表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/14

森の中でおじさん困惑

とある森の中でおじさんは目覚めた。

何がどうなっているのか分からなかった為、立ちあがろうとしたら立ち上がれず、手も小さくなっている。

湖で確認したら、とても可愛らしい少女が写っていた。



一体、おじさんの身に何が起こっているのだろうか。


ここから始まる、おじさんと少女の旅日記!


※カクヨムにも投稿しております。

 目ば覚めると、横向きに倒れてしまっていた。

 チラと目線を横に向けると、見知らぬ青空だった。


 そんなことを考える日が来るなんて思ってもなかった。いや、青空は見知っているのだけれど。

 俺のさっきもまで見ていた景色は、こんなに澄んだ青空だったのだろうか。違うかったはずだ。


 しばらくの間、ぼーっと空を眺めてみる。横向きに寝ていたから、空が見にくくて仰向きになる。


 ここはどこなんだろうか。さっきまで俺は違う場所にいたはず。左右を見ると、鬱蒼として森にが見える。こんな森の中に囲まれた場所にはいなかったはず。


 本当に、ここはどこなのだろうか。どうして俺はここにいるんだ? どうしてここに自分はきてしまったのだろうかと、思わず頭を抱えてしまう。確か俺は夜遅くまで会社のデスクに張り付いて、仕事をたくさんしていたはずだ。


 それが気がついたら、こんな所にいつの間に横たわっていた。

 確か、俺は仕事をしていたはずだ。いつも通りにしていたはずなんだ。


 なのに、急に森の中にいた。いや、現在進行形でいる。


(と、とりあえず、誰かいないか叫んでみよう。)


「だりぇかいみゃせっんかー!…ん!?」


 待て。今出た声は、明らかに幼い子どもの声だったような。しかも、女の子の声だったような。

 しかも舌ったらずときた。

 困惑しているのは仕方ないにしても、とりあえずは確認が先だと思って、どこかにに水とか何かないだろうかと、立ちあがろうとすると…。


「いたっ!」


 そんなに俺は体のバランスが悪かったのだろうか。もう一度立ち上がろうと地面に手をつくと、可愛らしい小さな手が見えた。

 頭に疑問符が浮かぶ。


(夢…か?なんか、小さい手が見えたんだが…。)


 とりあえずは自分の今の現状を確認しないと。思い立ったが吉日。何とかバランスを整えて立ち上がって辺りを見渡すと、少し先に池が見えた。


 あそこでなら、自分の今起きている状況が少しでもわかるかもしれない。

 ヨタヨタと歩きなら、やっとこさ池にたどり着いて、自分の顔を(のぞ)き込んでみると、そこには目はとても大きく、紺碧の色をした目の色をしていて、髪の毛は金色をしている見た目は可愛らしく、年齢はまだ10歳くらいの見た目をしている。


 池に映る自分の姿に、思わず驚愕きょうがくしてしまう。流石にこれは夢でしかないと目をこすって、もう一度覗き込んでみる。

 しかし、そこには同じ顔の()()が写り込んでいるだけだった。


 一体どうなっている。何がどうなってこんなことに。そんな疑問しか頭をよぎらない。

 自分がどうなっているのかも分からなければ、何故ここに居るのかも分からない。分からない事が多すぎて、どんなことよりも何よりも思ったことを叫んでしまう。


「ここ、どこなにょおぉぉぉ!!」

 

 待て待て、口ですら回っていない。さらに言うなら、性別すら変わっているどころか、体も小さくなってしまっている。

 あんなに大きな声だったのに、人っ子一人現れることはなかった。幼く(つたな)い声が森中に木霊(こだま)していくだけであった。


(わぁ、本当に可愛い声だぁ…。)


 現実逃避しながらも、とりあえず状況整理をしていこう。そうでなくては、頭がおかしくなりそうだ。

 まずは手を見てみることにした。

 その手は、大きかったはずの手とは(こと)(こと)なり、紅葉のような手と言えるような、小さな手をしていた。


 次は体を観察してみる事した。

 体はガリガリで、決して肉付きがいいとは言えなかった。

 足は靴を履いていないからか、皮が()がれていて痛々しいことこの上なくて、しかもグロテスクだし、痛くなってきたしで、見ることを放棄した。だって痛い。

 服は…なんとか着ているが、ボロボロで汚れすぎているワンピースだ。ボロボロの布切れと言っても過言ではない。

 いや本当に布切れすぎて、ドン引きしてしまう。


 体の観察が終わったら、自分が今いる環境を観察する事にした。

 池以外は決して何もない森の中。だが、木が多いしげっているためか、光は入りにくくなっていて、仄暗(ほのぐら)い空気がある。


(なるほど。そうかそうか、今自分はこんな環境にいるわけか。いやぁ、すごいなぁ、こういう事も起こるものなんだな。納得したぞ。)


 なんて…そんなわけがない。全くもってない。この状態がおかしいことなんて分かりきっている。

 なので、ヤケクソになった。

 

「何だ、このかりゃだはー!しかも、もはや骨と皮な体ちゅきだし!まともにしゃべりぇないし!しかも怖いし!何がどうなってりゅんだーー!」

知らない森の中で目が覚めた人物は男の自分が少女の姿になってしまう事に困惑してしまう。

一体どうしたらいいのかを、叫んでしまう。

さて、ここからどうなってしまうのだろうか。



名前すらも明かしてないんだが。

自分でもこれからどうなっていくかを、まだ考えてないから時間かかるかも。


よければ、いいねと感想お待ちしてます。

励みにします。

そして書きます。


よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ