修行開始と動く者達
昨日は、静岡まで旅行に行っていて、更新できなくてすみません
今回は物語の中心に近いかもしれない複線が終盤に有ります
ギルド side桜
「とりあえず後は自分で何とかしろ」
「自力でSSランクまで?」
「そうだ」
いやいや、子供には無理があるでしょ、FランクからSSランクまでいくのに何年かかると思っているんだろう
「とりあえず私は帰るからわからないことは神無月に聞け」
「神無月?誰それ」
「ここのギルドマスターでさっきからお前を抱いているバカのことだ」
「バカは酷い!!」
この女の人神無月って名前なんだ
「じゃあ後は頑張れ」
「うん、早くSSランクになって零を驚かせてやる!!」
僕だってやればできるんだ、頑張るぞ~
「とりあえず依頼を受けるときは、受けたい依頼が書いてある紙を受付に持ってきてね」
「は~~~い」
「後桜君はSランクだから大抵の依頼は受けれるからね」
「わかりまs………え?Sランク?」
「桜君が倒したおじさんはAランクでも強い方に位置する人だったから、それを余裕で倒してFランクからとかは流石に勿体ないからSランクスタートよ?ギルドカードって言う身分証明書は後で渡すから」
え?あのおじさんそんなに強かったの?やっちゃった
「それとあなたの性別は女の子にしておくからね」
「え?」
「ばれてないと思った?さっきから私は桜君って呼んでいたのよ?」
そう言えばそうだった、気を付けないといけないかな?先は長いな~
「とりあえず初めはこの依頼にしなさい、Sランクでも簡単な方の依頼よ」
「ありがとうございます、じゃあこれにします」
(といっても、光属性の魔法が使えればの話なんだけどね、今までに五種類の属性の魔法が使えるなら、もしかしたら)
??? side裏
「何考えているんだお前!!」
「何のことかしら?」
「とぼけるな!!あいつに記憶を一部渡しただろ!!」
「それが何か?別に不都合はないでしょう?」
「あの覚悟をするのは早過ぎる」
善と悪の違いは主観に依存する場合が多いのは事実だが、アイツが悪人になる覚悟をするのはもっと後のはずだったなのにこの神は!!
「早いも遅いもないわ、あなたはいつも道理魔法の使い方の記憶を優先して渡しているようだけど、あなたも気付いているでしょう?」
「……………」
「沈黙は肯定ね」
「桜様の魂が、今までよりも弱いことに気づいていらっしゃるのなら、あなたの魔力が入る容量も小さいことに気づいていらっしゃいますよね?」
「聞いていたのか、気付いているさ、それにイレギュラーのこともな」
いや、これは当たり前か
「それにあなたは、桜様に魔法の使い方の記憶を渡しているだけで、零様のことやあの光景の記憶を渡していないはずでしたよね?」
「それなのに思いだしている理由は、あなたにはわかるわよね?」
「わかっているさ、でもあの覚悟は早すぎる、あれを見たらあいつは潰れるぞ!!」
「それでも時間がないのよ、急がないと何が起こるかわからないわ」
「くそっ」
桜、お前は潰れるなよ
もう、これまでの話で主人公が最強な理由がわかる人が居るかもしれませんね




