蹂躙
今回、ただの殺戮回です
それと、お気に入り登録10件に到達しました
本当にありがとうございます
色々とダメな点が多い小説ですが、楽しんでいただけたら幸いです
広場 side零
「感動的な場面だが、全員動くな!!」
「「「っ!?」」」
誰だコイツ?どうしてこの場所に来たんだ?それにその抱えているのは
「桜華!!」
「………………………」ボソボソ
よし、桜の問いかけには少し反応した、だがコイツの目的が分からない
「お前何者だ?目的はなんだ?」
「そうです、この誘拐犯!!」
「誘拐犯?それはお前らだろ?俺の子供を誘拐したのは、お前らのはずだ」
「え?」
コイツまさか、天楼院家当主か?でも、どうやってこの場所を知ったんだ?それになんで桜華が血を流しているんだ?普通本当の親がそんなことをするか?
「最初は驚いたぜ、いきなり現れた銀髪の男が、ここに攫われた俺の子が居るとか言いやがるからな、だが来てみれば娘と同じ金髪の子供が寝ているんだ、まぁ捕まえるときに魔法で抵抗してきたから気絶させたがな」
「なんてことをするんですか!!」
「知るか、誘拐したお前らが俺のやり方に文句言ってんじゃねぇ」
そうだ、誘拐した私たちがそんなことは言えない、むしろあいつが育てるはずだったんだ、桜たちを連れて帰るのが正しいんだ
「さてと、息子を捕まえる前に、お前らに少しお仕置きをしないとな、まぁ死んでも文句言うなよ?」
「やれよ、お前にはその権利があるし、私には罰を受ける義務がある」
「じゃあ一思いにこの力で終わらせてやるよ」
そういえば、天楼院家の者は同調率の高い神力を使うものが多いんだったな、最期にこんな力が見れて良かったのかも知れないな
「……ろ」
「あ?」
「やめろって言ってんだよ、この雑魚」
「何だと?」
「桜さん?」
桜の口調が変わった?どうしたんだ?桜はいったい何を
「目しか変わらない雑魚神力しか使えない奴が調子に乗るな」
「ざ、雑魚だと?」
「そうだろ?天楼院家の血を受け継いでないお前が、雑魚だと言っているんだ」
「な、何故それを知っている!!」
他の家の者を当主に選んだということか?だが、何故それを桜が知っている
「来いよ雑魚、殺戮してやるからよ」
「調子に乗るなよ餓鬼が!!こっちには、俺の娘がいる!!お前らは攻撃できないんだよ!!それに、ただの子供に何がd「試してみろよ、その自慢の神力で」調子に乗ってんじゃねぇ!!ならこの力を見せてやる、後悔するなよ!!」
「それともう一つ、何時まで桜華を抱えているつもりになっているんだ?」
「は?」
「お前の手には何もないことに、いつ気付くのかって言っているんだ」
「な、いつの間に!!お前何をした!!」
私でも気付かなかった、いつの間にそんなことを
「ふざけやがって、もう容赦はしない!!ここで全員肉塊となれ!!」
「肉塊になるのはお前だよ『ウインドカッター』」
「な、魔法?ぐっ!!」
「まだいけそうだな『フレイムアロー』」
「ぐあっお前、なんで魔法が使える!!」
「教える必要はない、それに教えてもお前はここで死ぬんだ」
「ま、待ってくれ、俺が悪かった、頼む!命だけは!!」
「いいや?お前は悪くない、確かに誘拐された子供を助けるのも、その誘拐犯に殺意を抱くのも当然だからな」
「じ、じゃあ」
「でも、法とか罪は作った奴が中心で成り立っている、それが本当は悪かもしれない」
「は?」
「つまり、法に逆らって俺が悪になっても、俺はお前を殺す『グラビティ』」
「ちょっとm」グチャッ
「肉塊の完成だ」
「う、嘘ですよね?こんな力を桜さんが持っているわけ」
火、風、闇、無の四属性を使えるだと?この年でそんなことができるなんて
桜、お前はいったい
はい、虐殺完了です
次はこの別視点を投稿するので、今日中にまた更新します