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こころあつめる(仮)~烏と不思議な少女の伝奇時代冒険譚~  作者: 葉月 心之助
第八話「こころはじらう」
41/54

こころやってらんね☆~雑な予告とふざけた没ネタの伝記時代おまけ譚~第八話

 お、おまけのネタがあんまし閃かなかった。


 無念なり~からのはじまり~はじまり~。

 はーい、皆様に辛辣と闇信をお届けする素敵な商人『不知無 死刻』の番組のお時間がやってまいりましたよ~☆。


 さぁて、最初のお便りは~ドゥルルルルルル、じゃん!


 住所不定の『葉名心 推戴』さんからのお便り~......ですけど、これどの推戴さんからのお便りなんでしょう?


 大人の女性の推戴さん? それとも幼女としての推戴さん? はたまたあの最低な推戴さん? 同じ名前の人を何人も出さないでほしいですね、まったく☆。


 え~、では何々? 『奇術・次回予告の術!』......では第九話の予告となりま~す☆(もうこれ、お便りじゃねーだろ)



【夢】


 将来実現させたいと思っていること。願望。


 次なる目的地は陸奥・真魂山(しんごんやま)


 烏乃助とうずめは、そこで『黒爪 烏乃助』という人間の誕生に関わった女性に出会うのだが......。


 一方、土佐の地では、イスパニア第一騎士団『カラトラス』と『不知無 死刻』が、長年の因縁に決着をつけようとしていた。


「ふはははは! また会ったな剣士よ!」


「うずめ、陸奥に着いたらすぐに出羽に帰るぞ」


「あ、あれ? な、なんか烏乃助と居るのが......は、恥ずかしい?」


「お前がこの世から消えるまで、拙者は何度でも地獄から這い上がってやるでござるっ!」


「ワタシにだって......諦めたくない夢があるんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!」


 第九話「こころあきらめる」


 第一章『たいむすりっぷなぅ』


 5月6日(土)


 開幕!!



 おやおや、次回はお楽しみが盛り沢山な雰囲気ですね☆


 えー、では続いてのお便りは~こちら☆

 住所不定『葉名心 推戴』さんから~......だっかっら! どの推戴さんからだよ!!


 あ、これは失礼、少々取り乱してしまいました★


 えーと、『僕の詳細を鮮明に皆様に伝えなよ、この木偶の坊』


 ......了解しました★ では、いつもよりもお早いですが、今回の対戦相手『葉名心 推戴』さんの詳細となります★



 葉名心(はなごころ) 推戴(すいたい)


 年齢:不詳

 職業:奇術師

 所属:葉名心奇術団

 身分:団長

 所有心:恥木(はじき)

 身長: 六尺一寸

 体重:秘匿

 趣味:横笛

 三種の神器:87・52・85


 ~必殺技一覧~


 奇術・透明の術

 奇術・逃走の術

 生命・意志疎通

 生命・新たな胎動


 葉名心 推戴


 年齢:一ヶ月

 職業:無職

 所属:葉名心奇術団

 身分:団長代理

 所有心:恥木

 身長:三尺二寸

 体重:無し

 趣味:横笛

 三種の神器:教えるわけないじゃん


 ~必殺技一覧~


 生命・完全結合

 彷木攝恥(ほうきせっち)


 葉名心 推戴


 オメーの詳細ねぇから★



 さぁてと、続きましては~☆ 住所不定の『封魔(ふうま) 居子(こじ)』さんから~☆


『没ネタの方は、読者に喜んで貰えるような奇跡を起こして欲しいっす!』


 お~ほほ、なんとも嬉しいお言葉ですね~☆


 では、いつもと順番が違いますが、没ネタへと移りまーす☆



●第一章にて、


〇冒頭にて、


居子「ごうがーい! 号外っすよー!

今日の申刻に『隼人広場』にて、世紀の奇術師『葉名心 推戴』による『お色気公演』が取り行われるっすよー! そこのお兄さん、お姉さん、見なきゃ一生損するっすよー!」


村人全員「「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」


推戴「い、いやぁぁぁぁぁぁぁ!! 奥義『彷木囁恥』!! 皆さん九州から出ていって下さいっ!!」


華申「ぐぬぅああああああ!? なんで自分までぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」


〇露天風呂にて、


推戴「ところで居子。百合って、結局なんなの?」


居子「え、えぇ? 推戴様って、以外としつこいっすねぇ」


濡女「......百合とは、女性と女性が(ピーー)して(ピーー)して(ピーー)(ピピーー)することです」


推戴「.....は、はわわ、はわーーーーーー!!!!」


居子「ほわー!? す、推戴様落ち着いて! てかアンタ普通にしゃべれるんかい!?」


濡女「ええ、おまけ限定だけどね」


〇居酒ー屋。


華申「ささ、駆け付け一杯」


がごぜ「うむ、では(ぐびっ)」


華申「......(本編だとこやつ、全身機械でしかも口には口枷をはめていた筈なのに、どうやって酒を飲んでいるのだ? 気になる)」


がごぜ「ほぉ、中々に美味な酒よ。ん?」


華申「ささ、もう一杯」


がごぜ「うむ? では頂こう(ぐびっ)」


華申「今だっ!! 『奇術・深編笠飛ばし』!!」


がごぜ「ぬぅお!?」


華申「!? え? な、なんだその飲み方は!?」


がごぜ「......み、見らレた以上、死んでモらウ!!」


※真相は闇の中。


〇華申vsがごぜにて、


がごぜ「でハ、これナらドうカな?」


華申「!? そ、それは」


がごぜ「高周〇ブ〇ードだ。さぁ、おれヲ感じサセロ、おれに生きる実感をくれっ!!」


華申「み、未来の機械忍者(からくりにんじゃ)ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」


●第二章にて、


〇推戴死亡時にて、


 寡黙と思われた傷の男の今の表情......なんとも言えない悪鬼の表情となっていた。


居子「......っ!! ぷっ、あははははは、な、なんすかその顔、か、勝てるわけないっす!」


推戴「......ぷ、ふふふ」


居子「ちょ、推戴様、ちゃんと台本通り死んどいて下さいっす......」


華申「す、推戴様......く、はははははは!! な、なんだお前のその顔!!?」


鵺「......『笑い』という病を撒き散らす化け物、それが我なりぃっっ!!」


一同「あっははははははははは!!」


●第三章にて、


生憎ネタ切れでな。


●第四章にて、


〇影隠 がごぜの詳細。


 肩書きは『影隠八鬼衆が一人にして相談、交渉役』曲者揃いの影隠の中で唯一の常識人であるため、影隠の者達の相談に乗ってあげたり、武器や人材確保における交渉を得意とするなど、話術に長けた忍び。


〇影隠 がごぜの正体。


 実は、夜叉以上の最古参で、影隠創設時から居たとされる男。どういう経緯で機械化したかなどは謎。ネタバレすると、彼の使用した『忍法・断末死弾』の正体は散弾銃。

 更には奥の手として、もっと凄い銃火器があったのだが、使う間もなく烏乃助にへし折られてしまった。


〇先々代の『葉名心 推戴』が起こした奇跡。


 戦乱の頃、とある武将の前で奇術を披露する際、その武将の恥ずかしい過去を全て洗いざらい臣下や兵士たちの目の前で暴露してしまい。案の定、武将の怒りを買ってしまって、御家没落してしまったのである。


 ちなみに、当の本人は武将の目の前で煙と共に消えて、そのまま行方不明となってしまったので、武将も、推戴の家の者達も、先々代の推戴がどうなったかは謎のまま今に至る。


 そして、先代の葉名心 推戴からの一言「父上、見付けたらこの世から消してやるっ!」たぶん、まだ何処かで生きてると思う。


〇先代の葉名心 推戴。


 先代のせいで、ひねくれ坊主になってしまった。

 よく、幼き日の娘に八つ当たりしていたそうだが、それでも娘のことは大切にしていたらしく。


 最終的には、娘が先代の推戴を見付けてぶちのめしてくれると信じて彼女を旅に送り出したそうだ。


 推戴の精神世界では烏乃助に倒されたが、本物の彼は、現在も娘の故郷で、娘が先代のバカタレの首を持ってきてくれると信じて待っている。


※まぁ、当の娘は、そんな事にまったく興味が無かったのだが......。



 おんやぁ? そろそろ、おしまいのお時間となりましたねぇ☆


 ではでは、次回から超久しぶりにこの私が闘いますので、そちらの方をどうぞお楽しみ下さいませー☆



スタッフ1「あ、あれ? 死刻さん、帰っちゃいました?」


スタッフ2「ん? ああ、次回は土佐でロケがあるからな」


スタッフ1「参ったなぁ、まだお便り残ってたのにぃ......」


スタッフ2「あ? 誰からだ?」


スタッフ1「え、えーと、新潟県の『うずめ』さんから......『次回、逢魔の落日のネタバレ解禁!!』だ、そうです......え?」


スタッフ2「え?」


死刻「え?」




 こころやってらんね☆~雑な予告とふざけた没ネタの伝記時代おまけ譚~ 第八話 完。

 ふと思った。やはり一話四章は短すぎる? では、何故一話四章なのか、単に私自身がさっさと次の話に行きたいと焦っているだけ。


 そして、予定通り、今年の七月か八月にこの作品を完結させてイラストに専念したいんすよねぇ。


 最近、今の実力でツイッターに描いた絵を投稿しようかと思っているのだが、恐くて投稿できねぇ、ちくしょぉ、臆病ですまぬ。


 ではでは、次回をお楽しみに~..........絵の神様!! 私に画力をっっ!!


神様「さっさと描け」


~おまけ~


【がごぜ】


 元興寺(がごぜ)、または元興寺(がんごうじ)の鬼とも。

 飛鳥時代の奈良県・元興寺に現れたとされる妖怪。

 古典の妖怪画では僧の格好をした鬼として描かれている。


 かつて、空から落ちた雷神を助けた農夫の妻が雷神の申し子と呼ぶべき子供を産んだ。

 その子供は10歳になるや、とある力自慢で有名な皇族の(おおきみ)の一人と勝負して勝ってしまうほどの剛力の持ち主であった。


 その子供は大和(やまと)(奈良県)の元興寺の童子になる。


 そんな折り、鐘楼を鳴らす他の童子が毎晩変死する事件が続き、それが鬼の仕業と噂されるや、例の雷神の申し子は、自分が鬼を捕まえて見せましょうと言う。

 夜、鐘楼の前で待ち構えると、未明の頃に鬼が現れるや、童子は鬼の髪の毛を捕まえ引きずり回した。


 夜が明けると、鬼は頭髪を引きちぎって逃げてしまう。その血痕を追うと、そこには、かつて元興寺で働いていた無頼の下男の墓へと続いていた。

 恐らく、この下男の死霊が霊鬼となって童子たちを夜な夜な襲っていたのであろうと思われる。


 ちなみに、この童子はその後も怪力で活躍した末、得度出家して道場法師となったそうな。


 がごぜという言葉自体は江戸時代の古書によると、お化けを意味する『ガゴジ』、つまり元興寺が由来とする児童語からくるものらしく、その後も妖怪の総称とする児童語として、このガゴゼが日本全国に分布したとされる。


 が、この説を否定する民族学者がいて、彼が言うには、化け物が「咬もうぞ」と言いながら現れることが起因しているとされているが、うわんに続いて真相は謎のままとなっている妖怪である。


 ちなみに、元興寺の鬼も、鵺と同じで名前がない怪異である。

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