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ダブルワーク

スズラン 放課後



「確かに受け取ったわ。明日までに数えておくからね」


「はい。明日もおねがいします。」


先ほどのパン屋の女性に今日の売上金を渡して分かれた。


私はそのままいつもの喫茶店へと向かう。


その理由は今日のお給金でコーヒーを飲むためではなく・・・・


「いらっしゃいませ~」


ウエイトレス姿の私は笑顔を振りまいて挨拶をしていた。


放課後はここで働かせていただいている。


「スズランちゃん、バニラアイス~」


「こっちはコーヒーゼリー」


「わかりました」


学園販売所に比べればこちらは比較的平和だ。


4年前に頼み込んで雇っていただいて、最初は厨房で皿洗いからはじまり掃除になりテーブル拭きになり、そして2年前にオーダー取りを許された。


むしろ4年間も働かせていただいてるので顔見知りも多い。


たまにデートでもという男の人もいるけどすべてお断りしている。


惹かれる人がいないのもあるけど・・・・なによりお母さんを助けたいから・・・


お母さんが帰ってくるのが19時半くらいなので19時に上がることになっている。


「店長すみません、いつものお願いします。」


「あぁ、わかってる、もう準備できているよ。」


そういってバスケットと今日のお給金を受け取る。


いつも3時間ほど働くのだが賄いを受け取って晩御飯にしている。


「ほんとえらいねぇ・・・・私の学園に通ってる頃は働きたくなかったけどねぇ。」


「母子家庭なので少しでも力になりたいんです。」


「そっか、今日もお疲れ様、明日もよろしくね。」


そんなやり取りの後帰路についた。

明日から仕事のためストックで対応しております。

更新が遅れたらストックが切れたと思ってください。笑

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