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ねたばれ中『アサギの正体について』前編

 “正確な”主要人物たちの正体を書きたいと思います。


★アサギ

 主人公。

 本編第一章で地球に産まれた小学六年生として登場し、異界の勇者として旅立ちました。

 最終章まで読んでいた方はご存知でしょうが、その正体は、『宇宙の創造主』です。


 至る所に伏線というか、「この子おかしい」と思えるシーンを挿入してきました。

 異様に強かったり、怪我をしてもすぐに治ったり(死なない)、勇者達の中で一人だけ異界の文字が読めたり、逢った事がないトビィが知っていたり、誰かと時折会話していたり、口調が変わったり、小学六年生とは思えぬ発言をしていたり等々言い出したらキリがありません。

 あと、大体の人物はアサギに惹かれるか、相当毛嫌いするかのどちらか。


 最も謎が多い人物であり、完璧すぎて感情移入が出来ないという感想を昔から幾度か頂いてきました。

 私はそれが狙い通りであった為、大変満足しておりました。

 アサギ=人間ではない、なので、理解していただけないほうが有り難かったのです。


 というわけで、アサギの時系列を記載致します。

 最終章第一話のあとがきで、私はこう記載していました。


***

 宇宙の起源について、DESTINYの世界では「ほぼ不明」としています。

 あまりにも曖昧な為、もっと強化したほうが良いのか、最終章までに調べ物をしていたのですが、偶然、二週間前に古代インドの書物『リグ・ヴェーダ』を知る事が出来ました。

 神への賛歌の中に、私が想像していた宇宙の起源とほぼ同じ意味合いを含んでいた一節がありました。

『神々を創造した創造主のみが、宇宙の始まりを知っている。しかし、その創造主ですら知らないのかもしれない』

という大変に深遠な一節でございます。

 ですが、まさに私が描いていたものと同じ。

 そういうわけで、ようやく私は二十五年の時を得て、DESTINYという物語を完結させることが出来そうです。

 余談ですが、リグヴェーダによると“娘”ではなく、“彼”でした。

 天帝も男性ですし、しっくりきますが……DESTINYでは“娘”です。

***

 

 私が「ひゃぁっほーい!」と叫んだのは『しかし、その創造主ですら知らないのかもしれない』という、ココです!


 アサギは自分が創造主であることを理解しておらず、疑ってもおります。

 その為、エピローグでは


「私は本当に創造主ですか」

「別の宇宙に創造主はいるでしょう、その方にお願いをしてきます。私の代わりにこの宇宙も護ってください、と」

「創造主として適任な方が他に存在するのではないでしょうか」


という言葉を幾度も繰り返します。

 その度に、黒幕ズに宥められ、丸め込まれます。


 アサギは本当に解っていません。

 それには、理由があります。

 

 先に、この物語での『死の世界観』を記載致します。

 人間であれ動物であれ何であれ、生きているものは死んだ後、『魂の坩堝』と呼ばれる場所へ導かれます。そこで、転生するまで浮遊している状態です。

 いつ転生するかは定められておらず、着いて早々に新たな命として産まれる者もいれば、ずうっと漂っているだけの者もいます。

 魂だけ、といえども、生前親しい者がいた場合、会話することも可能です。

 ※絆が強ければ強い程、惹かれて近くに存在しています。


 プールの遊具で『UFOスライダー』ってご存知でしょうか。あれが一番私の中でしっくりきます。


 転生へと導かれた魂は、記憶を失って魂の坩堝から排出されます。

 何処へ行くのか、どうなるのかは誰にも解りません。

 無論、アサギが決めているわけでもありません。


 そして間違えて更新してしまったので、次回に続きます( ;∀;)

 ※まだ書き終えていません(死)

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