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消えた幼馴染みを探しに異世界転移します  作者: dome
八章(セダン・再)
104/185

8-8、隔離部屋にて


 アマミクとアマツチはエレノア姫の部屋から出ていった。うるさい二人が消えて、防音完備の部屋に静寂が漂う。


「王たちに気をつかわれてしまったな。でも三の姫の疑いは晴れたようだ」


 ジーンは三の姫からの敵視が外れてひと息つくと、ベッドの上にいる私を見た。


「コウ……」

「待って」


 私はベッドの上で正座をして手を合わせ、ジーンに向かい深々とおじぎをする。


「昨日は助けてくれて、ありがとうございました」


 そこまで言って顔を上げると、ごまかすように笑顔を作った。


「それで、この件はこれで終わりねっ!」


 言うだけ言うと、ベッドを飛び下りダッシュで逃げる。そのまま部屋を出ていこうとする私をジーンは素早く捕まえた。


「幸、その件なんだが……」

「掘りかえさないで!」


 捕まれた手をパチンとはたく。

 昨日の事は思い出したく無いし、なんだか怒られる予感しか無い。逃げたい。

 しかし出口は塞がれている、ならば隠れる場所はベッドしかない。

 私は逃げるようにベッド行き、掛布に潜って丸まった。


「なななんであんなことになったのか、私にはわかんなくて……ずっと考えてる……こ、こわいし……」

「レーンは好きだから襲ったんだろう」

「えっ?」


 私は敷布から少しだけ顔を出す。ジーンは呆れ顔で私を見下ろしていた。


「なんで? アノヒト初対面だよ?」

「いや、あっちはかなり知っている風だったろ? なんかフレイとか呼ばれていたし……」

「あっ、そうか……レーンはフレイが好きで、あんなことをしたのか」

「それか、幸が挑発したかだな……」

「……ヒィッ」


 ……そんな大層な事はしてないよね? 怒らせたり泣かせたりはしたけど。


「信、あの人ね、私がフレイを呼べないと知ると、首を絞めて殺そうとしたのよ? 頬をバシッてぶたれたし……好きな人を叩かないでしょ……普通」

「普通じゃ無いから邪神と呼ばれているのだろう」

「……ひぇ、こわ」

「出ておいで、コウ」


 ジーンはため息をついてベッドに腰掛け、亀のように隠れている私の背中に手を置く。私は渋々敷布から出て、正座をしてジーンから顔を背けた。


「幸さん何才?」

「……十五才」

「幸さん生理はありますよね? それって、女性として体が出来ているって事ですよね?」

「うああ……はぃ……ありますぅ……」


 ……いや、最近とんとご無沙汰な気がするけれど、中学生やってたときはありました。が、信には聞かれたくない話だなぁ。


 話題の気まずさから、ベッドに伏せる私の頭を、ジーンはペシッとはたいた。


「あーゆー状況では逃げないとだめだろう、もっとしっかり抵抗しなさい!」

「ひっ!」


 ……痛くはないけど、なんだか信がガチギレしてない? 怖い、何でこんなに怒ってるの?


「……て、抵抗したのよ? でも逃げても追い付かれたし、鍵掛けて隠れたのにすぐにばれたの。それにあの人、アレクを虐めてた。それってアレクより強いんでしょ? あれが外に出たら何するかわからなくない?」

「……それで?」

「ひぇっ!」


 声のトーンがめちゃめちゃ低くなった。説明しても信の怒りはおさまらかったみたいだ。

 私は声のボリュームを下げて呟くようにボソッと言った。


「わ、私で足止めできるなら、それでいいかな……と、思った……」

「よくないだろう」

「だって、相手は信の体だったし……べつにいいかな……って……」


 ぐはぁ、顔熱い。頭に血がのぼって湯気が出そう。


「コウ……」

「うわぁ」


 ジーンの顔には静かな怒りが浮かんでいた。


 ……怒ってる、竜の体でここまで怒った顔が出来るのか。


 世界樹の抑制が無いというのはこーゆーことかと私は思う。私はジーンの出す怒りオーラに怯えて震えた。


「俺がやってるわけでもないのに、コウに手を出されるとか最悪だからね、もし妊娠でもしたら大変だからちゃんと逃げて」

「……ニンシン?」

「そこからか、コウさんはそこからか……」


 ジーンはハーッと息を吐いて肩を落とした。


「だって、そーゆーのって結婚してからの話でしょ? 今の私に関係ある?」

「あるよ、さっきの生理があるか聞いたのはそーゆーことだよ」

「えっ? それだったら小学生でもママになれるんだけど……」

「することをしたら、可能性は無くもないんだよ」

「……すること?」

 

 具体的に? とか聞ける雰囲気では無くて、私は自力で考える。


「き、きすしたら子どもできる?」

「……出来ない」


 かなり呆れ気味の素っ気ない返事を聞いて、私は安心し、はーっと息を吐いた。


「コウ、学校は? 保健体育は……寝てたな」

「あのあとイギリスの寄宿舎にいたの。そこのルームメイトにその事を調べろって言われたけど、学院の図書室では分からなかったし、シスターはそんなこと何も言ってなかったよ?」

「シスター?」

「全寮制の、カトリックの女学校だったの……」


 ジーンは大きくため息をつく。


「まあいいや、幸はここでは子ども扱いだから。向こうでいえば小学生レベルだし、レーンさえ来なきゃ問題ないとしよう」

「しよ、しょうがくせい……?」

「幸はここの人に比べて背が低いんだよ。だから子どもにみえる、中身もそうだからよしとしましょう」


 なんか言い方がひどいけどその通りだ、逆に大人扱いだったら、売られた時にひどい目にあっていたかもしれない。

 私は口に手を当てて、ぶつぶつと呟いた。


「キスはせーふだった……」

「……はい?」

「そうだね、よく考えたら、大きな信とか、アマミクにもキスはされたし、そーゆーのがダメだったら大変だった。よかったー」


 ジーンは、私の独り言を聞いて固まった。


「……ちょっと、幸さん、詳しく?」

「えっ?」


 聞き返されるとは思っていなかったので、私はポカンと口を開ける。


「大きな俺って何? 女学院に大きな俺がいたのか? そして、その未来の俺が、幸にキスをした?」

「あっ! この部屋NGワード無いんだ! 何でも話せるね!」

「……話をそらすな」


 ジーンは私の顔を両手で挟んだ。

 全く痛くは無いけれど、ジーンの圧が恐ろしいからやめてほしい。

 私は話をするからと、手を離して貰った。


「未来の信ね! そう、そうなの。イギリスの女学院に五才年上の君がいたのよ、その君が……っていうか、君は学院のシスター見習いだったんだけど、シスターが私に口移しでスープ飲ませてくれたの」

「……シスター?」

「うんそう、君は帰ったらシスターの格好して、転入してきた私に保健室でスープを飲ませるのよ、恋愛的な意味は全くないの、薬を飲ませる為だから、そう、介護、介護よ!」


 ジーンはベッドに肘をついて頭を抱えた。


「……フィルターが排除する筈だ、荒唐無稽すぎる、一ミリたりとも信じられない、むしろ、信じたくない。コウは何か詐欺に合ったんじゃないか?」

「いやいや、本当に君だった。肩の傷も残ってた!」

「……ええ」


 ジーンが露骨に疑いの眼を向けて来るので、私は居たたまれなくて目をそらす。


「向こうに帰れば証人はいるんだけどね、ここでは私だけだね……アハハ」

「……いいや、まだ起きてない事は無いのと同じだ。寧ろ全力で聞かなかったことにするから」

「そうね、それがいい、丸く収まった」


 話が終わるかと私が息をつくと、ジーンは冷たい目で私を見ていた。


 ……ただでさえ見た目怖いのに怖い顔されると怖さ倍増だな、何か信のお怒りをそらすことは出来ないのか。


 私はジーンに言おうとしていたことを記憶の中から参照する。そして、一番大切な事を伝えられて無かった事を思い出した。


「……信、大事なことあった、怒らないで真面目に聞いてほしい」


 私は深く息を吐いて気を落ち着ける。ジーンは不機嫌顔のままだったが、くじけずに真っ直ぐジーンを見た。


「信、菊子さんは無事です、死んでいません」

「……えっ」


 ジーンは目を見開いて呆然とした。


「菊子さんはイギリスの病院に入院してる。怪我はないから意識さえ戻れば目を覚ますよ」

「コウ、菊子は俺が持っていた拳銃で胸を撃った。生きているはずは無い」

「信が撃ったの?」


 私が聞くと、ジーンは顔を覆って下を向いた。


「菊子は俺が持っていた拳銃を自分に向けて、自分でトリガーを握った。でもそれは、俺が撃ったのと同じことだ、俺が拳銃さえ盗まなければあんなことには……」

「信……」


 私は信が泣いているのかと思ったが、顔を見ても涙は出ていなかった。竜の体だと滅多に涙は出ないのかもしれない。


「大丈夫だよ、怪我は残って無いって、きっとサーとアレクが治したのよ」

「……そんな事が可能なのか?」


 信じられないと、呆然とするジーンに、私は近寄り自分の手を見せる。


「ほら、綺麗に治ってる」


 ジーンは黙って自分が治した私の掌の傷に触れた。


「菊子さんはね、エレンママを殺した記憶があるから目を覚まさないんだって、だから菊子さんを起こすためにその記憶を消さないといけないの」

「……」

「その為に、レーンという名前の時間を操る魔法使いを探していたの。それって昨日のあの人のことよね?」


 ジーンは下を向いていた顔をゆっくりと上げた。私はジーンの肩に手を置いてその顔をじっと見る。


「信、向こうに帰ろう。なんとかしてレーンを連れて帰り、そして菊子さんを起こそう」


 ジーンはしばらく黙って私を見ていたが、「無理だ」と首を横に振った。


「大丈夫、君は絶対に帰れる。その為に私はここに来たんだもん。意地でも連れて帰るよ!」


 ジーンは肩に手を置く私をじっと見る。


「神に等しい力を持つ魔法使いをどうやって説得する? 幸はレーンを倒すつもりなのか?」

「信の体だもん、そんなこと出来ない。私に出来ることは、お願いをすることだけだよ」

「やめろ、昨日の事をもう一度繰り返すだけだ。次も助けられるとは限らないから、彼には近寄らないでくれ」

「説得出来ると思うんだけどなー」


 能天気な事を言う私の額をジーンは指で弾いた。


「いったぁ……もう、何でいつもデコピンするの……」


 口では文句を言うが、このぶっきらぼうな感じとデコピン癖は確かに信だ。未来の信じゃない、一緒に過ごして一緒に育った大切な人だ。

 そう実感すると、感きわまって目から涙が溢れてこぼれた。

 それを見てジーンは私の額に手を当てる。


「泣かせるつもりは無かった、ごめん」

「伝わってるでしょ? 痛かったから泣いているんじゃないの、懐かしくて、ああ、本当に信なんだなーって思っただけ……」


 私は涙を流しながらふふっと微笑んだ。

 そんな私をくるむように、ジーンはそっと抱きしめる。私はジーンにしがみついて、背中や肩を触った。


「……不思議。その体はジーンさんと違うのに、やっぱり信だなーって思う……同じ……」

「え、誰と比較してる?」

「えっ、ジーンさんと……」


 と言って、私は、はたと気付いた。

 書庫にいるジーンさんは、信の未来の事だからあまり言わない方が良いのかもしれない。スープは言っていいと許可されたけど、書庫のキスはダメ。その線引きが私には分からないから、なるべく言わないようにしないと。


「間違えた。信、信と……」


 へへっと笑う私に、ジーンは無表情で言った。


「コウ、ピアスを取ってもいい?」

「な、なんで?」

「幸が嘘をついていると思うから、思考からあさろうと」


 私は耳を隠してベッドから飛び下りた。


「そんなこと言われて差し出すはずないし! これ取ったら地竜に怒られるよ」

「この部屋にいるかぎりは漏れないよ、問題ない」

「私が嫌なの!」


 私はドアまで走ってジーンを振り返った。


「あの校庭から私がここにくるまでの事を信に隠すつもりはないの。でも、少しずつね、私もまだ分からないことがたくさんあるから、今日はいちばん大切な事だけね……」

「コウ……」


 ジーンは私の前に立ってじっと顔を覗く。私はありったけの気持ちをのせて、「私の事を信じて!」と、強く思った。

 伝わったのか、ジーンは軽く頷いて、フッと笑った。


「コウ、今回俺がセダンに来たのは、水竜を迎える為だ。もちろん幸も一緒に来て欲しい。コウ、俺と一緒にファリナに来てくれないか?」

「いいけど私、邪魔になるよ? どこいっても隔離されるし、足手まといの迷惑ものだったよ?」

「側にいて貰ったほうがレーンが来たときに対処できるからね」

「そんな理由なのかぁ」


 私はぷうと頬を膨らませた。そして、じっとジーンの顔を見る。


「私は信が好きだから一緒にいたいし、見ていたいの。レーンから守ってもらうためじゃないよ?」

「すまない、ここに来てからずっと、感情で行動することは無かったから、その考えには至らなかった」

「竜の体の弊害なのね……」


 ……信は恋心だけでなく、殆どの感情が無くなっていたんだな。


 私が心配顔でジーンを見るので、ジーンは苦笑した。


「聖地で幸に会ってからは、かなりましになったよ、前は笑う事さえも忘れていたくらいだし」

「私に会うと人間に近付くのね……うん、なら君のご希望通りに外してみようかな……」


 私はジーンの手を引くと、危ないからとベッドに座って貰った。そして耳に手をあて地竜のピアスを外した。


 世界樹の石を鏡の前に置くと、私は座っているジーンを見る。頭頂から目、そして緑が散った青い虹彩を間近で覗いた。

 竜の体には臭いはないけれど、服は普通の服なので、療養所の薬の匂いがする。あとは熱。ジーンの体温は私より低いので、頬に触るとひんやりした。


「……うわ」


 ジーンは目眩をおこしたようで、目を閉じて私の腕にしがみつく。私はジーンを心配して肩を支えて背中を撫でた。


「……大丈夫?」


 私は心配でジーンを覗き込み、柔らかい髪に触る。信とは違って柔らかいなと思う。そこで私はピアスを着けた。


「……どう? 君が知りたいことは分かった?」


 ジーンは苦笑して、私の頭をグシャグシャと撫でた。そのまま笑いを堪えるように手で口を隠す。


「……分かるはずないよ……幸の感覚が衝撃的すぎて思考まで追えなかった」

「そんな驚かれるようなことはしてないよ、君を見ただけじゃない」

「普通じゃないよ、全く、どうりで怪我が痛い筈だ。痛覚だけでなく、五感全てが俺よりずっと鋭敏なんだな」

「……それは信が鈍いんじゃないのかな?」


 私がふくれて言うと、ジーンは私の肩に手を回してそっと抱きしめた。私はその手から逃げ出して言う。


「さっき伝わったでしょ? そーゆーのはドキドキするからやめよう……」


 ジーンは手を口に当てて考えた。


「これくらいの接触は日常茶飯事だったのに、幸はずっとこんなんだったのか……?」

「ううん、日本にいるときは普通だった。信といても、ママといるのとさして変わらなかったもん、最近だよこんなの……」


 ……パンダ公園からかな? いや、もうちょっと前な気がする。どこからか明確には分からないな


「俺はずっとそうだったよ」

「……えっ?」

「レーンと一時的に混じって思い出した。羽間信だった時は、幸と一緒にいるときにいつもそうだった」


 私は顔を上げてジーンを見る。


「いつも? それって、幼稚園の時も?」

「うん、しょっぱなが強烈だったので、どうしてもね……」


 ……しょっぱなというとあれだ、信の庭に侵入して泣いてる信にキスしたやつだ!


 私としてはママのするおまじないだったのだが、信はそう受け取らなかったらしい。

 と、言うと、あの日からずっと信はドキドキしていたってこと? そして私はそれに全く気が付いていなかったと。


「うわああ、ごめんね……私のせいだ」


 ……大人の信が言っていたことはこれか。私が信の気持ちに気がつかなくて、大人の信はずっと片思いだと思ってるんだ。


「私、信の事好きだからね、信は全然片想いじゃないから、覚えておいて!」


 袖を引いて真剣な顔で言う私を見て、ジーンはフッと吹き出した。


「愛の告白を、鼻で笑われた!?」

「……いや、神も不可侵の密室、そして天蓋付きの姫の寝室とか言う舞台で、幸から愛を囁かれるって凄い状況だなぁと」

「冷静すぎでしょ……これじゃあ私が一方的に信を好きみたいじゃないか……」


 私は項垂れて、ジーンの肩に頭をつけた。ジーンはそんな私を見てクスクス笑う。


「全く……うまくいかないな。羽間信が幸の事を見ていた時代は幸はよそ見をしていて、幸が振り向いたら俺の体が人形みたいになってる。俺達はずーっとこんなんなのかもな」

「一生片思いなんてイヤだよ! レーンから信の体を取り返す、うん、絶対返して貰おう!」


 腕に頭をこすりつけ、ブツブツと呟く私の肩をジーンは撫でた。


「幸はレーンには会わさないよ、危ないからね。あとこっちはレーンに構っている暇は無いよ。まあ本人からアスラの情報は結構貰ったので助かるけど」

「お仕事忙しいのね……何か手伝えたらいいのだけど」

「幸は水竜を大きくしてくれたら助かるかな」

「……それはするけど、もっと君の役に立ちたい」

「俺は殆ど人前に出ないからな……城に幸が来ても会えないかと」

「会えないの?」


 ジーンはうんうんと頷いた。


「ファリナ王に会いに来れば会えるけど、そうそう王と会う機会なんてないだろう?」

「でも、別世界じゃないし、同じ国にいるなら会える確率はゼロじゃないよね……」


 私はジーンから離れて、拳を握った。


「見えなくてもいいや、気配が分かればいい」


 私は深々とジーンに頭を下げてお辞儀をした。


「末長くよろしくお願いします…」

「こちらこそ」


 ジーンは私を見て、優しく微笑んだ。



◇◇










オマケ↓


◇◇

隔離部屋で聞いた話を、信はそのうち実行する羽目になりますが、ここで二章の二を振り返ってみよう(信視点)



(右上から↓向きに読んで行きます)




挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


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