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友達として

スズラン 中央地区教会内



「えっ?わたしですか!?」


なんで一般人の私にそんなこと言うんだろう?確かに友達だけど指揮権なんかないのに。


「頭がよくて冷静なあなたが手伝ってくれると私も助かるの。さっきも助けられたし・・・お願い。」


パンジーさんは頭を下げて頼んでくる。


「スズラン、私からもお願い。パンジーさんはずっとあなたの事を気にかけてたし私も恩返ししたいの。」


「頭を上げてください。パンジーさん。わかりました。友達として助けますね。」


「もう敬語はいいわ。私もやめるから・・・お願い。バーベナさん、スズランをお借りします。」


「わかりました。スズラン?パンジーさんを助けてあげて。」


作戦を立てた私たちはそれぞれ持ち場についた。

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