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二人の自分と三柱の神を宿す少年  作者: 独り言
第3章~学園入学~
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説教?

遅くなりました

学園長室 side桜


「いきなり馬鹿やってくれたな」


「すみません」


でもあの人に一泡吹かせてやりたかったんだもん


「零の奴も俺に押しつけやがって、めんどくせ」


「零を知っているんですか?」


「当たり前だろう?俺も竜なんだ、会ったことくらいあるさ」


そうなんだ、ていうかさっきめんどくさいって


「とりあえずあまり面倒事を増やさないでくれ、今でも十分大変なんだ」


「あの」


「なんだ」


「聞かないんですか?僕が魔法を使えること」


「…………」


多分一番の問題だと思う、でもなんでこの人は聞かないんだろう


「聞いてどうなる」


「え?」


「お前にそれが説明できるか?いや、それ以前にお前自身解ってないんじゃないか?」


「それは……」


「それだけならもう寮にいけ、ここにいても意味はないぞ」


「はい」


なんで……わかったんだろう、零に聞いたのかな?



学園長室 side慧


「魔法を使う少年……か」


あの伝説と同じだな、だが力は違う


「弟は魔神と呼ばれていたな、姉の方は確か………天使だったな」


ギルドでもそんな風に言われていたらしいな、これは偶然か?それとも


「もし伝説の通りならあいつは誰かのために死ぬな(・・・・・・・・・)


弟に力を封印するために死んだようにそして


「伝説の天竜もいるとなると確実だな」


まあそれより先に学園の人気者になるかもな、珍しいから



精神世界 side裏


「危なっかしいね、桜きゅんは」


「その言い方何とかならないか?」


「無理だよん♪」


うっぜ、できるならぶん殴りたい


「野蛮ね」


「あ?」


「それよりも、また魔眼の力(・・・・)を使いましたね」


「これで二回目だよ?」


知ったことか


「天竜を助けるときと今回、さすがにやり過ぎよ」


「このままだとあの五人で詰むぞ」


「その時は私たちが戦いましょう、それにあの人(・・・)もいます」


「アイツに頼れるか!!」


あんな奴に頼るわけにはいかない


「本当に仲悪いね」


「悪いか」


「でもその前に戦う人が二人いるよ?」


「そしてその一人は今の桜様では勝てません」


「ならお前が行けよ、まだ一度も戦ってないだろ?」


「は~い」


こいつらと話すのは疲れるな

遅くなった理由はいずれわかります

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