表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
消えた幼馴染みを探しに異世界転移します  作者: dome
十四章(最終章)
176/185

14-7、化粧


「何でこんなことに」


 私は大きな鏡の前に座らされて震えていた。



 学校の編入試験も終わり、なんとか編入出来た私は、つかの間の休息を堪能していた。

 つかの間と言うのはすぐに義務教育の卒業試験がやって来るからだ。そのための新しいテキストも用意されていて、勉強が苦手な私は心底うんざりしていた。


 私は勉強を中断して家を抜け出し、昼食後に近所を散歩してたら、現れた隼人に拉致られた。

 そのまま車で有無も言わせず連れて行かれたのは服屋だった。多分。


 隼人に連れてこられたのは、コンクリートの壁にメタリックカラーの家具が並んでいる鏡張りの不思議な部屋で、服はみあたらない。なので、ここが本当に服屋さんかどうかは不明だ。


 しかも隼人は「終わったら教えろ」と言って車でどこかに消えてしまった。

 一人にしないでよと! 思うが、そんなことを隼人に言っても無駄だ。


 ……隼人の不在がうれしくないなんてはじめてだ。


 私は隼人に連れてこられた事を心底呪った。



 ……しかしここはどこなんだろう。


 服屋ときいていたのに、服がみあたらない。

これだけでかなり怖い。しかもお店の人は男性か女性かよくわからない感じの人だった。

 その人は、派手な柄物のシャツを着て、黒いスラックスを履いている。大きく開いた胸元や耳はきらびやかな宝石で飾りたて、顔もきっちり化粧を施していた。


 ……年は隼人くらいなのかな? 隼人もかなり年齢不詳だけど、手や首をみると年はいってそうだ。


 私は鏡越しにおにーさん? をチラ見して、前に似たような事があったなと思い出した。

 地下に縛られて、男性にドレスを着せられて、まぶしい舞台に上げられて……沢山の人の顔が……あれは本当にあったこと? それとも夢?


 私の説明に多分が多いのは、私の知っている世界とは全然違うからだ。

 私の知っている洋服屋さんは、店舗に服が並んでいて、客が服を選んで試着等をして買って帰る。

 でもここは、このお店の人が選んだモノを着るっぽい。しかも下着から。下着から!(ショックだったので二度言う)


 下着は女性が応対してくれたけど、なんか触られた。直接上げて寄せてされた!

 特殊な下着のおかげで発生した胸の谷間に驚きを隠せない。


 ……私に谷間が! まるで胸みたいだ!


「まー、お肌キレイね。真っ白」


 そう言って、おにーさん? が私の顔や腕にクリームを塗る。爪も綺麗にしてもらって、星が散ったような付け爪をしてもらった。眉を手入れして貰ったので何時もよりも細い。さらにまつ毛が重い。瞬きするとぱさぱさする。


 着せられたイブニングドレスも、薄いグリーンで肩や腕の部分には布がなく、肩がむき出しだ。踝まで届くスカートは細身で薄いシフォンを被せていた。


 ……なんか、こーゆー服着たことあるきがする。どこでだろう? パーティー? 結婚式……はママのしか出たことないや。


 私が首を傾げていると、お店の人がアクセサリーを選び始めた。


「ネックレスは小ぶりのほうが華奢な感じが増してかわいいわね。耳は……ピアスホールつぶれているわね。イヤリングになるわ」

「ピアス?」


 お店の人は私に手鏡を渡す。


「ほら、ピアスを開けていたあとがあるでしょ、両耳ともよ?」

「本当だ、知らなかった」


 ……私は異世界でピアスをつけていたのか。


 ピアスと聞くと途端に不安になる。

 何か、とても大事な石をつけていた気がする。私はそれを何処にやってしまったんだろう?


「はい出来た。靴はこれで、立ってみて」


 ヒールのついた靴を履いて、よろけつつも立ち上がり、大きな鏡の前に立つ。鏡に映った自分の姿に違和感を覚えた。


 ……本当に今鏡に映っているのは私なの?


 私の記憶に、ふわりとある人の姿が重なって見える。

 視界がチラチラと点滅し、意識が裏返るようにその場に崩れ落ちた。



◇◇


 目を覚ましたとき、車のフロントガラスが見えた。

 隣には隼人が運転をしていて、私は助手席に寝かせられていた。


「……隼人!」


 突然起き上がったので、シートベルトに引っ張られて、座席に頭を打つ。


「いたぁ……」


 涙目になり後頭部をおさえていると隼人が運転しながら笑っていた。


「緊張して貧血とかお前クソ弱いな」

「隼人があんなところに黙って連れていくからいけない!」

「進学祝いに親が服を買うくらい普通だろう」

「それ、はじめに教えて欲しがった。どっかに売り飛ばされるかと思ったし!」


 隼人は鼻で笑う。


「お前なんて買うやついねーよ」

「……います、いました!」


 ……いや、買われた事あったっけ? それってどーゆー状況なんだろう?


 はてと、記憶に尋ねても答えは無かった。まあ、テレビか何かでそーゆーシーンを見たのだろう。


 私は隼人から顔を背けて窓から過ぎ行く景色を見ることにした。閑静な住宅地の叔父の近所とは違って、ビルが建ち並び、多くの車が見えた。


「コウ……」


 車は信号待ちで、隼人は私に声をかけた。


「返事くらいしろ」


 隼人は私の頭をはたくので、私は緩慢な動作で隼人を見た。そのまま無言で隼人の言葉を待つ。


「お前は、俺の何処が嫌いなんだ?」


 私はふて腐れた顔のまま、返事もせずに隼人を見る。


「その顔ぶっさいく」

「隼人は隼人だから嫌い」

「理由になってないな、改名しろと?」


 苛立って車を発進させる隼人から顔を背けて、私は顔を窓の外に向ける。外はすっかり日が暮れていて、街の灯りが目の前を流れすぎて行った。


 隼人が嫌いな理由は多々ある。常に私や信をバカにするし、ママを独り占めする。でもそんな事以外に、何か言葉にできない底知れぬ怖さがあった。

 私は自分の手が震えているのに気付いて、手をさすって恐怖心を押さえていた。


 ……隼人の目が怖い。直視出来ない。この人の言葉を聞くのが怖い。


「隼人はママが好きな人だから、私は嫌いじゃないとダメ……」


 隼人はウインカーを鳴らして道を曲がる。


「エレンが嫌がるからか。成る程ね……お前らしいわ」


 そう言って隼人が私の頭をポンとはたくので、私は腕で頭をガードした。


「じゃあそのままでいいや。エレンの意思を尊重しよう」


 私はクスクス笑う隼人の横顔を見て思う。


 ……世界で唯一の家族なのに、どうしてうまくいかないのだろう。私はこの人の何が怖いんだろう。


「お弁当」


 私がポソリと呟くので、隼人は何だと尋ねる。


「ジーンさんちに、私が学院にいたときのノートとかがあったの。そのノートに、前に約束した事が書いてあった。私が隼人にお弁当作ったら食べてくれる?」


 隼人は私の頭に手を置いた。撫でられるかな? と思ったらペシリとはたかれる。


「痛い……」

「一人暮らしの野郎の家にほいほいと連れ込まれるなよ、襲われるぞ」

「信はそんなことしないから。それに、私が歩いて行ったの。連れ込まれてはいません」

「余計に悪いわ」


 そう言って、隼人はまた私の頭を叩く。私は隼人と話をするのは金輪際やめようと決意して押し黙った。


 車は郊外のお屋敷に入って、隼人はお屋敷入り口に車を止めた。そして鍵をそこにいた人に渡して、私が座っている助手席の扉を開ける。隼人は私に手を伸ばした。


「じゃあエレンの為だと思って、今日は俺と仲が良いフリをしろよ」

「今日何があるの?」


 差し出した手をとらず、警戒してじっと隼人の顔を見た。隼人は私の手を引っ張って車から出す。


「お祝いだよ」

「えっ?」


 ……誰かのお祝いに飛び入り参加? 誰の? 誰の? お祝い?


 会場には既に多くの知らない人がいたので、私は青ざめた。

 私の心配をよそに、隼人は笑顔を顔に貼り付けて、私をエスコートする。

 隼人の腕につかまるのは嫌だけど、ヒールのついた靴で歩く自信は無い。ここで転ぶわけにはいかないし、仕方がない。


 私は心を無にして隼人の腕につかまった。単独だとヒールで転びそうだし、人様のまえで喧嘩するわけにもいかないし。

 緊張しすぎて変に笑ってしまう。声に出すならウヒヒって感じ。

 そんな私を、受け付けの横でジーンが不安そうな顔で見ていた。


「ようガキんちょくん」

「仲直りしたんですか?」


 隼人の言葉の「がきんちょ」の部分だけ日本語だったので、まわりの人には通じず、ジーンと私だけが眉間に皺を寄せた。

 私は隼人から手を外して、ヨロヨロと歩き、ジーンの腕につかまる。


「仲直りとかしてないよ。つかまっていたのは、人と靴が怖いだけ……」


 私はスカートの裾をめくって、ジーンにハイヒールを見せる。


「どうりで背が高いと思った。なんセンチあるんだそれ」

「危ないよね、この踵で隼人踏んだらきっと楽しい」

「アホ言うな」


 隼人が私の頭をはたく。これで四回目。

 腕につかまっているのに、それでもヨロヨロしている私に、ジーンは憐れみの目を向ける。


「爪先で歩こうとしないで、足全体を床につけるといいとアリスに聞いた事がある」

「足全体……こうかな?」


 私はフラフラとしながら、手を離して一人で歩いてみた。


「生まれたての小鹿のようだな」

「なんであんなもん履かせたんですか、危ないですよ」

「知らんわ。知り合いにまかせたらあーなった」

「フレイそっくりじゃ無いですか、わざわざ仮装しなくても……」


 隼人は呆れ顔でジーンを見る。


「ボウズ、お前さぁ、女の子が化粧してドレス着てんのに、感想が仮装って酷くね? 本当に好きなの?」

「うっ……」

「今日は俺という社交のお手本がいるからな、ロードの陰に隠れてないで、ちゃんと見とけよ、俺を」

「……はい、分かりました」


 ……うわぁ、なんか隼人が信をいじめている。隙あらばからかうなぁ、あの人は。


 ジーンの所に戻ろうと、私は必死で足を動かす。


「あっ、なんか歩き方分かってきた」


 スッと歩いて、ジーンの腕につかまる。そして隼人を威嚇するようににらんだが、隼人は楽しそうに笑った。


「コウ、座れる機会があれば、なるべく座りなよ? 馴れない靴だと靴擦れするし」

「ねぇ、今日何があるの? 隼人意地悪だから何にも教えてくれないの」


 隼人は私を見てニヤリと笑う。


「お前の入学祝い」

「……え」


 私は青くなる。


「そんな個人的な事で何人呼んだの? ここ人一杯いるし」


 私は辺りを見回して、ジーンの腕に隠れた。


「……コウ、落ち着け、嘘だ」

「嘘なの?」

「ほい、そこの小鹿、こっちに戻れ。挨拶回りするぞ」


 隼人が私に手を伸ばすので、私は舌を出して、差しのべられた手を叩いた。


「嘘つきキライ」


 拒絶されても、隼人の笑顔は崩れない。

 車から降りてから、隼人は何故だかずっと笑っている。笑うといい人そうに見えて不快だ。


「単に会社の懇親会だ、娘役頑張ったらなんか買ってやるよ」

「なら私ジーンさんちに住みたい!」


 隼人は笑顔で私の頭をはたいた。


「痛い」

「学生が同棲していたら外聞悪すぎるだろう、阿呆」


 私は叩かれた頭を撫でて、隼人をにらむ。ジーンはうんうんと、頷いていた。


「今日五回も叩いた……慰謝料をせいきゅうします」

「金ですむなら楽だな」

「むうー」


 お金以外で、隼人が嫌がりそうで、私が得をすることって何かあるかな?


「じゃあ頑張るから、貴方達が私に隠し事をしてるのみーんなおしえて?」


 隼人は一瞬真顔になるが、すぐに元のニヤケ顔に戻り、私の頭をグリグリと撫でる。


「いいけど、泣くなよ?」

「全部だよ? じーさまの事とか、隼人とママのなれそめとか、ジーンさんが何でおじさんちの養子なのかとかも全部教えてね?」

「話終えるのに五年くらいかかるぞ」

「いい、気長に聞く」


 私は真面目な顔で頷いた。



 古いお屋敷をホテルに改築したような建物を、私は隼人にエスコートされて歩いた。

 隼人が言っていた、会社の懇親会というのは本当だったようで、医療機器のお得意様や病院関係のお偉いさんが会場に集まっていた。

 私は海外から戻ってきた隼人の娘と言うことで、薄ら笑いを顔に貼り付けて、沢山の人に挨拶をした。


「名刺一杯くれた……」


 一旦会場から出て、篠崎父娘はロビーに出る。


「もらっとくわ。お前に渡してどーすんだか」

「隼人、私もう疲れた。靴痛い」

「弱っわ。三十分も経ってないのに。エレンとか五時間ヒールで突っ立っててもびくともしなかったぞ」

「それ、どーゆー状況? 廊下に立ってろ! みたいな?」


 隼人はどこか遠くを見て、フッと笑った。


「……例えだよ」


 隼人は受け付けを手伝っているジーンを探して手招きする。


「……何か?」

「うちの娘を目立たない所で休ませろ、どこに誰がいるか分からないからイチャつかないように」


 そう言って隼人はその場から立ち去って、他の来客者の所に行った。

 私はジーンの所に逃げこむと、ほっと胸を撫で下ろした。ジーンはひとまず飲み物を貰って、私と二人で会場の隅で一息ついた。


「コウ、大丈夫? それアルコール入ってない?」

「苦くないから、ただのオレンジジュースだと思う。飲む?」


 私がグラスを差し出すが、ジーンは手で押さえて断った。

 私はぼーっとしながら、会場を見まわす。


「隼人の外面をはじめて見たよ。快活でにこやかで、すごくいい人オーラでてた。相手をずっと褒めているのよ、仕事してるときはあんな様子なのね。隼人は嘘が上手」

「……隼人さんね……もしかしたら、快活なイイ人が本当の姿かもしれない。と、最近思ってる」


 私は驚いて、ジーンの顔を見た。


「今もいびられていたのに、どうしてそう思うの?」

「意地悪な隼人さんって、本当にレアで、俺と幸限定だから。いびる内容だって、大人が子どもを諭すようなものだし。言い方はとても悪いけど」

「さんざんいびられたのに、君は度量が大きいねぇ……」


 ジーンは「その目はやめなさい」と、私の頭を揺らす。


「実際にすごく有能で頭が切れる人なんだよ、財団の資金運用もあの人の手腕だしね」

「財団?」

「十四才で瀕死の俺を匿ってくれた団体かな」

「隼人は信の恩人なのね。だから懐柔されちゃった……」


 面白くないと、頬を膨らませる私に、ジーンは笑う。


「まあ、偏見なしで見てみなよ。イイ人だよ、隼人さん」

「無理!」


 広間の隅で話し合っている二人に声が掛かる。


「あ、いたいた」


 会場の人混みから抜け、灰色の髪をアップに結い上げたミレイが二人に向かって歩いてきた。紺のドレスがすごく似合っていて、綺麗でグラマーな女性だ。私は座ったままで気力無く手を振る。


「ミレイのお陰で学校受かったよ。勉強教えてくれてありがとう。今日も美人だねー」


 ミレイは誉められてくるりとまわる。


「いいでしょう。コウが学校に受かったから社長が買ってくれた。高いのよこれ」

「うんうん。よく似合うよ。元から美人だしねー」


 私が力無く笑うと、ミレイは隣に座って私のおでこを触る。


「お前は既に瀕死だな」


 おでこにくっつけられたミレイの手が冷たくて気持ちいい。ミレイは優しい。


「人に会うの緊張するの。気が疲れる」

「まだ始まるまで時間あるから少し寝てな。男の肩なら問題あるけどボクなら平気だろ」

「ありがとう。そうさせてもらう」


 私はジュースをジーンに渡して、ミレイにもたれて瞳を閉じた。


◇◇


 幸がすうすうと寝息をたてるのを確認して、ミレイはジーンに聞いた。


「まだこいつ思い出して無いのか?」

「そうですね、でもまあ、学院の夏至までは覚えているから、なんとか交際には至りましたよ」

「交際って、セカンダリースクールかよ」

「コウはここだとお姫様だからなぁ。敷居高いよ。まず隼人さんを落とさないといけない」


 ミレイは遠くにいる隼人を見て苦笑した。


「あいつ、金持ちと女には甘いけどな。お前にはとびきり厳しいよなー」

「まあ昔からなんで、慣れていますよ」


 ジーンは頷いて肩をすくめた。

 ミレイは寝ている幸の頭を撫でて言う。


「何で今日こいつコスプレしてんの? これじゃあエディの夢の女みたいじゃん。ホラ、乳上げ底」


 コウが気にしている胸を触って、ミレイはケラケラと笑う。


「多分、客寄せパンダ役なんだと思いますよ。アリスの研究の」

「なるほど」


 ミレイは肩に乗っている幸の頭をずらして、幸の化粧が落ちないように気を付けた。


「魔女だったり女神だったり、こいつも大変だなぁ」

「ホントにね」


 ジーンとミレイは、きらびやかな会場を見て溜め息をついた。



幸が隼人を怖がる理由は、エレンママを事件に巻き込んでしまった罪悪感からです(この辺本編に入りきらなかった)


巻き込んだと幸が勝手に思っているだけで、エレンは幸がフレイの依り代になると分かって産んでいるので、幸が巻き込んだわけではなく逆なのですが、幸はそれを知る手段はありません

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ