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魔術の座学

スズラン 授業中



歴史の授業が終わり次の授業は魔術座学。


座学と実技の先生は違う先生なのが幸いだが、それでも実技の点数がない私には一番気の抜けない授業だ。


「魔術具は魔力があれば使うことができるが、結界外でも使うことができます。しかし結界外では魔術の威力が減衰します。魔術には魔力・魔力の流れ・魔力を変換する力この3つが必要とされていますが、もしこの3つだけなら結界外でも魔術が使えるはずです。そのため別の要素があるのでは?という考察が出ています。実際に魔物は結界の外でも魔術を使えますし、中でも使うことができるからです。魔術結界の原理を王家が広めていないために飽くまで推察となりますが、それを解き明かすことが現在の至上命題なのです。」


王家は魔術結界の理論を広めていないのは、どこに領土を作るか?だれを貴族にするかを王家が管理するためなのは公然の秘密となっている。


王家以外の人間が解き明かそうとしている、しかし魔術威力の減衰理由すらわからないため解明できていない。


そのため王家管理ではない領主の研究所も存在している。


教師が言い終わったところでチャイムが鳴る。


「今日はここまで。」


非常に考えさせられる授業と思いながら教科書を閉じた。

この小説には伏線をちょいちょい入れてます。

皆さんもあとで見直してここ伏線だったんだと少しでも思っていただけたら幸いです。

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