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二人の自分と三柱の神を宿す少年  作者: 独り言
第3章~学園入学~
34/48

魔道学園

遂にここまで来れました

零の家 side零


「そろそろ行くね」


「ああ、行って来い」


「休日にはいつでも帰ってきてください」


この間桜たちは飛び級試験を合格し、今日王都にある魔道学園に行く


「金は桜に渡してあるから、買ってほしいものや食べたいものがあるときは桜に言えよ」


「「は~い」」


「ギルドの依頼をこなしたらお金が貰えるなんて昨日知ったよ」


「タダだと依頼を受けてもらえないですから、それとお金は王都にあるギルドで稼げます」


といっても仕送りはするからギルドに行かなくてもいいんだが

まあ本人の自由か


「私食べたいものあるよ?」


「「「今?」」」


まだ家を出てないのにか?

まあ遠いから弁当を持たせればいいか


「え~とね、桜♪」


「雅、僕は食べれないよ」


「じゃあ私も食べる~」


「桜華はなんで便乗するの!?」


いずれ桜は食われるかもな、主にアッチ方面で


「とりあえず怪我はするなよ?虐めや嫌がらせがあったら手紙を送ってくれ、後偶に学園で何があったかを手紙で送ってくれ、それと」


「心配し過ぎ、僕たちは大丈夫だから心配しないでよ」


「だが」


「心配じゃなくて信用して、僕たちは大丈夫だって」


全く、子供の成長は早いな


「わかった」


「うん(ニコッ)」


やはり可愛いな、正直あそこまで遠い場所に行かせるのは嫌だが、しょうがないか


「忘れ物はないですか?」


「ないよ~」


「楽しむのもいいが、勉強も頑張れよ」


「わかってるから大丈夫」


「「行ってらっしゃい」」


「「「行ってきます」」」


「行ったな」


「行きましたね」


なんだか寂しいな、この十年間は楽しいことばかりだったな


「無事に帰ってこいよ」



魔道学園正門 side桜


「大きいね」


「迷いそうなくらいに大きいね」


「ここから入ればいいの~?」


何処から行けばいいのかわかんなくなっちゃった

何処かに人はいないかな


「っ!!」


『君達、新入生?』


『はいそうです』


これは、学園の中?


『何の用?』


『雅、そんな風に言っちゃ駄目だよ』


『一人は出来た子だけど、もう一人は悪い子ね』


あれ?なんでだろ


『とりあえず、僕たちは何処に行けばいいか教えてくれませんか?』


『良いわよ、二人とも(・・・・)ついてきなさい』


桜華がいない(・・・・・・)

桜華が……いない?

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