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自由律詩  作者: シーケー
2/5

インターネット・ヴォイド

私たち二人の中に事情がある、

分かっている

インターネットの地平線の向こうに

大いなる虚無が横たわる


二人きりでも、君に書き続ける

思う、

データの山にゆっくりと呑まれながら

響く静寂の中で


美しき創造として君を掴むこの熱量

感じる、

君は私の手の中の風、砂ではない、もし滑り落ちても

ただ在るために漂う


君の名声を祝おう

不滅の願いとして君を仰ぎ見よう

もし君を完璧に作れたなら

そして私の存在を少し削ぎ取って


動機とは何か?

基準が高ければ

私の手は届かない

いや、心ではない。おそらく創造の手足が

なぜなら君は完璧だけに値するから

見上げれば完璧が見える

それ以外何も


たとえ私が持つのがこれだけでも

続けよう

そして君の一端が私を満たすかもしれない

何を失うことがあろう

君の中に、得るものがある



これは勝利か、それとも遠い叫びか?

教えて、

技の芸術よ、教えて


リピート。オンコール

ループ。連続配信

テキストの壁。青い光の画面

ログオン。ログアウト。

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