052 学園祭準備中3
約二ヶ月ぶりに自宅に帰ったらやっぱり掃除が大変でした(•̥̥̥̥̥̥̥ ﹏ •̥̥̥̥̥̥̥̥๑)
まだ仕事の復帰は先なので今の内に書けるだけ書いていきます(`・ω・´)
長期休校が終わってもう一ヶ月が過ぎる。
学園祭の準備でみんな慌ただしくも楽しく過ごしていたと思う。
ボクは若干気が重いけど、皆で色々考えたり話し合ったりするのは楽しかった。
入学当初はミア達以外のクラスメイトで話をする人なんてリット以外居なかったけど、最近は色んな人が話しかけてきてくれる。
あんまり話上手じゃないから基本的には聞き役に回るけどね。
それでも覚えている限りの前世と比べても充実していると思う。
特に女の子は皆尻尾を触らせて、とか結構グイグイ来るから最初のうちはかなり気圧されたりもした。
それでも皆で話し合う中に入っていると、自分もクラスの一員なんだ、って認めてもらえた気がして嬉しかった。
結局クラスの出し物は屋台を一つ出して、その裏で喫茶スペースを設ける案が採用された。
メニューは予定通り、屋台は焼きそばとイカっぽい丸焼き、喫茶店はクッキーとか軽食と飲み物。
特にキッキーは持ち帰り用の袋詰めも売る事になったので結構な量が必要になりそう。
場所もローウェル先生の頑張りとボクの心労の甲斐もあってなかなかいい場所が確保できた。
結局受けることになった挑戦は5人で確定して、その中に長期休校前に挑戦状を叩きつけてきた上級生の女の子も入っていた。
あの人、名前をその時初めて知ったけど、シャーロットって言うらしい。
魔術科でかなり優秀らしく、将来は宮廷魔術を目指しているらしい。
と言うか既に卒業後に見習いとして採用の打診があったって言ってた。
学園の卒業前に就職が決まるのは前の世界で言う大学卒業前に内定が決まるようなもので、宮廷魔術師ともなれば将来は安泰らしい。
まぁ、ボクには関係ないけどね。
あとの4人も騎士科の有力生徒や冒険者志望の生徒らしい。
まだ会ったことない人ばっかりだけと、ボクより先に卒業するからあんまり興味が無い。
それにしても、挑戦受けるってわかった時のシャーロットさんはテンションの上がり方が半端なかった。
もう思い出すだけでもゲンナリするよ…。
で、今ボク達が何をしているかというと、焼きそばの作り方を皆で練習中だ。
初めに比べれば皆上手になった。
特にソースを程よく焦がす加減が。
やっぱりソースは少し焦げてるくらいが美味しそうな匂いもしていいよね!
ソースも最初に作った分は既に使い切ったので3回くらい追加で作った。
なんでそんなに減ったのかって言うと、食堂のおじさん達が気に入ってくれて、学食のメニューにも追加されたからだ。
最初のうちは作り方とか教えながら出来上がるまではボク達が作ったソースを使ってもらってた。
最近はおじさん達が自分たちでアレンジとかしててバリエーションも増えたみたい。
まだ全部のメニュー食べてないから楽しみだ。
あ、男子の焼きそばが出来たみたい、
皆で試食だね。
「ちょっと野菜が大きすぎるかも?
子供も来ること考えると具が大きすぎるのは良くないよね?
あと、大きいと火が通るのに時間かかるよ。」
「あー、そっかぁ。
具がでかい方が食い甲斐があるかと思ったんだけどなぁ。」
「うーん、それもありだと思うんだけどね。
ただ、やっぱり食べる相手と時間効率考えると小さい方がいいと思う。
味付けとかはこれでいいと思うよ。」
「そっか、ありがとな!リリィちゃん。」
「どういたまして?」
「なんで疑問形?」
「いや、あくまでボク個人の意見だからそれを全面的に採用して良いのかなって。」
「なんだ、そんな事か。
リリィちゃんのおかげで上手くなったんだから、作り方もそれに合わせるに決まってんじゃん?」
「そういうもの?」
「だな。」
ちなみに今のはリットだ。
男子の中でもボクに遠慮なく話しかけてくれる一人だ。
なんだか話しかけてくれる人は増えたけど、殆どが女の子で、男子は何故かあんまり話しかけてこない。
でも嫌われてるって感じではないんだよね。
何だろうね?
リットは食べ終わったお皿を持って屋台組の方に戻っていく。
「あ、そう言えばさ、客引きがどうとかって話はどうなったの?」
リットの背中に話しかけると
「あー、それな。
実はまだ決めかねてる。
喫茶店の方で手が空いてる時だけ手伝ってもらうって感じになりそうだけどな。」
「ふーん、そっか。」
特に問題なさそう。
って言うかいつの間にか学園祭の出し物に関してはボクが意見を出すことがかなり多くなっている。
気がついた事をその都度話してるだけなんだけど、みんな結構気づいてないって事が多いからかな?
あとほソースとマヨネーズの功績?
最近クラスメイトの数人が見事にマヨラーに進化してたりする。
ボクはマヨネーズは苦手だからあんまり食べないけど、こっちの世界でも好きな人が多いみたい。
みんな食べすぎて太らなきゃいいけど。
まぁ、運動量は前の世界とは比較にならないから問題ないのかな?
でもこの調子だと今日も夕飯を食べれない人が続出しそう。
ボクもその中の1人だけど…。
明日は武術大会のエントリーが締切だからちゃんと忘れずに出しておかなきゃ。
忘れてたなんて言ったらローウェル先生、怒るだろうからね!
あとシャーロットさんも。
ほかの人は面識ないから知らない。
どっちにしても受けるけどさ。
どうせだからトーナメントもエントリーしろって言われたけど、そっちはまだ決めてない。
だって、個人の方もトーナメントの方も出ると学園祭の出店回る時間がかなり減るし。
まぁそっちは明日考えよう。
未来のボク、頑張って。
問題を先延ばしにしてるとも言うけどそんなことは知らない。
知らないったら知らない!
そう言えば喫茶店の方は服装とかどうするのかな?
「ねぇ、喫茶店の服装とか決まってるの?」
「え?制服でいいんじゃないの?」
「うーん、それでもいいんだけど、服装変えるだけでも他と差異が出せるから無理に客引きする必要もなくなるかなって思ったんだけど、みんなが気にしてないなら制服でいいと思うよ。」
「そうねぇ…ウェイトレス風の衣装でも用意する?」
「服の種類は何でもいいと思うけど、制服以外で統一すると一体感とか出ていいと思うよ?」
「そうね。ちょっと考えてみるわ。」
男子は屋台だし、ちょっと作務衣みたいな感じの服を提案してみようかな。
喫茶店の方はウェイトレスみたいな感じで考えてくれるらしいから任せよう。
裁縫が得意な子とかこのクラスにいるかな?
居なかったら仕立て屋さんにお願いしなきゃ。
あ、あと採寸か。
そっちは身長的にボクには無理だね!
メニューも決まったし、作業の振り分けも終わった。
あとは服装だけ決めれば屋台作る方に回ろうかな。
クッキーはまだ作るには早いからね。
あ、ミア達も焼きそば食べてる。
皆ソースが気に入ってくれたみたいで良かった。
何だかんだで学園祭が楽しみになってきた。
前世じゃこの手のイベントは苦行でしかなかったから尚更かな?
さてさて、ボクも今のうちに武術大会に必要な準備を済ませないと。
次回、引き続き学園祭準備編が続きます。
今日中にもう1話投稿予定です。
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