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二人の自分と三柱の神を宿す少年  作者: 独り言
第0章~長いプロローグ~
10/48

お願い

今回いろいろと明らかになりますが、さすがに重要なネタバレは避けました


それと、今まではノートに書いていた小説を投稿してましたが、それが切れたので、これから更新が遅くなります

零の家 side零


「桜華の傷は大丈夫そうだな」


「そうですが………桜さんが」


「そうだな」


あの後、桜は急に倒れて動かなくなった

私たちは気絶した桜と桜華を連れて家まで戻ってきた


「とりあえず寝ようか、今日はいろいろなことが起きて疲れただろ?」


「まぁ疲れてないと言ったら嘘にはなりますが」


「私はまだ大丈夫だから先に寝ていろ、後桜と桜華の寝室に行くなよ?」


「わ、わかってますよ(先手を打たれた~)」


こうしておかないと後で何をするかわからん、それに


「お前だって私と二人で話したいんだろ?」


「気付いていたのか」


「とりあえず話を聞こうか」


「まず聞きたいことがあるだろ?それを先に言ってもいいぜ?俺の用事はその後でいい」


聞きたいことか、いろいろあるがまず


「お前は何者だ?」


「まぁ最初の質問としては妥当かな?俺はコイツ()のもう一つの人格だと思ってくれ、名前は裏とでも呼んでくれればいい」


もう一つの人格か


「じゃあ多重人格ならお前と桜の記憶は共有しているのか?」


「共有はしているが、俺の記憶がコイツ()の脳の容量を超えているから少しずつ送っている」


容量を超える?


「待て、お前達は五年しか生きてないはずだ、その間に脳の容量を超えるようなことが起きたというのか?」


「起きたのさ、というかお前もおかしいと思わなかったのか」


「何がだ?」


「ただの三歳児が大人並にしゃべれたり、ただの四歳児が大人一人を家まで運んだり」


確かにおかしいとは思った、だが


「ならその原因はお前か?」


「原因ではあるな、だが記憶を夢として見せているだけだ」


夢はコイツが見せていたのか


「そろそろ最後にしてくれないか?」


「わかったこれが最後の質問だ、お前は何者だ(・・・・・・)?」


「………どういう意味だ?」


「そのままの意味だ、人の脳の容量の記憶を持ち、桜が魔法を使える原因(・・・・・・・・・・)であるお前は何者だと聞いているんだ」


「これは驚いた、そこまでわかっているとは思わなかった」


「質問に答えろ」


「とりあえず魔法に関しては正解、ただ俺の魔力が多すぎてまだ全力は出せないけどね」


あれで全力じゃないのか、どこまでふざけた力なんだ


「そして俺が何者なのかだが、俺は●●だ」


「●●!?ふざけたことを言うな!!そんなのはお伽噺だ、実在するわけがない!!」


「まぁ納得するかしないかはお前の自由だ、次に俺のお願いだ」


「………なんだ?」


「簡単なことだ、コイツ()の修業を頼みたい」


「それは無理だ、桜が怪我でもしたら困る」


「(親バカかよお前)とりあえずそうしないと困るのはコイツ()だ」


困るのは桜?意味が分からない、困るのはお前ではないのか?


「実戦経験がないといざというときに戦えない、それに俺の力は日に日に体に馴染んでいく、だから使いこなせないと意味がない」


「戦わないという方法は無いのか?」


「無いな、そうしても絶対に戦うことになる(・・・・・・・・)避けることはできない」


「わかった、私がいないときに今日みたいなことが起きても嫌だから修業させる」


「じゃあ頼む、俺はそろそろ寝る」


本当にあいつは何がしたいんだ?それにまるで何度も試した(・・・・・・)ようなことを言っていた、あいつには要注意だな



零の家 side桜(裏)


「まさか俺が何者か聞いてくるとは思わなかった」


今までこんなことはなかったから油断していたな、次から注意しよう


「それにいくつかおかしいところもあるしな」


今までより(・・・・・)馴染むのが遅い、いつもなら全属性の魔法が使えるはずなのに、今は四属性しか使えない、それに今までいなかった奴(・・・・・・・・・)が急に現れた


「アイツも動き出していたからな」


これは早めに動いとかないとやばいかもな

とりあえず重要なネタバレは伏字にしました

伏字の部分はプロローグの伏字と同じ言葉が入ります

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