リスクと恐怖
今回は、裏と桜の対話です
宿屋 side雅
「苦…しい」
「今治療するから頑張って!!」
宿屋に泊った後、桜が急に倒れた
熱は39℃はある
「『ヒール』」
「あんまり……変わらないけど」
光魔法が効いてない!?この症状は一体何?
「とりあえず安静にしてて!!」
「うん…少し眠いから寝るよ」
絶対に死なないでね!!もし死んだら……
??? side桜
「ここは?」
「何処だろうな?ここにいる俺にもわからないからな」
「っ!!君は誰?顔が見えないけど」
声はどこかで聞いた気がする
「顔が分からないってことは、まだ認めれないみたいだな」
「何のこと?」
「今のお前にはわからないことさ」
「ところでなんで僕はここにいるの?」
「いくつか忠告があってな」
忠告?君は何か知っているのかな?
「まず、お前が今日使った力だが、あれを使うと後で体に異変が起きる」
「異変?」
「今のお前の発熱も異変だ」
「……他は?」
「お前には魔法以外にも力がある」
「魔法以外の?」
「そうだ望めば使える、ピンチの時は思いだすんだな」
僕にそんな力が
「後、あの力には魔法を打ち消す力がある」
「打ち消す?」
「その力を使えば、普通の魔法には確実に勝てる」
「そんな効果があったんだ」
「最後に、クロノスに気をつけろ」
「クロノス?」
「今はそれだけでいい、だが気を付けるんだな」
「ちょっとm「これで会話は終わりだ」」
宿屋 side雅
「スゥースゥー」
「可愛い~」
今なら襲っても大丈夫なんじゃ……それはさすがに駄目かな?
ドンドン
「は~い」
こんな忙しいときに何?くだらないことなら晩御飯にするよ?
「すまないね」
銀髪の男?いったい何の用?
「桜君が倒れたって聞いてね、お見舞いに来たんだ」
桜の知り合い?この近くに住んでいるの?
「とりあえず本人は起きてないみたいだから、この花でも渡してくれないかな」
「そのくらいなら別に起きてからでも」
「いや、彼が起きると大変だからね、僕は帰らせてもらうよ」
桜に嫌われてるの?…………あれ?
「私って桜のこと誰にも話してないよね?」
それにこの花は何?
宿屋 side桜
「うぅん」
「起きた?体調は?」
「大分よくなったよ?」
あの力のリスクがこれならあまり使わないほうが良さそうだね
「その花は?」
「なんか貰った」
「誰に?」
「名前はわからないけど、銀髪の男に、桜のことを知っていたよ?」
「僕のことを?」
僕のことを知っている銀髪の男って……
「そう言えばこの花はヤブジラミって言うらしいよ?」
「調べたの?」
「うん♪」
とりあえずいろいろと情報を整理しよう
「ところで」
「ん?」
「契約s「駄目」ぶ~」
偶にはこういう会話も楽しいね
タイトルの意味ですが、届けられた花の花言葉を調べればわかるかも




