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【41話】100匹ワンちゃんだったのか…

前回のあらすじ、王を討伐した

 ギルドの扉を押し開けると、ざわめきと活気に満ちた空気が俺を迎えた。カウンターには冒険者たちが並び、各々が戦利品の換金を行っている。俺は馴染みの受付嬢の元へ向かった。


「お疲れ様です、風雅さん」


 受付嬢が微笑みながら言う。俺は頷き、ドロップアイテムを取り出した。ウルフ系の素材や魔石を並べると、受付嬢の表情が僅かに驚きに変わる。


「これは……ロード・ウルフの魔石ですね。珍しい色合いですし、かなりの価値がありますよ」


 受付嬢は手際よくアイテムの鑑定を進め、やがて計算を終えると小さく息をついた。


「では、査定結果をお伝えします。今回の合計金額はこちらになります」


 そう言って、受付嬢は書類を手渡してくる。俺は受け取り、金額を確認する。426万円。。。。。


 え?いや、うん。インフレ激しくない?最初みたいに読み上げてくれなくなったし、金額がデカくなると、配慮も変わるのか。そろそろあれだな、税金が、、、怖いな。


 ウルフ90匹、アルファ9匹、ロード1匹。100匹ワンちゃんだったのか…


「問題ありません。このまま換金をお願いします」


「承知しました。振込を希望されますか? それとも現金でのお受け取りになりますか?」


「振込でお願いします」


 受付嬢が頷き、処理を進める間、俺はギルド内の様子を眺めた。戦果を誇る冒険者、落ち込む者、仲間と笑い合う者――様々な顔があった。


 仲間かぁ、難しいよな…


『俺のこと忘れたのか?』


 うるさい。


「今後もお気をつけてくださいね、風雅さん」


「ありがとうございます。またよろしくお願いします」


 大金過ぎてまだ実感がわかないんだよなー。


「あっ!そうでした。風雅さん。昇格試験は受けないんですか?」


 流石にギルドとしても稼ぎ頭に低ランクのままでいさせるわけにはいかないようだ。


『調子に乗るな』


「あーー、忘れてましたね」


「今から受けられますか?」


 少し早すぎやしないかと驚きつつも、了承する。


「分かりました」


「では、こちらへどうぞ」


 コツコツと歩きながら受付の人が話す。


「EランクからDランクへの昇格には**実地試験、倫理面の審査、戦果報告書提出の**3つが必要です。ですが、飯野様は倫理面で審査はクリアしているため、実地試験と戦果報告書の2つで充分です」


 いつの間にそんな審査をしたんだ。


「ダンジョン2階層ボスまで、問題なくできればクリアとなります。四階層を突破された飯野様なら問題ないと思われますが、大丈夫ですか?」


 初めてごブロンロードを討伐して、あれ以来ゴブリンロードとは戦ってない、自分の強さを実感できる良い機会と考えよう。


「では、入ります」


 違和感に気づいた。


「あなたが試験官をするんですか?」


 思わず聞いてしまった。こんな人が?


「はい。私が、今回のDランク昇格試験を担当させていただきます。佐々木です。よろしくお願いします」


 まじか、実は強い系かよ…


「よ、よろしくお願いします」


 そうして試験が始まった。

ちゃんとドロップ品とか金銭管理はこっちでしてるんですけど、難しいです。税理士gptに助けてもらうしか無いんですけど、専門家に怒られないよう頑張ります。

主人公所持金【4,307,251円】

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