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裏DVD屋の裏の裏  作者: 熊田薫
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あなたの知らない世界教えます

作者自身、裏DVD屋に約10年勤めていました。

店舗で約5年店長として勤めて老舗にして(普通店舗は2、3年でガサが入り捕まり事故なく5年同じ所で商売出来れば立派な老舗)ネット通販で約5年やってきて現在は堅気の仕事をして真面目に生活しております。


今ではネットの普及によって簡単にエロ動画を観れたりダウンロード出来る時代になりその関係で2018年現在、店舗もネットも売り上げがどんどん落ちてると話を聞きますが、今でもたまに土日なんかに店舗を覗きに行くと店舗の中はお客さんだらけで身動き出来ない状態でこれを読んでる人の中にも、もしかしたら店舗に行った事がある人も居るのではないでしょうか?


まだまだお金になる商売なので、裏DVD屋は捕まるリスクも大きいですが辞められずに居るのが現実なのだと思います。


そんな裏DVD業界の裏の裏っ側知りたくありませんか?

自分の経験から謎だらけの裏DVD屋の事を解りやすく書いていこうと思います。




まず自分自身が約10年裏DVD屋で働いて気付いたのは、重犯罪でもないし詐欺でもないので警察もDVD屋に関しては甘い感じがしました。本気で無くそうと思えば全店舗ガサに入って現行犯逮捕するのは簡単ですよね?

それをしないのは多少の性犯罪を減らしてる効果もあるのかなと思います。

ストレス発散では無いですが、裏DVDを観て性欲を発散するのだと考えればレイプなどの犯罪を犯すよりはDVD屋を残しておく方が警察からみたら楽なんだと思います。性犯罪の方が罪は重たいですし捜査も大変ですからね。

ただ見せしめの為に年に何店舗かはガサ入れで確実に捕まります。他のDVD屋に圧力を掛ける意味も有るとは思いますが、一般市民や町内会への建前的な事の方が大きいと思います。

警察からみても必死に逃げ回る犯人よりそこに行けば確実に捕まえられる犯人のほうが楽に決まってますからね。

なので自分のお店では、お客と揉めない、他のDVD屋と揉めない、一般市民と揉めないってのを徹底して守ってました。その意識が有るか無いだけで捕まる可能性も大きく変わってくると思います。




そもそも自分が裏DVD屋になったのは、ただ単にその時にニートでお金がなく、日払いで給料が貰えるって

簡単な理由でした。もちろんその時までブラックな仕事なんてした事は無かったです。

なのでとりあえず直接店舗に行って店員に仕事したいんですけどってその場で聞く感じで最初に行った店舗で直ぐに決まりました。

店舗に行った事がある人なら見た事があるかもしれませんがアルバイト募集って張り紙を普通に貼ってたりします。



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