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神様の愛

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

呪〇廻〇と言い、ダーク〇〇〇リングと言い、現実でも通用する名言残して来るのが凄いところ。


神様の愛って時空を無視して掛かるんですよ。

好きで好きで、愛しくて愛しくて仕方が無いから。

人の愛、神様の愛、何方も愛に違いは無いが、やはり、と言うか神様の方が出来る事が多い。だからこそ、愛情の向け方も違って来る。


彼女と一緒にお参りに行った時、伽羅や白檀の香りがした。其れは陣地に入り込んだ時にすぐ分かる程に強烈。思わず目を見開いたぐらいだった。

だが不思議な事が一つ。線香置きに線香が無かった。網目の上に何も置かれていない、其れは疑問を浮かべるに難くなかった。

「ご機嫌、麗しい様で」

彼女はただそう言った。その言葉は私ではなく、御祭神に向けた言葉だった。


私の友人が悩みを抱えていた。自分の力ではどうにもならない事で、パワースポットの紹介を求められた。それぐらい、彼女は追い詰められていた。

私は少し考える。相応しい方を一柱知っている。きっとお力になって下さるだろう。けれども願うと言う事はある意味、諸刃の剣だ。神様に一つ、貸しを作ると言うことなのだから。

だが窶れた今の彼女に対し、これ以上何か負担を掛ける事はしたくなかった。だから私は口を噤み、ある場所へと彼女を連れて行った。

お香の匂いが強い。この方は、悩みを持った者に取り分け優しいから、きっと頼られてお喜びになられているのだろう。そして私は腹を括った。

「お願い事が済んだのなら、戻ろう」

もう、契約は交わされた。

あの日から、彼女の様態は少しづつ良くなって言った。窶れていた肌は艶が戻り、どんよりとした雰囲気も柔らかなものに変わっている。

彼女は私に礼を言った。お礼参りをしたいから、またあの場所へ行こうと話を振ってきた。

「君が義理堅くて安心したよ」

「何かして貰ったら、お礼を言うのは当然でしょう?」

この子の空気を壊したくなくて、私はまた口を噤んだ。


愛、愛、愛。とても尊く、素敵な言葉。自分の痛みや面倒臭さを振り切って、貴方の為に何かしてあげたい。貴方の幸せの為ならば何だって出来てしまう。そんな言葉。

其れは人間も神様も変わらない。けれどもやはり、神様の方が行使出来る力が強い。人が出来ない事も、力を使えば何て事はなち。

貴方の為に何かしてあげたい。その為に、貴方の今の状態確認する必要がある。貴方が今、幸せなのか、貴方が今、不幸せなのか、貴方に今、不足があるのか。見て、見て、見て、見て、見ないと何も分からない。

だから神様は気に入った者に鈴の着いた首輪を付ける。貴方の今、どんな状態なのか知る為の首輪。何かあった時にすぐに手を差し伸べられる様に付けた鈴。

「神様の愛って徹底した監視なの。貴方が何処にいて、何をしていても、手に取る様に分かる。時空を無視して見てくるの」

だから愛情深い神様の愛というのは、諸刃の剣。貴方が何か気に触るような事をしたら、何時でも祟れるということたから。

呪〇〇戦の〇〇先生の愛の名言あるじゃないですか。

『愛ほど歪んだ〜』って奴。

ほげー。とか思って、ぬぼーっと見てたんですよ。

そしたら別の漫画と現実で伏線回収しました。


ダーク〇〇〇リングって漫画があるんですけど、心霊スポット行くんですよ。

で、危険度のランクが決まってるんですよ。

そこで出た、言葉。

『距離を無視した〜』って。

その時に、開いた口が塞がらないぐらい、衝撃を受けたんですよ。


※知りたい方は検索かけて見て下さい。

※wikiに乗ってるんで。面白いですよ〜。


愛情を向ける相手って、相手の事を知らないと独りよがりの物になるじゃないですか。

例えば、相手の欲しくない言葉や物を渡して満足したり、有り難迷惑な事したり。

だから、適切に愛情を与える為には、相手が今、どんな状態か見極める必要があるんですよ。


人間の観察には限界があります。

その場に居ないとその人の状態とか分からないから。連絡取らないと、何してるか分からないから。

でも神様って、『神様が見てるから馬鹿な事は止めなさい』という言葉があるぐらい、視野がべらぼうに広い。

とにかく広いんですよ。


其れに愛情が混ざると

『貴方が困っても直ぐに駆け付けられるように、ずっとずっとずーっと見守っているからね!!』

ってなるんです。


これを人間の尺度で考えると、ある意味とっても怖いことじゃない?

ヤンデレクラスの愛情を惜しみなく注がれるという事だから。

でも神様の尺度では割と普通。という心の違いの話。


神様の愛って、距離を無視した惜しみのない愛、つまりは監視。其れを人の尺度で考えると、狂愛に陥るよねという話。


まぁそういう話が好物なので、ヤンデレとか、復讐者のクラスが好きなのですが。

『貴方の為ならば何でもしてあげられる。自分の命だって惜しくない。だから大切な物に手を出したら漏れなく潰す』

というスタイルが。

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