってくれ、俺が悪かった、頼む!命だけは!!」


「いいや?お前は悪くない、確かに誘拐された子供を助けるのも、その誘拐犯に殺意を抱くのも当然だからな」


「じ、じゃあ」


「でも、法とか罪は作った奴が中心で成り立っている、それが本当は悪かもしれない」


「は?」


「つまり、法に逆らって俺が悪になっても、俺はお前を殺す『グラビティ』」


「ちょっとm」グチャッ


「肉塊の完成だ」


「う、嘘ですよね?こんな力を桜さんが持っているわけ」


さてと、そろそろコイツ()の修業をしてもらわないとキツイかな

後で頼んでおくか

今回いろいろな複線をばら撒きました

それとキャラ設定は次の次になると思います

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