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二人の自分と三柱の神を宿す少年  作者: 独り言
第3章~学園入学~
41/48

模擬戦

久しぶりの更新です

駄文は強化されています

体育館 side三人称


今日魔道学園では、魔法を使った模擬戦が行われていた

しかし


「これならどう?『シャドードール』」


「まだまだ、『フレイムガーデン』」


「これも駄目!?じゃあ『スプラッシュ』」


「その水、使わせてもらうよ『ライトニング』」


「行くよ~『ウインドタイガー』」


その中の一グループだけレベルが違っていた

何故なら三対一の上、女子三人対男子一人だった

その時点で普通は虐めレベルのことだが、押しているのは少年の方だった

何故なら


「そっちが風ならこっちは火だ『フレイムアロー』」


その少年、天楼院桜にも普通は使えないはずの魔法が使えるからだった


「その魔法を打ち消す『ジャッジメントレイ』」


「それは反則だよ『サンダードラゴン』」


「桜も十分反則だよ!『シャドードール』」


三対一の時点で反則な気がしないでもないが、流石に桜もこれには勝てないようで


「『グラビt待って!、無理無理無理!!」


結局押していたのは最初だけで、この後フルボッコにあったのは言うまでもない



体育館 side桜


「酷いよ皆、三対一なのに手加減なしで来るなんて」


「「「手加減したらまず負けるよ(~)!!」」」


僕もさすがにそこまで強くないんだけどな~……


「そう言えば天の力は使わないの?」


「天の力?」


「ああそっか、魔奈は知らなかったね、雅が使った魔法を打ち消す性質を自分の魔法に加える力だよ」


雅の場合は翼が竜の翼だから少しも戻ったように見えるけど、僕のは鳥みたいな羽だからね


「じゃあお兄ちゃんは何で使わなかったの~」


「………言わなきゃ駄目?」


「「「うん」」」


「あの力を使うと、副作用で体に異常が出るんだよ」


「あの時の熱みたいに?」


「そんな感じかな?後、もう一つあるんだけど」


「もう一つ?」


これが一番言いたくないんだけれど、まあ言っておいた方がいいかもね


「あの力を使うと僕が僕じゃなくなるんだ」


「「?」」


「……………」


「いやちょっと違うかな?僕の中にある意識みたいなものが出てくるんだ」


「神様じゃなくて?」


うん雅の言うとおり神ならどれだけいいことか


「…………」


「魔奈?」


「え!?な、何?」


「いや、ボーっとしてたから大丈夫かなって」


「だ、大丈夫だよ?」


「本当に~?」


「本当に大丈夫だよ、ありがとう桜、桜華ちゃん」


まああの力はできるだけ使わないでおこう、他にこの力が使える人(・・・・・・・・・・)が現れるわけじゃない(・・・・・・・・・・)()


「そろそろ寮に帰る?」


「いいけど、また勝手に部屋に入らないでね?」


「「「………」」」サッ


「何で三人とも目を逸らしたの?本当に入らないでよ!?」


この時僕は知らなかった、自分の中にいる者が、世界の明暗を分けるような力を持っていることに

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