指名争奪戦が勃発!?
俺の私室にはシーファを含む3人のエルフが付き従ってきた。
「今日よりジョージ様の専任侍女には親衛隊の隊員が当番制で務めさせていただきます。今日は私の第一分隊がその任にあたります」
シーファが俺のスーツを脱がしながら説明を開始した。
「あぁ、よろしくね。あとの2人はリカとリサだったよね」
「ジョージ様が名前を覚えていただけていたなんて感激です」
俺のスラックスを脱がせながらリサが話し出す。
「ジョージ様、私の肩にお手をかけてください。危ないですから」
俺はしゃがんで俺の足からスラックスを抜かせようとしているリサの肩に手をかけた。
華奢な白い肩は滑らかな肌をしている。肩に手をかける時に目線が下になったため、華奢な肩の向こうに少し控えめな胸が見える。
豪華過ぎるオカズの数々……。
確かにここは理想郷だよ……。
「リカとリサは私とサーファと同じく双子なんですよ。ただ2人とも間違われたくないようで、髪の長さを変えてます」
シーファの説明に改めて2人を見る。
確かに顔立ちがそっくりだな。リサが長い髪を後ろに束ね、リカはショートカットにしている。
シーファとリサとリカの三人がかりで俺を全裸にし、熱いおしぼりで全身を清めてくれる。
リカの手が少し怪しい動きをしたところでリサの注意した。
「ダメよ、リカ。ジョージ様のお誘いがない限り私たちからそのような事をしては。指名されたい気持ちはわかるけど、あくまでもジョージ様に寛いでいただくのがジョージ郷の理念でしょ」
「ごめん、わざとじゃないのよ……。でもジョージ様の裸に触ってしまうと衝動が抑えきれなかったわ。皆んなにも注意しとかないとね」
ジョージ教? 指名?
「えっとジョージ教ってなに? もしかして宗教? それに指名って?」
俺の疑問に答えるシーファ。
「宗教ではありません。教えの教ではなく、郷の郷です。この区画をジョージ様中心の理想郷を目指します。ですからジョージ郷の名称にしました」
それなら良いか。さすがに宗教の創立者にはなりたくないもんな。
うん? でも毒されていないか? ジョージ郷ってなんなんだよ? 自分の邸宅の一画をそんな名称にしたら痛い子確定のような……。
「それはどうなのかな? 自分の邸宅の一画をジョージ郷なんて称したらヤバい奴じゃない?」
「普通の人がそれをすれば傲慢の誹りは免れませんが、稀代の英雄であるジョージ様なら至極当たり前の事です。ご安心ください。それにジョージ郷はジョージ様の自称ではなく、私たちの中から自然発生的に生じた名称です」
「そんなもんなのか? まぁあまり外部には言いふらさないでね。あと指名って何?」
「当番制でジョージ様のお世話をさせていただきますが、ジョージ様が気に入った人がいれば指名してください。指名された者を毎日配属させていただきます。私を指名しても大丈夫ですよ」
不意に背中から柔らかいものが押し当てられた。
リカはシーファの言葉に触発される。
「ずるいです! ジョージ様! 指名をするなら私をお願いします!」
これは専任侍女の指名争奪戦が勃発するのか!?
そんな俺が抱いた危惧を直ぐに解消してくれたのがリナだ。
俺の局部を清拭しながら冷静な声を発するリサ。
「隊長、止めてください。今はジョージ様のお着替えの時間です。リカも焦らないの。言葉じゃなくて仕事でアピールしなさい」
丁寧に俺の局部を清拭したリサの仕事は完璧だった。
必要以上のお触りをせずに局部の清拭を完遂させる。まさに専任侍女としてのプロ意識を感じさせるものだ。
「これは確かに私が悪かったわね。久しぶりにジョージ様に触れる事ができて舞い上がってたわ」
そして背中に当てていた豊かなお山を離すシーファ。
素直に自分の非を認められるのは偉いもんだ。
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