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詩集:女性シンガーの3

エンターテインメント

作者: 歌川 詩季
掲載日:2026/02/04

 タイトルも皮肉。

 パントマイムを共通言語に持つ

 道化同士だ 仲良くしようじゃないか

 プラネタリウムをテントに

 貼りつけたような星空の下で

 悲嘆と謳歌で生涯を喰い(つぶ)

 サーカス一座の団員なんだよ


 ライオンが炎の輪をくぐるその横で

 僕たちは知恵の輪を(こじ)らせた


 滑稽(こっけい)で泣きたくなるか

 退屈で死にたくなるか

 贅沢(ぜいたく)な二択をあげよう

 運命にジャグリングされてこぼれたボールの

 ころがるさきが何処(どこ)かに()るのなら

 それがせめてもの救い



 セントエルモで篝火(かがりび)を絶やさずは

 今日で見納め とくと()きつけておけよ

 ストロンチウムの真っ赤な

 花片(はなびら)のような西空は近い

 地平と水面(みなも)の境界を踏み荒らす

 海賊一味の船員なんだし


 満月が綺麗に輪を結ぶより早く

 僕たちは閉じた輪をこじ()けた


 滑稽(こっけい)を真に受け過ぎて

 退屈を楽しみ過ぎて

 平凡な御託(ごたく)を並べる

 運命がホバリングしても曲がったマストで

 帆が風を受け何処(どこ)かに()けるなら

 それは何よりの(しら)

「アミューズメント」もいいよね。



挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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― 新着の感想 ―
 荒らしの待ち受ける海に挑む道化師。  大後悔時代の始まりかな?  浮くも沈むも吹く風次第です。  でも沈むのは嫌だなぁ……。(苦笑) 
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