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二人の自分と三柱の神を宿す少年  作者: 独り言
第3章~学園入学~
35/48

挨拶

体育館 side桜


「ここも大きいね~」


「うん」


あの映像は一体……

今まであんなことなかった、でも桜華が映ったことは一度もない………一体


「桜?」


「え?」


「ボーっとしてたよ?大丈夫?」


「うん大丈夫」


今は考えても仕方ないね

そろそろ始まるかな?


「今から、入学式を開始します」


「始まった~」


「静かに」


あっ、前に誰か上って行ってる………偉い人かな?


「私はこの学園の学園長をしている赤竜の(けい)だ」


学園長って一番偉い人だよね?竜でもなれるんだ


「長々としゃべると飽きるだろうから手短にいうぞ、まずこの学園は種族、性別、魔力、成績などでの差別は無く平等だ、ただし生徒会だけは強いものにやってもらう

そしてあまりバカみたいなことをすると留年や退学になるから気をつけろ

入学当初は見逃されても、時間が経つと罰を受けるからな」


案外厳しい所もあるんだ、平和に過ごせればいいけど


「じゃあ最後に入試の主席に挨拶してもらおうか」


もう終わり!?飽きるって自分のことだったのかな?


「入試主席、飛び級生の桜君」


「お兄ちゃん?」


「違うでしょ」


「そこにいる銀髪のお前だ、早く来い」


こっち見てる?誰だろう、銀髪で桜なんて名前の飛び級生……当て嵌まるの僕しかいないよね


「頑張って」


「うん」


なんか皆に見られて恥ずかしいや


「挨拶なんて用意してないんですけど」


「即興で言え」


理不尽だ~


「えっと、入試主席の桜です」


「声高いな~」「なんで男の制服?」「ちっちゃ~」


なんか凄く注目されてる


「挨拶は用意してませんので手短に言いますこの学園は様々なことを学ぶことができます、後悔してからでは遅いので、この学園での生活を楽しんでください」


「俺あの子に告白しようかな」「お前なんか相手にされるか」「良いこと言うね~」


あっ後これだけは言っておこう


「ついでに僕は男です」


「「「「「「「「「「え?」」」」」」」」」」


やっぱり女と思われてたんだ………髪切ろうかな

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