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こころあつめる(仮)~烏と不思議な少女の伝奇時代冒険譚~  作者: 葉月 心之助
第九話「こころあきらめる」
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第五章『夢の導き』

 なげーよ! 第九話長すぎるわ!


 て、事で、やっと陸奥編決着だ。正直、第九話の結末を丸投げにして第十話に行こうと思ったが、そうは問屋が下ろさなかったよ。


 て、事ではじまり~はじまり~

 ━━おじちゃん。


 拙者は、どうなったでござるか? あの後は? 鵺は? 


 ━━ねぇ、おじちゃん。


 懐かしい声が聞こえる......ああそうか、


 ━━早く来てよ! みんな待ってるよ!


 拙者は、『あの場所』に戻ったでござるか。あの、陽の光に満ちた、あの場所に。


 ━━やっぱり、おじちゃんに忍者は似合わないよ。このまま寺子屋の先生になってよ。


 ああ、今ようやく、拙者......『僕』は解放されたんだ。あの暗闇の世界から、やっと、陽の光の下に......。



「......酷い有り様ですね~」


 『影隠 紅葉』が鵺と鎌鼬が闘っていた場所に顔を出すと、常人なら目を当てられない処か発狂しかねない、杜撰な光景が広がっていた。


「......ふぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」


 拳を突き出した体勢のまま硬直し続けている鵺の前方には、血の海、臓物、骨、皮、指、目玉、衣服、全てがバラバラになって、それらが扇状に『降神の間』全体に広がっていた。


 これが、ほんの一秒前まで鎌鼬だったものである。


 死んだのだ。鎌鼬は、たった今、鵺の拳によって殺害されたのだ!


「決戦奥義『禍津終天霹靂殺(まがつついてんへきれきさつ)』。明らかに人が成せる技ではありませんね~。たった一撃で人体を粉砕するなんて~」


「......一撃、に、見え、た、か」


「?」


 硬直したまま動けずにいた鵺が苦しそうに口を開く、どういうことだ? 鵺が動けないのは、鎌鼬の麻酔で動けないのか? それとも決戦奥義とやらの反動のせいなのか、鵺はまったく動けずにいた。


 そのままの体勢で、鵺は紅葉に命じる。


「も、みじ、『魂喰(たまく)い、の、儀』、を、やれ」


「承知しました~」


 すると紅葉は、呪文を唱えながら両手で印を結ぶと、鎌鼬だったものの中から、何やら白い(もや)みたいなのが現れ、そのまま鵺の口へと流れて行く。


「ふ、ぐ、おおおおおおおおおおおおおおお■■■■■■■■■■■■■!!」


 全ての靄が鵺の口の中に注がれると、尋常ではない雄叫びを上げながら、鵺の全身に歌舞伎のような隈取りが広がり、額から二本のツノが生え、『鬼』の姿へと変貌した。


「ついに、お目覚めになられましたか『影隠 酒呑童子(しゅてんどうじ)』様」


「■■■■■■■■......やっと、やっとだ。我が『名も無き八体の鬼』を集めた理由がこれよぉ。『人から怪異の魂に変えられた者』の魂を喰らう時、我は人の身から真の怪異になることができるのだ! 八鬼衆の連中、何も知らずに魂喰いの儀の材料にされている事も知らずに......くく、はははは!!」


「『忍法・妖異転生』それは、人格をすり替える忍法に有らず、本来は人の魂を怪異の魂に変える秘術」


「そして、魂喰いの儀により、我は『うわん』『夜叉』『がごぜ』『鎌鼬』の魂を喰らい、真の怪異になった! 安心しろ鎌鼬。お前の力は我が引き継ぎ、我は更なる高みへと昇れた!!」


「もうじき叶いますね~神々の国『高天原』への進攻が~」


「うむ、ようやく、我等の怨念を晴らす時が来るッ!! ■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!」


 鵺、もとい『影隠 酒呑童子』は、空に向かって人間ではない雄叫びを上げる。その雄叫びは、憎悪にまみれた獣の咆哮であった。


「......」


 その様子を『影隠 濡女』は終始見ていた。彼女は、何を思ったのだろうか?


 自分達八鬼衆が何のために集められたのかを知った彼女が取った行動は......。



 陸奥・真魂山山頂。


「ぐぁああああああああ!」


 決着!


「烏乃......ダメ助っ!」


 うずめが悲痛な叫び声を上げる。なんとダメ助は、『武田 小兵』の拳一つに破れたのであった。


 刀と拳、どう考えても刀の方が有利なのに、その利点すら使えないとは、このダメ助。本当にダメダメである。


「『......これは酷い」』


 さすがの武田も呆れている様子。たぶん、普段の烏乃助なら必ず勝てるような戦いなのに、これはあんまりだ。


「......あー、だめだ、やっぱりだめだ。この体の持ち主、なんで刀に鞘なんか付けてんだよぉ。重たくてしょうがない」


「......だったら素手で戦ったら?」


 つい、うずめはそんなことを漏らした。烏乃助の不殺の証でもある鞘刀に文句を付けられてムカついてしまい、うずめはそのような事を漏らしてしまった。


「無理無理、は~、なんでこんな目にあってんだろ。戦で死んで、ようやく楽できると思ったのにな~」


「『......お嬢ちゃん、そこを退きな、今から止めをさしてやろう」』


 と、武田が殺意に満ちた拳を握りしめて近付いてくる。


「ちょ、ちょっと待って! もう少し時間を頂戴! その間に烏乃助を元に戻すから!」


「『ほぉ、ではそうだな、一分だけ時間をやろう、それでもダメなら、その男を殺す」』


 殺す宣言までされた、高見魂が育てた最強がこの程度で、相当怒ってるらしい。


『殺すって、武田よ。それはちと、やりすぎであろう?』


 さすがの鴨居も止めに入るが、


『いっいっじゃねぇか~義明。それで『八』からあの霊が出ていってくれるなら、丁度いい脅しだと思うぜ?』


『こりゃー! 小僧、儂の源国を倒したってんなら根性見せぇや!』


『......』


 鴨居、高見魂、仙海、ニニギ、武田。この五人は結局どういう間柄なんだ?


 ニニギは、十年前に武田と共に神の使徒を封印する旅に出て、確か旅先で旅の仲間が増えた的な事を言っていたような気がする。


 もしかして、残りの三人はその時のニニギの仲間なのだろうか?


 だとしたら、なんともむさ苦しい集まりだな。


 だが、今は目の前の問題、一分以内にダメ助を烏乃助に戻さないと、そう思い、うずめは情けなく倒れてるダメ助の隣に腰を下ろした。


「ねぇ、どうしたら貴方は出ていってくれるの?」


「......未練、ですね。僕の未練を満たしたら、僕は再び黄泉の国に帰る事が出来ます」


「未練? それはなんなの?」


「......は、恥ずかしい~、げふっ!?」


 しまった! つい足が出てしまった!


「急いでるの!」


「こ、恋ですよぉ! 僕、こんなんだけど、国の為に誇り高く死んだ武士ですが、生前、ロクに女の子と仲良くなる機会がなかったんですよー!」


「『後十秒」』


 恋が出来なかった? なら簡単だ、そう想ったうずめは、ダメ助の首に手を回し、そして━━


「ちゅう」


「!?」


 なんと、大勢の知人が見てる中で、うずめはダメ助に接吻をしたのであった。


「あ、あ、ああああああ......ありがとぉぉぉ!』


「『零だ」』


 と、武田は地面が抉れる程の踏み込みで、一気に間合いを詰め、烏乃助に必殺の拳を繰り出す、が、


「『!?」』


 武田は途中で引いた。何かを感じとって、


「『......これは!」』


「う、烏乃助......わっ!」


 烏乃助はうずめの頭を撫でながら立ち上がった。いつもの真っ直ぐな目で!


「待たせたな。このか、随分と殺気立つようになったな。いや、今は武田だったか」


「『場を制するか、その歳でこんな高等技術を身に付けるとは、大したものだ」』


『くっくっく~、だろ? うちの息子を嘗めんなよ』


「......なんでクソ親父と鴨居と、知らないおっさん二人が増えてるか知らないが、次で決める」


 そう言って、烏乃助は構えた。それに対して、武田も構えた。


「『たく、これだよ。ワタシが待っていたのは!」』


 そして、二人の刀と拳が激突した。



 ━━あれ? ここは何処だ?


 『槌蛍 このか』は、目が覚めると真っ白な空間に居た。なんだこれ?


『目が覚めたかい、このか』


「......えーと、どちら様ですか?」


『初めましてかね。ワタシは武田、今アンタの体を借りてる者だよ』


「え?」


『ま、それは置いといて』


「置いとくの!?」


『だって、もうじきワタシはこの体から出ていくからね。それよりこのか、しばらくワタシの話し相手になってくれ』


「は、はい」


『アンタの『過去』を見させて貰ったよ。アンタも未来から来たんだね』


「......も?」


『ま、そんな些細な事はいい、それにしても『あいどる』か、明るいな、なんて明るい夢なんだ。けど、諦めなさい』


「な、急に出てきて何言ってんですか!?」


『いや、ワタシなんかよりもアンタが一番理解してる筈だ、夢が叶わない苦しみを』


「......」


『そんな苦しみを味わってまで叶えたい夢なのかい? とてもそうは思えない。アンタの両親の言っている事の方が利口かもね』


「......」


『諦めなさい、夢は所詮夢、そんなものは唯の妄想よ』


「......好き勝手、急に出て、何様だ、諦めろ? 父さん、母さんと同じこと言いやがって、夢を見て何が悪い? ワタシは、叶わない夢に浸ってるつもりはない『叶えられる夢』を追ってんだ! 何処の誰かも知らない他人が、人の記憶を勝手に見て好き勝手言うな!」


『......』


「貴女にだってあった筈だ、夢を、叶えたかった夢を、それを諦めてしまったから、そんなことを言えるんだ! だが、ワタシは違う、何も出来ないポンコツなワタシにだってな、諦めたくない夢があるんだよぉ!!」


 それは、夢を本気で諦めていないこのかの魂の叫びであった。


 と、このかの前に立っている武田の体が足元から徐々に消え始めていた。


 ━━そっか、ごめんなこのか、アンタを試すような事をして、どうやら、外では決着がついたみたいだし、ワタシはもう逝くよ。最後の最後に意地悪して悪かったね。夢、諦めるなよ。



「ん......」


 このかが目を覚ますと、そこには青空が広がり、そこからこちらの顔を覗き込む烏乃助とうずめと政至の顔が、


「よーやく目覚めたか」


「あれ......ワタシ......ほげ!?」


 体を起こすと同時に政至に頭突きをされてしまった。


「おいこのかや、あの武田の馬鹿はもう居らんのか? ああ!?」


「ちょ、政至様、顔が怖いですよぉ」


 なんなんだこの状況、自分は今まで何をしていたんだろうか?


「ま、なんだ、お前が気を失ってる時に全てが終わったのは事実だな」


「そっか、あれ? そう言えばうずめちゃんの心は......」


「あ、それはもう回収したよ」


 と、うずめはどや顔をする。

 

「さて、この後どうするべきか......」


 十分前。


『さっすがじゃな烏乃助、武田をあっさり倒すとはのぉ』


「ん? というか鴨居、お前なんでそんなに薄いんだ? 出番が少ないから等々影が薄くなったか?」


『ははは、元の体に戻ったら一発殴ってしんぜよう』

 これにて、一件落着。烏乃助と武田の激しい戦闘を期待していた諸君。なんか不完全燃焼ですまない。


『くっくっくぅ、八、次はいよいよ『江戸』だな。お前が来るのを楽しみにしてるぜ』


「......おい、親父」


『おっおっお~? やっと普通に親父と呼んでくれたか~。嬉しいぜ~』


「んなのどうでもいい、それよりも『鈴鳴』の奴は来たか?」


『あぁ、確かに来たな。だが、鈴鳴がどうなったかは、自分の目で確かめな、それだけだ』


『あー? なんじゃ『鴉』。儂の源国が江戸に向かったのか?』


『くっくっくぅ、だったらお前も来るか仙海? と、言うか、お前は今何処に居るんだ?』


『あん? 儂は今『相模(さがみ)』に居るわ。せっかくじゃし、儂も江戸に向かったるわい!』


 なんか、鈴鳴の師匠である『大天坊仙海』も江戸に来るらしい。


 だいたい話がまとまった頃を見計らって、うずめはこのかの隣に腰を下ろした。


「それじゃ、このちんから『諦土』を回収するね」


 うずめは、倒れているこのかの胸に浮かび上がっている『諦』の一文字に触れると、不思議な光が現れ、それがうずめの中へと戻った。


 これで、残りは二つ、等々ここまで来た。ここまで来るのに長かったような短かったような、そんな気がする。


 そして、武田に呼ばれた四人の魂が、それぞれ元の体に戻ろうとし始めていた。


『そうじゃ烏乃助。ここから出羽は近いし、一度戻ってきてくれ、御祓姫も寂しがっておったからな』


「了解、じゃあな」


 そして、鴨居、仙海、高見魂の魂が、元の場所に戻っていく、


『......すまない』


 最後の最後まで無言だったニニギが、何故かうずめに向かって謝罪した後に消えていった。


「......! あ」


 ニニギが消えるその魂に向かって、うずめは自然と手を伸ばしていた。


「お父......様」


 そして時が戻る。


「そっかぁ、政至様の話に出てきた『山陽院 ニニギ』さんが、うずめちゃんのお父さんだったんだぁ、見てみたかったなぁ」


「なぁにを呑気なぁ、余は旧将軍に用があったと言うに~、なんで喚ぶ前に神通力を白髪童女に返すんじゃ~」


「い、いひゃいいひゃい、政至様いひゃいよ~」


 政至はこのかの頬っぺを引っ張ってお仕置きをしている。結局、政至は旧将軍になんの用があったんだ?


「......ちっ! 『建速須佐之雷神(たけはやすさのらいじん)』の幽閉場所を知りたかったのに、まったく」


「あ? なんだそれ?」


「あん? 御主等が丹波の『不士見町(ふじみちょう)』で出会(でくわ)した巨大鎧武者の所有者じゃよ!」


 巨大鎧武者、『雷剣(らいけん)』の事か? あの十尺を超える動く鎧の本来の所有者。それが何処かに幽閉されていると言うのか?


 でも、確か雷剣が造られたのは200年前だったか、200年前と言えば、この歴史が未来と繋がって歪み始めた時、全ての始まりの時代の人物の事か? だとしたら、もうとっくに死んでないか?


「生きとるんじゃよ。そやつは200年経った今も生きとるわ。じゃが、そやつの事を話す前に、一度極浄寺に戻ろうかの。伸杉、余と眠っておる伏姫を運ぶがよい、余は疲れた」


「......あ、自分の事、忘れていたのかと思いました。了解です。では政至様、伏姫様、参りましょう」


 伸杉は、政至と眠っている伏姫を両手で抱えて極浄寺を目指す。その後に続いて、烏乃助とうずめとこのか、そして姿を見せない『影隠 女郎蜘蛛』が付いていく。


 あ、とこのかは、何かに気が付いたようで声を上げた。


「そう言えば、六道坊さん。どうなったんだろ?」



「う、」


 六道坊は目が覚めると、そこは極浄寺の一室であった。


 しかも、何故か裸であった。


「あれ? わたしは、一体......」


「あ、はぁ、六道坊様ぁ」


 なんか隣から甘い声が聞こえたので振り返ると、そこには自分がよく知る村の娘が、何故か裸でいた。


「!? え、な?」


「あんなに温厚な人が、あそこまで激しい御方だと思いませんでした。一生あなた様の添い遂げますね」


「......な、なんだこれはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」


 自分は何をしてしまったのだ? 昔から馴染みのある村娘に、自分は何をしてしまったのだ!?


 思考が追い付かない六道坊の前に、烏乃助一行が丁度到着していた。


「え? 六道坊......さん?」


「こ、このか、烏乃助!? ち、違う! これは誤解だ!」


「ふむ、住職よ。中々に性欲に正直な男であったか。邪魔をするのもあれじゃ、ちと遠いが、余の城に向かうか」


「ま、政至様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 きっと、六道坊の御先祖『輪廻坊』に乗っ取られてる間に有らぬ過ちを犯してしまったようだ。


 ......えーと、お幸せに。


「違うんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



 それから一週間後。


「うし、まずは出羽に行って、体制を立て直してから、いよいよ『江戸』か」


「......烏乃助、大丈夫? 江戸で待ってるのは」


「問題無かろうて『白羽 時定丸』がいかに強かろうと、今の剣士なら楽勝じゃろ?」


 烏乃助、うずめ、政至、女郎蜘蛛の四人は出羽に、このかと、政至の側近の伸杉と伏姫は、陸奥に残ることとなった。


「みんな、気を付けてね」


「それでは、皆様お気を付けて~、さて寝るか 」


「は、はぅ、兄様。すぐ戻ってきてね」


「安心せい伏姫よ。すぐに戻るわ」


 政至が出羽に向かう理由。それは、これから起こる『逢魔の落日』に向けて、鴨居との協定を持ち掛けに行くために、烏乃助達と出羽に向かうのだ。


 女郎蜘蛛はその護衛。しかし、何故か彼女は姿を見せてくれない、なんでだろ?


 それに、本当なら鎌鼬が戻ってきてから出羽に向かう予定だったが、一週間待っても戻って来なかった。きっと、出羽に戻ったら合流できるであろう。


「それじゃ、行くぞ!」


 長い長い陸奥編が終わり、物語は遂に終盤へと進みつつあった。


 残すは『愛無』の所有者『白羽(しらはね) 時定丸(ときさだまる)』、『怨毒』の所有者『影隠 鵺』の強敵二人を乗り越えれば、ようやく神との最終決戦!


 その時は、着実に近付きつつあった。



 第十話「こころあいする」に続く。

【夢】

 将来実現させたいと思ってること、願望。


 夢、世の中には、夢を諦めて社会戦士になってしまっている大人がわんさかと溢れ還ってますね。

 だが、そんな夢なき大人の背中を見て育った子供たちは、次の世代はどうなる?

 夢がない大人に失望して、心がどんどん闇の底に沈んでしまうのでは?

 それが、今の日本な気がしてならない。これを読んでる皆さんは、子供達に恥じない夢を抱いているかな? 背中で人生を語れるぐらいに頑張ったかい?

 無理だ、もう子供じゃないだ、こんな歳で何が出来るんだよ、と思うが、私は何かに挑戦するのに歳は関係ないと思ってる、やりたいこと、叶えたい夢がありなら、今やれ! 歳だからとか、もう遅いからは言い訳だ! 何かを始めるのに遅いなんてないんだよ! 言い訳をして逃げるのはもうやめんかーい!


 てなことで、やっと陸奥編終わった。途中から書いてて訳が分からなくなってしまったが、なんとか終わった。


 やっと、江戸にて烏乃助と時定丸との因縁の対決が始まるのか、ここまで来るの長かったなぁ。


 あ、土佐の方の決着は丸投げしてすまぬ。なんか書いてて泥試合になってしまって、全部消し去ってしまった。

 土佐の結末はオマケの方で解説致します。


 それでは、次回をお楽しみに~...........本当は、陸奥編で刀vs無刀の対決を書きたかったが、なんか途中から面倒になっちゃった。てへぺろ。

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