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星の終わり

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

すみません、ちょっと物言いが悪いところがあります。

反感を買うと言うことです。

「ねぇ、花火大会行こうよ!!」

そう彼女に言われたのが発端だった。彼女の目は何時になく輝いていて、『断る』という選択肢が無いことは表情を見ても明白だった。


Q花火大会は好きですか? A嫌いです。帰宅が遅くなるので、勘弁して欲しいです。


花火大会に着いて余りに良い思い出がない。帰宅ラッシュに乗算する形で、乗り込む傍観者達。人の意見を録に聞かずに写真を撮る。そして駅員と後方に迷惑を被る。混乱に乗じて盗みを働く犯罪者共。人の集まる場所自体、余り好きではない。

「あんまり良い思い出が……」

「一部!! 一部だけで良いから!! 後は帰りながら見ようよ!!」

こうして押される形で共に行くことになった。


花火大会当日、花火を見る為の人々で電車からごった返していた。最寄り駅からもそれなりの距離を歩く用で、遠くから見る様は蟻の行列の様だ。

こんな時でも、イチャつくカップルは写真を撮ることに夢中で配列を乱す。群れた若者は誘導をなさる方々を馬鹿にする。

内心頭を抱えながらも彼女の様子を伺うと、真剣な顔で歩を動かしていた。

「暗くなると小石に足取られるから、気を付けろ」

「気をつけるよ……!!」

何時もはそれなりにお喋りな彼女が黙り込んでいる。多分、それなりに疲れて来ているのだろう。それでも不平不満を口にしないのは、自分から言い出したからだろう。

そんな時、夜道を裂くようにアナウンスが流れる。どうやら開幕の合図の様だ。

「あっ」

その声に釣られて上を見た。小さな紫陽花や牡丹を思わせる様に小さく丸まった花が、空に描かれて消えた。

「初っ端から、こんなに綺麗なの? こんなに綺麗に見えるの?」

夜道でもよく分かる目の光。彼女が感動している事は明らかだった。

「あと少しで会場だから、あと少しだけ頑張れ」

「うん」


会場入りした時には、既に多くの人々が真上を見上げていた。場の雰囲気に花を添えるように、今どきの流行りの曲が爆音で掛かる。黙って聞いていると、サビに合わせて花火を打ち上げている事が分かった。

曲が変わる。Aメロ、Bメロに続いて、彼岸花の様な花弁の細い物が連続で打ち上がる。咲き誇った花弁は芥へと還り、風に流され消えてゆく。そして王道とも呼べる菊の花が連続で咲き誇る。

「星の終わりみたい」

「超新星爆発か。……似てるかもな。あの最後と」

膨張して、弾けて、天の川の様にキラキラと輝く様は彼女の言う通り、星の終わりの様だった。

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


カップルに限った話ではないんですよ。

でも後ろから歩いてくる人がいるのに、写真撮るのに夢中になる人は理解出来ません。

早詰めてーな。状態です。


おめぇはどうなんだよ!! と思われた方、ご最も。

なので写真を撮る時には、


構える前に、シャッター押すだけ状態にする。

周りに人が居ない事を確認する。

一発で仕留める。

様に心掛けてます。


夢中になると、本当に危ないのでね。


あと係員さんのこと『うるさ』、『ね、「列を崩さず〜」……ぶっ……(笑)』とか言う方もいらっしゃるんですよ。

頑張ってる方を貶すのは好きじゃないです。

『皆がルールを守れば、この方も屋台に走れるんですよ? それお分かり頂けます?』


まぁそんなこんなで、油断している隙に泥棒にも逢いやすい場所なので、あんまり行ったことはありません。


※真っ当に楽しんでる方、ご不快に思われたら申し訳御座いません。


それでも花火は綺麗でした。

散り際も綺麗なのは花くらいじゃないかな。

だから『花』と着くのかも知れません。

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