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猫耳少女が歩く異世界  作者: 七氏
第2章 学園編 初等部
63/67

062 学園祭二日目2

投稿かなり空いてしまってすいません…。

病室に持ち込んだパソコンに水ぶちまけちゃいまして、プロットやら設定やら保存してたのがぶっ飛んじゃいました_| ̄|○ il||li


友達から買い換えるまで昔のパソコン借りてプロットやら作り直してやっと投稿できました。

明日からまた定期投稿していきます。

 流石に勇者様だけある。

 結構本気で正面から不意打ちしたにも関わらずカスリもしない。

 それにこの場での勧誘そのものはとりあえず諦めたものの、将来的にはまだ諦めてないらしい。

 出来ればこのまま諦めて欲しいけどそう簡単にもいかないようだ。


 取り敢えず現時点ですぐに接触する気はなくなったみたいだからそれでよしとしよう。

 でも…ミアの将来に関わることなのに勝手なことしちゃったかな…。

 いや、何もしなければすぐにでもミアが連れて行かれて悲しい目に遭うと思う。


 後でこの事はしっかり話しておかなきゃダメだよね。

 怒られちゃうかもしれないけど…。

 ミアが行きたいって言ったら笑って見送れるかな…。

 あれ?さっきからボク、ミアの事ばっかり考えてる?


 うーん?まぁ話題がミアだったから当然か。

 それにしても、日本人で勇者って聞くとどうしてもハーレム物を連想しちゃうなぁ。

 もしかしてそっちの勧誘だったのかな?

 もちろんお断りだけどね。


 なんてやってたらいつの間にか勇者さんは居なくなってるしクラスの皆が用意に集まってきた。

 さぁ、気を取り直して二日目も楽しもう!


 〜〜〜ミア視点〜〜〜


 昨日はなかなかの集客で予定してた品物が1部足りなくなってたので今日は少し多めに作ろう、と皆より早く準備に向かっていた。


 少し前の方に人影があり、よく見るとリリィでした。

 あの子も準備に向かうのかな?

 無愛想で表情が乏しいけど優しい子だから十分にあり得る話です。


 ちょっといたずら心が首を擡げてそっと後ろをついて行くと、やっぱり思った通り。

 在庫の確認やテーブルの掃除を始めましたね。

 出ていくタイミングを逃してしまい出るに出られず様子を伺っているといつの間にかスペースの入口に勇者様が立っていました。


 それに気づいたリリィが勇者様の所へ向かっていきました。

 何やらリリィと話し込んでいるみたいだけど、ここまで声は聞こえませんでした。

 残念です。


 でも、ちょっと様子が変です。

 勇者様はすごい真剣なのにリリィはちょっと素っ気ない感じ?


 あ、もしかして…勇者様がリリィに言い寄ってるところ!?

 うーん、ここからじゃ声が聞こえないし…どうにかして聞けないかな?


 ってダメダメ。人の話盗み聞きなんて。

 とか思ってたらリリィがテーブルを拭いてたタオルを投げつけて…視界を塞いでからの奇襲!?

 リリィのいつもの戦い方だけど、それを簡単に避けてる…。


 あっという間の出来事だったけどその光景を見てついつい武術大会でリリィと戦う時のこととか考えちゃってました。


 いつの間にかクラスの皆が準備に集まってたけど思考から抜け出せずに時間が過ぎていった。



 〜〜〜リリィ視点〜〜〜


 今日は午前中から武術大会の試合があるから喫茶スペースのお手伝いは無し。

 昨日消費の激しかった品物の補充も完了したし、ロッカーから武装登録した服と傘を取り出して準備する。


 まだ奥の手は使わない。

 これはミアが勝ち進んで準決勝で当たるまで温存したい。

 新しく術式を組んだ魔術は次の相手次第かな。

 ボクの主属性は風だけど、風って実は術式組むの結構難しいんだよね。


 目に見えない風をイメージするのが難しくて、自然現象からかけ離れた魔術は特に難しい。

 だから今回はちょっと違う属性で組んでみた。


 どんな魔術かは使ってのお楽しみだね。

 今回の相手は全身魔術反射の重鎧だから、生半可な魔術じゃ却って首を絞めかねない。

 とは言え、本人の動きも速くないから対応は十分にできそう、と言うのが聞いた話からの判断。


 誰から聞いたか、はもちろんカンナ。

 ボクとミアの試合以外もいくつか見てたらしいし、噂センサーがしっかり情報をキャッチしてた。


 あ、前に情報聞くと面白くない、って言ってたけど今回は不可抗力だよ?

 だって騎士科の生徒同士で殴り合いが熱かった、って楽しそうに話してるの止めるのって可哀想じゃない?


 まぁそれはさて置き、今日も控え室に入ると1回戦を勝ち抜いた生徒の一試合目が始まるところだった。

 ボクはサクサク準備して装備を点検する。


 傘は今回は使わないかな。

 視界を遮る必要も無いし、ハマればすぐに勝負は終わるからね。

 服に縫い込んだ術式は破損もないし問題なく発動するね。

 ダガーもちゃんと鞘に収まってる、けど使う予定はなし。


 ってやってたらボクの出番だ。

 昨日と同じように案内されて入口から入る。

 この案内は毎回付くらしい。

 途中で武器とか隠してたの拾ったりしないように、らしい。


 中央に行くと重鎧に身を包んだ相手が先に到着していた。

 ボクが相手なのは昨日の時点で分かってたから特に反応もない。

 審判役の先生が開始の準備を進める。


 ボク達も開始位置につき、始まるのを待つ。

 開始直後は多分相手は距離を詰めるだろうから、距離がそのままアドバンテージになるね。


 さぁ、始まるよ。


 開始の合図とともに予想通り距離を詰めてくる。

 ボクは相手の直線から軸をずらすように移動しながら術式を発動する。


『氷の《アイス・》フラワー


 会場に雪の華が降り始める。

 範囲はそんなに広くないけど、警戒した相手は距離を開けたまま立ち止まり様子を見ている。

 ギリギリ雪の華が当たらないところに居るあたり、猪突猛進の単細胞ではないらしい。


 雪の華が地面に当たり、その場所を中心に氷の華を形成する。

 最初は小さな華は次々降り続ける雪の華を吸収して大きくなっていく。


旋風ストリート


 ボクを中心に風が吹き、雪の華はその侵食範囲を広げる。

 相手は慌てて距離を開こうと後退するけど、遅い。

 反時計回りに渦巻く雪の華が相手の左肩に当たる。


 一つ、二つ、三つ…。

 次第に大きくなる華はその重量で相手の足を止め、包み込んでいく。

 魔術が反射されないことに驚いた表情のまま全身を氷の華が包んだところで審判から試合終了の声がかかる。


 術式を停止して相手を包む氷を砕く。

 そこで会場から歓声が上がった。


 ちょっと照れくさかったけど、相手と握手をして会場を出る。


 ミアの試合はまたボクより後なので観客席のカンナ達と合流すると


 「なぁ、リリィ。

 あの人魔術反射の重鎧装備してたのになんで魔術が反射しなかったんだ?」


 と聞かれた。

 特に隠すことでもないしネタバラシ。


 「反射はされてたよ?

 ただ反射された華に後ろから風に押されて次の華が当たって大きくなって、最終的に相手を包み込むくらい大きくなったって感じ。」


 「あぁー、なるほどなぁ。

 反射するだけじゃダメってことか…。」


 そゆこと。

 まぁ『氷の《アイス・》フラワー』と『旋風ストリート』は別の魔術なんだけどね。

 二つ同時に別の魔術を使うのって結構難しいんだよね。


 なんにせよ、新しい魔術はいい感じだって分かったからそれだけでも収穫はあったね。

 その後もミアの試合の予想なんかで盛り上がった。

次回、ミアの試合と解説やら色々


ブックマーク下さった方々、ありがとうございます。

感想、ご意見などあれば是非ともお願いしますm(*_ _)m

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