第7話 パーティ名
バルーン村を出て早くも4日目の昼下がり。
ようやく二つ目の村。リベラムが見えて来ました。
いや〜、初日の夜は大変でしたね。
突然の猫ちゃんの襲撃にあったと思ったら余りの可愛さに理性を保てたり保てなかったり、毎晩発情しちゃう猫ちゃんの性欲処理に付き合ったりともう大変で大変で、この何日かでお肌が潤う潤う♪
いやぁ〜、やっぱ人間溜め込みすぎは良くないってことですね♪
それに引き換え後ろを走る三人の表情は相変わらず暗いものばかりです。
何故か物凄く疲れきった表情を浮かべています。
カリンちゃんとリュー君が疲れてるのはともかくとして、ゴウルまで疲れ切った表情をしてただでさえ老け顔だった顔がさらに老けてなんかもう長老様?みたいな顔になってます。
一体何が彼をこんなにまでさせてしまったんでしょう?
ちなみに猫ちゃんはというと。
「ご主人。町が見えて来ました(ゴロゴロ)」
「本当だねぇ〜、着いたらまず宿屋に行こっか♪」
「はいにゃ♪」
私の後ろに座って四六時中抱きついています。
「ゴウルさん。あの二人どうにかなりませんかね?」
「どうにか出来とるなら既にやっとる」
「ですよねぇ……何であの時止められなかったんだでしょう」
「引き止めたら殺されると本能で察したからだろう……」
「まぁ何にしても、難儀な話よ……」
三人が一斉にため息を吐く声が聞こえた気がしたが、まぁいっか。そんなことよりまず町に着いてからの計画を立てないと。
宿屋に着いたらカリンちゃんとリュー君には最低でも夕方くらいまでは休んでてもらわないと肉体的にも精神的にもそろそろ限界の筈だ。
ゴウルも結構疲れが溜まってるみたいだから本当は休ませてやりたいけど、これまて集まったドロップアイテムの換金くらいはお願いしようかな。
私と猫ちゃんこと。シーフは情報収集だ。
リベラムがどれだけ広いのかは解らないけど、恐らくそれ程広くはない筈だ。『街』ではなく『町』って言われるくらいだから規模的にはバルーンと同等かそれよりもちょっと広いくらいだと思う。
だったら私とシーフの二人で三人が休んでる間にちょこちょっと情報を集めることくらいはできる筈だ。
頭の中で簡単にまとめると一応シーフにリベラムに着いてからの事を話すと「ご主人の命令なら」といってあっさり引き受けてくれた。
うんうん、従順でいい子だなぁ〜。後でたっぷりご褒美あげないと♪
「ゴウル。ちょっといい?」
「……ん?なんだ?」
お?いつもより反応が遅い……やっぱり相当疲れてるのかな。
「いや、宿屋に着いたらゴウルにはドロップアイテムを換金して来てもらおうと思ってたんだけど……大丈夫?疲れてるならカリンちゃんとリュー君と一緒に休んでてくれてもいいよ?」
「あぁ。なに、気にするなそれくらいのことは出来るだろう。それよりもワシは酒が飲みたいよ」
「ふふっなら早く終わったら先に飲んでて良いよ。私たちも後から向かうから♪」
「すまんな」
次にリュー君達に目を向けると「僕らは何したら良いですか?」とでも言わんばかりの表情を向けてくる。
「リュー君達は宿屋に着いたら休んでて良いよ。
長旅で疲れてるだろうし、お風呂に入って休むも良し。そのまま眠るのも良いしで好きにして良いよ♪」
カリンちゃんが一瞬だけお風呂という単語に反応したのが見えた。うんうん、やっぱカリンちゃんも女の子だなぁ♪
あ、そうだ。後でシーフとお風呂で洗いっこしよっと♪
★
リベラムに到着すると私たちは予定通り宿屋に着いてからそれぞれバラバラの行動をとった。
リュー君は疲れたといって部屋で休み。カリンちゃんは買い物があるからとゴウルと一緒に市場へ行き。私とシーフは町全体を回るように別行動をとった。
探索するにつれて最初に解ったのはこの町は意外と広いということだ。予想だとバルーンより一回り広いくらいだと考えていたが、建造物の多さや木作りの城壁からして『町』というより『街』と名乗っても良いくらいの規模だった。
「ふむ。ちょっと甘く見てたかな……ん?あれって」
目にとまったのは弾丸が描かれた看板をぶら下げるお店だった。
変だな……ここは市街地エリアのように思えたんだけど、いつの間にか市場エリアに入ってたのかな?
改めてマップを確認してみるが、やはりここは市街地エリアで間違いないようだ。
現にマップを拡大しても私のいるこの場所には何の表示もされていない。
でもあの看板は明らかに弾丸の絵だ。
不思議に思いながらも私は目の前のお店に入ることにした。
「お邪魔しまーっす」
「……いらっしゃい」
店内に入ると昼間だというのに随分と薄暗い場所だった。
空気も何処かどんよりとしていて何より店主のNPCの無愛想なことこの上ない。
「品を見せて欲しいんだけど」
「……あんた銃士か?」
突然目の前にYES/NOマークが表示されるが別段隠す事でもないので私はあっさりとYESをタップした。
「ふっふはっはっはっ!そうか。随分と久しぶりに出会ったが、まだおったのか……よかろう、付いて来なさい」
奇妙な笑い声をあげるとNPC店主は重い腰をあげるとそれまで薬草が並んでいた棚を押すと奥から下り階段が現れた。
おぉ!何だこの隠し通路みたいなの!
店主は片手に蝋燭を持つと先にスタスタと歩いていった。
私もその後ろに追従すると地下室へと入っていく。
階段を下り切るとそこは元はワインセラーでもあったのかと思えるほど広く。色々な銃が壁に掛けられていた。
・デリンジャー:500Nr
・スプリングフィールドM1873:1000Nr
・スペンサー銃:1500Nr
・ウィンチェスター・ライフル:3500Nr
・水平二連式散弾銃:1050Nr
・ウィンチェスターM1897:3800Nr
・コルト・SAA:1600Nr
・コルト・M1892:2800Nr
etc.etc……
「わぉっ……」
「ようこそ同士ガンスリンガー。此処は我ら銃士の為だけの店『ブレット』だ。さぁ、好きな獲物を選ぶと良い」
そういって購入アイテム欄が表示されるが……。
高ッ!!
最初の内に手に入る武器以外はどれも倍以上の価格が表示されてる。
今手持ちのお金は此処にたどり着くまでに倒したモンスターのお陰でM1892を二丁と弾薬を買える余裕があるが、他の子達の装備やこれまで消費してきた物を買い足さなきゃならないので流石にここで物欲に任せて買うわけにはいかない……。くそぅ!
私は渋々キャンセルを押して去ろうとするとNPC店主が話しかけてきた。
「なんじゃ買わんのか?まぁ良い。いつでも来るがいい……あぁ、そうだ。こことは別に銃工房もこの町にはあるからそこも訪ねてみると良いぞ」
「え?」
一瞬何を言われたのか解らなくなったが、思考が追いつくに連れて驚きと喜びに表情が変わっていった。
「ほ、本当に?!それってどこにあるの?!」
「確か町の反対側にあったはずじゃが、今もあるかどうか……銃士が廃れてからもうずいぶんになるからな」
ふむ。
どうもこの世界の設定がよく解らなくなってきたぞ。
いや、まぁ元々魔法とか剣とかのファンタジー世界に銃が存在する時点で可笑しな話しなんだけど、この店主の話を聞く限り元々は銃が栄えていたようだ。
現代世界の歴史では確かに元々は鈍器から始まり次に剣その次に弓その次に銃そしてミサイルなどが順を追って登場してきたわけだが、この世界ではまるで退化してきているように思える。
つまり元は銃が栄えていたけど『何か』が起きて銃は廃り、中世時代に逆戻りしたことになる。
一体なにが……?
店主に聞いてみても解らないの一言で結局それ以上のことは聞き出せなかった。
とりあえず、ここにいてもこれ以上得られるものはないと判断して私は早々に店を後にした。
外に出てすぐにシーフと連絡を取ることにした。
メニューバーを開いてフレンドからシーフの名前を見つけるとメッセージでガンショップを見つけた事とシーフのいる方に銃工房がある事を教える。
返事はすぐに来てどうやらシーフもそれらしいものを見つけていたようなのだが、一つ問題が起こったとの事だった。
それは銃工房は今は廃業してしまいもう商売はしていないとの事だった。
……マジで?ここに来て?それってありですか??
まるで有名店のケーキを食べる前に床に落としてしまった気持ちになる。……くそぅ。
ただここで落ち込んでいてもしょうがないので、私はすぐに気を取り直してシーフにはもう少し情報を集めてから予定通りに宿屋近くの酒場に集まるように告げ、自分もすぐに市街地エリアの散策に戻ることにした。
★
二時間後。
予定通り酒場に到着するとそこには既にゴウル。リュー君。カリンちゃんとシーフの四人がテーブル席に集まりそれぞれグラスを傾けながらテーブルの上に広げられていた料理を楽しんでいる最中だった。
私もカウンターでヴォールンを注文して四人の集まるテーブル席に着く。
ゴウルとリュー君は向かいに座り、私はシーフの隣に座ってカリンちゃんは奥に座っている。
「さて、まずは遅れてごめんね♪
リュー君とカリンちゃんはゆっくり休めたかな?
ゴウルも疲れてる中ありがとうね、シーフもお疲れ様。
あとでたっぷりご褒美あげるからね♪」
「はいにゃ♪」
「お前さんら元気あり過ぎだろぅ……」
若干呆れ気味にゴウルが告げるとリュー君とカリンちゃんも苦笑いを浮かべている。
ん?別に混ざってくれても良いんだよ?
もちろんゴウル。お前はダメだ。
「それじゃ、色々と集めて来た情報を話したいところだけど。その前に皆んな長旅ご苦労様!そんで祝!リベラム到着に改めて乾杯っ!」
『カンパーイっ!!』
カンッと木作りのジョッキをぶつけてお祝いモードに突入する。
ゴクゴクと喉を鳴らしてヴォールンを一気飲みすると喉がキュッと引き締まって炭酸とほのかな苦みが疲れた身体に染み渡ってくる。
あーっ生きてて良かったーっ!
しばらくの間各々雑談と食事を一通り楽しむ。
「そういえばカリンちゃんってゴウルと一緒に市場エリアに行ってきたんだよね?なに買ってきたの??」
リュー君とカリンちゃんには疲れてるだろうからと休むように伝えたが、カリンちゃんはゴウルと行動を共にしていたのだが、一体なにを買いにいったのかとふと気になったのだ。
「えっと、日用品とか置いてないかなって雑貨屋とか服屋とかに行ってきたんです」
「服屋?防具店とかじゃなくて??」
「はい。防具店は防具店であったんですけど、普通の普段着みたいなのがあったら良いなぁ〜って思って見てきたんです」
おぉ、流石女の子らしい発想だ!
実を言うと個人的にも少し気になってはいたんだけど、バルーンにそんな感じのお店がなかったから半ば諦めてたんだよね。
今着てる装備は胸当てや肘当てなどがあって色々と窮屈だから少し嫌だったけど、普段着があるならせめて安全な街の中くらい動きやすいラフな格好をしたい。
これには女性陣ならず、男性陣も同意見だったようでカリンちゃんの話を聞き入っている。
「それで成果はあった??」
「もちろん♪色々探してたら1店舗だけだけどありましたよ。流石に現実世界のようなものはなかったけど、それでも可愛い服とか動きやすそうなものとかがあって結構楽しめました♪」
ほぉほぉ、明日にでも案内してもらおうかな。
「わしも市場エリアの方を換金した後にぐるりと回って着たが、武器屋・防具屋・雑貨店はもちろん。カリンの言った服屋に次いで仕立て屋とかもあったな。
……ただ残念なことに銃砲店らしきものは置いてなかった。
武器屋に行って見てもバルーンと同じものが売られとるだけで、新しい物は特に見当たらんかった。鍛冶屋も同様だ」
「あ、それに関してはこっちで見つけてきたよ」
「なに?」
私の話にゴウルだけじゃなくリュー君とカリンちゃんも食いついてきた。
「市街地エリアの片隅にブレットっていう銃器専門店があったの。んで、そこだと今のやつより性能の良い銃があったんだけど、値段も中々のものでとりあえずは何も買ってこなかったんだけど、店主の話だとこの街には銃工房もあるんだって」
「何?!それは本当か?!」
「本当です。その銃工房は私が見つけてきました。」
ゴウルの顔が喜びで綻んでいるのが見て分かる。
それくらい私たちガンスリンガーには銃工房は重要な施設なのだ。
何せ銃のカスタムやアップグレードが出来るのだから。
「ただ問題が一つ。その銃工房は今は廃業して店主は何もしてくれない」
「なん……だと?」
その言葉に一瞬の静寂が訪れ、まるで危機的状況にでも陥ってしまった顔つきになる。
私自身なにも知らされていなければこんな顔になっていたかもしれない。
「でも解決策が一つある。NPC店主の話によればクエストを一つクリアしてくれたらまた営業を再開してくれるとのこと」
「一体どんなクエストなんだ?」
「この街の西側にある高原の主。怪鳥・クィートの討伐」
「クィート?」
これには皆んなして首を捻った。
怪鳥ってんだからもちろん大きくて翼があって空を飛んでいるのだろうが、どんな奴なのかが解らない。
何か特徴があれば対策は立てれるのだけど、名前を聞いた限りじゃ想像もつかない。
「んー……とりあえず、そいつを倒せばまた工房を再開してくれるってことで良いのかな?」
「(こくり)」
「んじゃ、明日その高原に行ってとりあえずどんな奴かを確認しよっか。それから装備と作戦を練って挑むとして。
早くても明後日辺りに狩に行こう!」
『了解!』
適当に段取りを決めると再び雑談へと戻った。
「そういえばリュー。お前さんは何かしてたのか?」
ゴウルの問いかけにリュー君は飲んでいたジュースを置いて「はい」と答える。
「えっと、僕らってパーティを組んでるじゃないですか?でも正式にパーティを組んではいないんで、パーティの組み方とそれに関してのメリット・デメリットを調べてたんです」
「パーティの組み方?そんなもんあったのか?」
え?
パーティって皆んなと一緒に行動するだけじゃないの??
ゲーム初心者である私とゴウルは首を捻ってリュー君に聞き入る。
「あ、やっぱり知らなかったのね」
「みたいだね」
リュー君とカリンちゃんの二人が顔を見合わせながら頷き合う。
にも関わらず私とゴウルは首を捻るばかりだ。
「バルーン村でシグさん達にパーティに入れてもらってから思ってたんですけど、パーティ登録をしてなかったので何でかなって思ってたんです。
それでカリンと話してひょっとしたら知らないのかもって思って調べてたんです」
「ゴウルさんも最初はわざとパーティ登録をさせてないだけだと思ってたんですけど、知らなかったんですね」
カリンちゃんが珍しく小悪魔的笑みを浮かべてゴウルを弄るが、当の本人からしたらよく状況がわかっていないようだった。
勿論私も同じだ。
でも、パーティ登録という単語を聞いてすぐに理解した。
このゲームを始める前に月姫からパーティに関しての話を散々されていたが、最初のうちはソロプレイする気満々だった為にすっかりその事をわすれていたのだ。
「ってことで、シグさん。メニューバーのフレンドから追加リストを選んでそこにあるパーティ作成を選択してもらっても良いですか??」
それから色々とリュー君に選択項目を教えてもらい、最後にパーティ名をどうするかで手が止まった。
カリンちゃん
「銃士の集まりなんだから『爆弾ガンスリンガー』で良いんじゃない?」
リュー君
「なんで銃士の集まりに爆弾がはいってるのさ。僕は『ショットガン』がいいです!」
シーフ
「リーダーはご主人だから当然ご主人の特徴を入れなきゃダメ。『キャット・リボルバー』が最善」
ゴウル
「なんで猫が入っとるんだ……ここはシンプルに『ライフルマン』でいいじゃろ」
ふむ。
……皆想像力豊かだなぁ〜、お姉さんちょっと付いてけないや。
遠い目になりつつ四人の言い合いを聞いていると大抵こういう時って自分が意見を言う前に……
「シグさん!ここはリーダーのシグさんが決めてください!」
ってなことになるわけよねぇ。
まぁ当然っちゃ当然だけどね。
選択を迫られる中で私は頭の中で銃士がどんな扱いを受けているのかを思考してみた。
「んー、そうだなぁ……私達は銃使い(ガンスリンガー)だから今まで周りの人達にバカにされたり貶されてきた。
これは揺らぐことのない事実で、実際今でも始まりの街ラグーン周辺に居るだろう同士は侮蔑と屈辱の中で生きてるんだと思う」
急な私の話にそれまで賑わっていた空気が冷めて下を向く。
私はそれ程差別を受ける前に街を出たから殆ど無かったが、四人は違う。少なくともリュー君とカリンちゃんは泣くほど悔しかったろうし、シーフに至っては余りにも惨すぎる話を聞いてきた。
「だから、そんな馬鹿にしてきたクソッたれ共の鼻を明かすために。苦しみを味わい続けてる同士のために私は前へと進みたい。
そんな意味合いを込めて『ワイルドハント』ってのが良いと思う」
「……ふっふはははっ!何を言うかと思えばワイルドハントか。それは良い!わしは良いと思うぞ!」
静寂のなかでゴウルが一人豪快に笑うとグッドポーズを見せてきた。
他の三人は何て意味なのか解らないようでポカンとしている。
「あぁ、お前さんらは知らんか。ヨーロッパで広く知られとる伝説の狩猟団のことだ。
災いを呼び起こし、見たものは死を免れず、彼らの仲間になる夢を見ると肉体と魂を切り離され、彼らを追うと冥府へと連れて行かれるという恐怖の一団。
それがワイルドハントだ」
「まぁこの場合は同士は仲間に加え、それ以外には恐怖を振りまいて後悔させてやりたいって意味のが強いんだけどね」
一応そう付け足しておくが三人はなんだか楽しそうに口々で賞賛の声を上げている。
「ワイルドハント……良いですねそれ!」
「まぁ私の爆弾ガンスリンガーと良いところね」
「流石ご主人」
などなど言ってるが、カリンちゃん。
どんだけそのネーミングが気に入ってたのさとツッコむのは野暮なのだろう。
「最後にパーティのシンボルマークなんだが、今のを聞いてパッと思いついたんだが……こんなんはどうだ?」
そういってゴウルが紙とペンをアイテムストレージから出すとサクサクっと書いたイラストを見してきた。
それは十字架を逆さまにしてクロスしてる中央部分にはドクロが描かれている。
そして上の長い方には鎖が右側に伸びてその先には銃弾が繋がっている。
中々にファンキーなイラストではあるが、個人的にはめちゃめちゃ好きな感じだ!
ってか絵上手いなゴウルっ?!
え?こんなサラッとかけちゃうものなの?!
絵には多少の自信があったけど、これを見るとちょっと自信無くすなぁ。
三人も同様に気に入ったらしく、シンボルマークも決定した。
これでようやく決める事とかを終えてあとはゆっくりお酒でも飲みながら話していようと思ったらカリンちゃんがそのマークに感化されたのか「どーせなら装備とかも統一した感じにしませんか?」と言いだし、皆んなもそれに賛成した。
……まだまだ話し合いは続きそうだ♪
どうでも良い話なんですが、先日半年ぶりに電車に乗りました。
夕方の帰宅ラッシュもあってか車内はそこそこ混雑していて座りたい派の自分は空いてる席を探していましたが、当然なく。
隣の車両に移動したら四人がけの席を一人の男性が前の座席に足をかけ、残った二つの席を自分の荷物で塞いでるクソ野郎(30くらいのおっさん)を見かけました。
勿論ほぼ満席状態でそれです。
いくら座りたい派の自分でもこういうのクソ腹立つんで一言。
「ここ良いですか?」
「(……チッ)」
斜め向かいに座りました。
そんですぐにスマホを開いて次の駅で合流予定の友人にラインしました。
僕『後ろから二両目の三両目側に人席空いてるからすぐに来て座ってくれ』
友『?どうした?まぁ、いいけど』
次の駅で到着してすぐに友人はきてくれました。
元柔道部の体重130kg身長180cmのかっちゃんです。
その子もこういうマナーの悪い輩は大嫌いです。
クソ野郎は僕が座ってるにも関わらず未だ足を下ろしていないのでかっちゃんもどういうわけかすぐに理解したらしく、一言「失礼」そういって座ろうとしたとき。
クソ野郎の目は見開いてその上満席なので退路がないことに気づき、足を乗せていた方に移動しようとしましたが、そうはさせません。
なぜならかっちゃんの荷物がやたら大きく、上の方にも乗せられなかったからです。
僕側の方に荷物を置いてサンドイッチ状態を作ってやりました。
クソ野郎はクソ不機嫌な顔をしてましたがそんなことは知りません。
テメーが周りの事を考えずに勝手するからだ。
そう思いガン無視しながら僕はかっちゃんと楽しく雑談。
最初から状況を見て理解していた人たちは何処か満足感に満たされた顔をしたり「うぁ……」って感じの面々で車内は微妙なやりきった感じの空気で満たされました。
こんな目に会いたくない人はマナーを守って電車に乗りましょうね♪
またはこんな目に合わせてやりたい人はデブの友達を見つけましょう♪
豊満体系男子はいつもマナーの悪い人を探してます♪♪