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番外編 メインキャラ初期設定公開

「というわけで、はい。今日は初期設定公開という事で俺、荒木和真と」

「私、森下美冬がお送りしたいと思います」


ワーパチパチパチパフパフ――


「まぁそんな盛り上がるような話じゃないんだがな……」

「そうだねぇ、作者の確認ミスで初期設定状態で書いたもの投稿しちゃったからついでに初期設定も公開しちゃおー! とかいう企画だから……」

「そうだよな。本来ならこの回はありえないんだよな……。そういう意味ではレアなのかもしれないな」

「カズくんそれはいくらなんでもポジティブ過ぎるような……」

「……悪い、俺も若干そう思った。そんなことよりぱぱ~っと紹介して終わらせよう、うん」

「それもそ――」


「ちょっと待ってぇえええええええええ! わ、私たちの出番は!?」

「そうだぞ! 俺たちだって出たいんだからな!?」

「あ、あの……和真くん……やっぱりわたしも……」


「はぁ~、やっぱりこうなるのか……」

「あはは、でも予想通りって感じだね」

「まぁな、居てもいいけど健吾と智子はそこでおとなしくしてろよ。梨乃、こっちに」

「あっ……はい♪」

「ぶーぶーなんでりっちゃんだけいいのぉ~?」

「そうだぞ! 俺たちだって出番が――」

「はいはい、2人とも、今日は我慢して、前回の登場人物紹介のときに一緒にやったでしょ?」

「俺はやってないぞ!?」

「あーそういえばそうだったけ……ごめんね? 健吾君」

「いや、まぁいいけどさ……」


「はぁ~、無駄話はそれくらいにして今日の本題に入るぞ。初期設定公開って事だが、世界観、ストーリー等についてはほぼ変わりが無いからキャラ紹介だけ、そこにだけ注意してくれ。じゃあさっそく、まずは俺の初期設定からだな」


荒木和真

 本作主人公。

 「私立綾藤学園」に通う3年生。成績は中の上、運動神経は平均程度。

 温厚な性格で誰に対しても優しく接するため女子の間ではそこそこの人気がある。

 男子の間では困ったときの逃げ場として頼られている。


「と、まぁこんな感じだ」

「へぇ~…………って和真くん、これなにも変わってないよね? もしかして持ってくる資料間違えたんじゃないの?」

「智子、俺の学年のところよく見てろ」

「学年……あっ!? 3年生になってる!?」

「まぁ、そういうことだ」

「じゃあ次は私の初期設定ね」


森下美冬

 主人公と同じ学園に通う3年生。物心付く前から主人公と仲が良く、いわゆる幼馴染。

 優しい性格で人一倍他人を心配する。

 成績優秀、運動神経もそこそこある(ただし体力をあまり使わないものに限る)、容姿もいいため女子・男子 共に人気がある。

 何処か遊びに行く時は親友3人のお姉さん的存在だが、実はかなり子供っぽい一面もある。

 そして何より怒るとものすごく怖い。


「美冬さんも変わっているのは学年だけですね」

「梨乃、違うぞ、一番下をよく見ろ」

「ふぇ……? えと……『そして何より怒るとものすごく怖い』……」

「あれ? この自己紹介おかしくない? なんでみぃちゃん怒るとものすごく怖いのに本編だとそこだけ消えてるの?」

「ねぇ、智子? 面白いこと言うのね。ふふ……」

「み、みぃ……ちゃん? 目、目がすごい怖いよ……?」

「それはきっと気のせいよ……智子、ちょっとこっちに来てくれる?」

「えっ!? ま、待って! みぃちゃん! 引きずらないでー!」



―― しばらくお待ちください ――





「うぅ…………」

「ふぅ~」

「あーえっと、その、なんだ、お疲れ様?」

「ありがとう、カズくん」

「と、智子さん大丈夫、ですか……?」

「うぅ……りっちゃん……」

「唸ってる智子は放っておいて次に行きましょ。次は、健吾君と智子ね」


宮沢智子

 主人公と同じ学園に通う3年生。見た目は可愛いが「超」が付くほどの天然。

 運動神経は皆無、成績は中の下(実力ではなく荒木と森下の努力の甲斐あって)。

 ほんわかした感じでしゃべり方も変わっている。


植野健吾

 主人公と同じ学園に通う3年生(スポーツ特待生)。

 スポーツ万能、成績下の下、スポーツ馬鹿。

 とにかく熱い男。

 実は主人公といいコンビでもある。

 部活は見た目、性格的にボクシング部だと思われがちだが、実は陸上部員。



「なんだ、俺たちは本当に学年が違うだけなんだな」

「なぁ~んだ、つまんな~い」

「つまる、つまらないの問題なのかどうかは置いといて、初期の時点でキャラが固まってたらしいからな。変わりないのはそのせいだ」

「そうなんだぁ~、あ、そういえば洋介くんはどうなの? 今日ここに着てないみたいだけど……」

「あー洋介はだな……その、実は……美冬、お願い」

「えっ!? 私が言うの!? え、えとその……洋介くんは……その、初期設定の段階では存在しなかったの……」

「「「えぇっ!? そう(なんですか)なの!?」」」

「あぁ、ほんとだ。ちなみになんで加えられたかというと、単純に情報通が欲しかっただけらしい」

「な、なんかすごい適当……ですね」

「だなぁ。ちなみに一ノ瀬先輩もいないぞ」

「そうね、私たち3年生って時点で出せないもんね……。出せてもOGとしてぐらいだから……」

「そっかぁ~、意外だなぁ……。あれ? そういえばりっちゃんは? もしかしてりっちゃんも最初はいなかったんじゃ……」

「いや? 初期の段階で梨乃もちゃんといるぞ。これだ」


河上梨乃

 今年綾藤学園に入学した新入生。

 体が小さく小動物みたいな子で人一倍恥ずかしがり屋さん。

 校内で迷子になっている所を主人公に助けられ、それ以来主人公の事を先輩として慕っている。

 前の学校では「クラスの妹」と言われて男女ともに人気があった(らしい)。

 智子曰く、抱き心地は最高だという。

 普段は大人しく、幼い感じだが、時たま大人っぽい一面も見せる。


「「……………………」」

「ん? どうした? 健吾、智子、そんな開いた口が塞がらないみたいな顔して」

「ど、どどどどどうした? じゃないよ!? えっ? えっ?り、りっちゃんって1年生だったの!?」

「は、はい……。初期設定、ですけど……」

「な、なんで?」

「あ、その……なんでと言われても……」

「おい、智子。梨乃が困ってるだろが」

「いった~い! 別にデコピンしなくてもいいよね!?」

「別に深い意味は無い」

「もう……こうなったら……あっ!? りっちゃんちょっとこっちに来て」

「はい? なんですか?」



「あのね――でしょ? だから――に――って」

「えぇっ!? そ、そんな事言うんですか!?」

「シッー! 声、大きいよ」

「す、すみません!」




「智子の奴、何話してるんだ?」

「さぁ……? でも智子があぁやって動くのって珍しいかも」

「そういえばそうだな。ちょっと見守っておくか」



「ただいまっー!」

「えと、た、ただいま……です」

「おう、お帰り。梨乃、智子となに話してたんだ?」

「あっ……えとその、あの…………」

「ほらほら、りっちゃん。ファイト! 喜んで欲しいって言ってたよね?」

「は、はい……すぅ~……はぁ~……」

「……?」

「……せ、せ、せせせせせっ!」

「せ?」

「せ、…………先輩!」

「っ!?」

「う、うぅ……」

「うわぁ……2人とも顔真っ赤だよぉ……」

「智子が言わせたんでしょ」

「そうなんだけど……」

「あ、えとその、ご、ごめんなさい! こ、こんな呼び方嫌ですよね! あはは……」

「あ、いや別に……嫌ってわけじゃ……」

「……え? そ、そうなんですか?」

「あ、あぁ、そのなんていうか、かなり効いた」

「そ、そうなんですか…………。あはは……」

「はは……」

「うぅ……。みぃちゃん、なんか目の前で恋人空間が出来上がってるよぉ……」

「智子のせいでしょが……。はいはい、2人とも、今日はそれくらいにしてそろそろ締めに入らないと」

「……はっ!? そ、そういえばそうだったな! と、とりあえず! メインキャラの初期設定紹介はこれで終わりだ! 今後こんなことが起きないように気をつける(らしい)からよろしく頼む! じゃあな!」

「えっ!? カ、カズくん、それはいくらなんでも無理矢理すぎるんじゃないかな!?」

「え? ふ、2人とも待ってー!」

「結局俺の出番はまったくないのか……。くそぉおおおおおおおおおおおっ!」




「あ、あははは……み、みんな行っちゃいましたね……。えと、そのあの……こ、今回はこんな回を読んでいただき……えと、ち、違う。そうじゃなくて、あのそのえと……な、何が言いたいかというと、その……こ、これからもよ、よろしくお願いしますっ! だ、ダメ……こ、これ以上の事言えないよ……。こ、今度は本編で会いましょう! ではっ!」
















「お、梨乃お帰り」

「も、もう……。和真くん置いていくなんてひどいです……」

「ご、ごめん。ちょっと我慢できなくなってな……」

「我慢……ですか?」

「あ、あぁ、その『先輩』って言われて……喜んでる自分が異様に恥ずかしかったんだ」

「そうなんですか……………………えと、その先輩?」

「っ!?」

「先輩? どうかしたんですか? お顔真っ赤ですよ?」

「な、なんでもない! なんでもないぞ!」

「本当ですか? 先輩?」

「………………梨乃、ごめん、もう我慢できない」

「ふぇ……? 我慢できないってなに……きゃあっ!?」

「せ、先輩、きゅ、急になにを……ひゃぅん! そ、そんなところ触っちゃ……だ、ダメですってばぁ、せ、先輩……は、恥ずかしいです……」



ということで、作ってしまったわけですが…………え? 最後のを是非R-18で、ですか? そう言われても困るんですよね……。自分の持ってるシチュエーションは余り多くないので……今ここで使うと梨乃との2回目のエ――コホン! 今のは聞かなかったことにしてください。


さて、そろそろ本題へ、今回は初期設定公開という事で会話自体は即興で作りました(オイw

8話中編でのミスが生じた一番の問題ですね。

最後の方に書いてあるとおり河上梨乃は新入生という設定だったので、『3年前』という事だったんですよね。ようは、中学時代の話だったんですが、間違えて『高校生』とも書いてましたね。これは完全にそのときの自分のミスです。それだと1年の空白があるという話になるのですが、こちらもミスで2年の2学期ではなく、3年の2学期です。

こうやって書いてみるとミスが多いですね……。さすが初期設定(何でもそのせいにするなw

と、まぁ今回のミスはこんな感じになります。本当にすみません。

一応初期設定としては8話中編の部分しかないので、こういうミスはもう起こらないと思いますが、これから気をつけていくのでよろしくお願いします。


………………本編のほうはもう後1、2週間お待ちください、すみません。中々時間が取れなくて……。

それでは今度は本編でお会いしましょう!

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