伝説と挑戦
そういえば桜華が片言なのは使用ですので、読みにくいかもしれませんがゆるしてください
後、何かあったら感想で指摘してくださると物凄く助かります
零の家 side零
「桜の調子はどうだ?」
「まだ寝てました」
「そうか」
あの後仲間が私を広場に呼んできた、その広場には、血だらけの仲間と抉れた地面があった、そして近くの茂みには桜が倒れていた
「外傷はなかったから様子を見るしかないな」
「そうですね、まぁ私としてはサクラニウムを補給できたので良いですが」
「この変態が」
「それは褒め言葉です」
どこまで変態なんだこの女は
「そういえば桜華に絵本を読むんじゃなかったのか?後ろで本を持って待っているぞ」
「えっ?あっそういえばそうでした」
「コノホンヨンデ~」
あの本はなんだったかな~五年前に適当に買った本だからよく覚えてないな
「それはなんていう本なんだ?」
「テンシノデンシェツッテイウホンダヨ~」
「この世界の有名な伝説ですよ?まさか知らないなんてことはないですよね?」
聞いたことはあるが全然覚えてないな、そもそもそんな伝説は間違いの方が多いから覚える気もなかった
「知らないって顔ですね、まぁ簡単に説明するとある姉弟が不思議な力を持っていて、その力を手に入れようとした魔族のボスである大罪の悪魔が弟を攫うんです」
「それで?」
「攫われた弟を助けようとした姉は戦いを挑むのですが、負けてしまいました、ですがそこに現れた金色の竜と契約してもう一度戦うのです」
金色の竜?確か赤竜がそんな竜がいるとか言っていたな、名前は確か天竜とか言ってたな
「大罪の悪魔を倒した姉ですがその後洗脳された弟と戦って、自分の命と引き換えに弟の力を封印して終わりです」
「何だその終わり方、バットエンドじゃないか」
「まぁそうですね、それとこの伝説が人気なのには理由がありますよ?」
「理由?」
「姉の持つ天の力がとっても綺麗なんですよ!!全属性の魔法がつかるようになって、その時の魔法の色が金色になるんです!!しかもその力を使うと金色の翼が生えるんですよ!!」
「興奮しすぎだバカ、桜の容体でも見てくるから好きなだけ興奮しt「僕がどうかしたの?零」っ!!起きたのか心配させるな、お前を見つけたときには心臓が止まるかと思ったぞ」
「そうなんだ、それと桜華が寝かけてるから寝室に連れて行ったら?」
「え?本当だ寝かけてる、ちょっと寝かせてきます」
何だ?桜が少し変だな、何かあったのか?いつもより無表情というかそっけないというか
「零お願いがあるんだ」
「お願い?何だ?」
「僕と………………勝負してほしいんだ、真剣勝負で」
何を考えているんだ桜は、まさか反抗期か?まぁスキンシップとしてそういう事もした方がいいかもな
「別にいいぞ?だが、負けても文句言うなよ?」
「わかってるよ」
さてと勝ったらいろいろ聞きだすか
戦闘フラグを建てましたが、次回は戦闘にはなりません
それとこの作品では、最初の方はただの蹂躙になるので戦闘ではないと思います