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八歳の作文 全文

 わたしのおじいちゃんはヘルデンズ国の一番えらい人で、世界を今よりももっとよくするために、毎日一生けんめいはたらいています。

 おじいちゃんがいつも言っていることがあります。

 それは、わたしたちヘルデンズ人が、世界で一番とうとい民族だということです。めずらしい発明品を作るのも、新しい発見をするのも、いつもヘルデンズ人です。だから、世界のリーダーになるべきなのは、このヘルデンズ国です。おじいちゃんはそれを世界中に認めさせるのが夢だそうです。

 でも、それを証明するためには、世界をきれいにする必要があるそうです。世界には存在してはいけない民族が沢山住んでいて、そういう人たちがいつもヘルデンズ国を悪く言うみたいです。それどころか、その人たちがいるせいで、世界では戦争がなくならないのだと、おじいちゃんはいつも言っています。

 だから、そういう人たちを一人のこらずたいじし、世界を平和にして、ヘルデンズ国のすばらしさを世界中の人々に教えるために、おじいちゃんは戦っているそうです。

 わたしはそんな偉大な人が自分のおじいちゃんであることが、一番のじまんです。わたしもいつか大きくなったら、おじいちゃんみたいにヘルデンズ国のためにはたらきたいと思います。

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