下半身で考える!?
これはどうなんだ? 本当に他の女性と性的関係を持って良いのか?
「俺はさ……。この上もなく幸せなんだ。スミレと結婚できて。本当にスミレの笑顔が大好きだし、その笑顔を曇らせたくないんだよ。プロポーズの時に何があろうとスミレを幸せにすると言った気持ちに一点の曇りもない。だから今のスミレとの関係が変わる可能性がある事をしたく無いんだ」
「そんな事は理解しているわよ。大丈夫、私を信じて。ジョージが誰と性的関係を持ったとしても私のジョージへの愛情は変わらないわ。それに我慢をしているジョージを見るのも辛いのよ」
私を信じてと言われると断れなくなってしまう……。断ると俺がスミレを信じていない感じになるよ。
「ジョージは性的行為が人生の中でどれだけ重要だと感じる?」
「随分と観念的な話だね。別にスミレへの愛情はそれだけじゃないよ。でも相当重要だとは思うかな」
「そうよね。私もジョージを心の底から愛しているけど、ジョージに抱かれていると幸せが爆発するわ。ジョージに抱かれる事を思うと下半身がキュンキュンとするもの」
真顔で言われると恥ずかしくなるなぁ。
「素敵な性的な行為は間違いなく人生を充実させるわ。それを私はジョージから教えてもらったの。それをポーラにも教えてあげて欲しいのよ」
こう繋がるのか……。
「ポーラはとても献身的にジョージに仕えているわ。ポーラは不幸にも前タイル公爵の性的な被害を受けてオリビアを産んだ。自分を犯した男性の子供を必死になって育てたの。女性として、いや人間として本当に尊敬ができる。そんなポーラの人生に彩りを与えて欲しいのよ。そしてそれができるのがジョージしかいないの」
これは押し切られる流れか……。
「そんなに深刻に考えないで。上位貴族ならば当たり前の事だし、ジョージは自然体でいて。ジョージがポーラから性的魅力を感じるならば抱けば良いだけよ。頭で考えないで下半身で考えてね」
遂にスミレの口からも迷言が飛び出したよ。下半身で考えたらとんでもない事になるだろ。
「スミレの気持ちはわかったよ。ただ抱けといきなり言われても俺の気持ちが盛り上がらないと無理だよ。それにポーラの気持ちもあるしさ。それこそ無理強いはできないから」
「ふふふ、ジョージがそんな事言うなんて明日は空から槍が降りそうね。女性から見てもポーラの魅力は感じるわ。前日に私を抱いていても、ジョージは見境なくおっ立てるわよ」
卑猥な表現を口にするスミレに何故か興奮してしまい、そのままスミレを担いで寝室に移動した。
そして既に俺は|おっ立っていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
スミレを納得のいくまで堪能した後にぼんやりしているとスミレが俺の左腕に頭を乗せてきた。
「ねぇ、いつ子供を作ろうか?」
「うーん、そうたなぁ。できれば早くほしいなぁ。でもロード王国にも行かないと……」
「別に関係なくない? どうせいつでも予定が詰まっているわよ」
「いや、ロード王国まで行くのにスミレがいないといろいろ困るじゃん。妊娠中に遠出は身体にさわるよ」
「確かに妊娠したなら私は行かないわよ。別にジョージには多数の専任侍女がいるから問題無いでしょ」
う、確かに性的な処理ができるなら問題はない……。でもそれとは関係なくスミレと一緒にいたいんだよな。
それに専任侍女で性的欲求を解消するかどうかの決心もついてないし……。
できればスミレと2人で新婚旅行もしたい。
「せっかくだからもう少し新婚気分を味合わない? 新婚旅行もしたいしね」
「新婚旅行かぁ。エヴィーを連れて行くとなると大変そうね」
「いや新婚旅行にエヴィーはいらないでしょ。お留守番だよ」
「でも縛鎖荊は距離の制限があるんでしょ? どのくらいかわからないけど、エヴィーを縛鎖荊から解き放ってはいけないわ。世界が混乱するわよ」
まさか新婚旅行にエヴィーが付いてくるのか……。どんな罰ゲームだよ……。
後悔しない主義の俺だがエヴィーを世界樹から解放した事に後悔しそうになる。
「でも皆んなで旅行に行くのは賛成よ。その中で数日、ジョージと二人っきりで過ごしましょうよ」
俺の落ち込んだ顔に気を遣ってくれるスミレ。
優しいよなぁ。
「そうだね。そうしようか。落ち着いたら皆んなで旅行に行こうか」
なかなか忙しいので側からみたら実現できるかわからない約束かもしれない。でも必ず実現させようと心に誓った。
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