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【36話】奪ったスキルの確認と今後の方針

一旦、スキルを整理します。

 朝、目を覚ました時、まずは自分の体調を確かめた。いつも通りの静かな朝だが、心の中ではもう次に進むべき道を考えていた。俺の身に起こる出来事が急激に変わり始め、今や立ち止まっている暇はない。目を閉じると、ふと、これまで手にしたスキルが頭に浮かぶ。


「これが今の俺の武器だ」


 俺は体を起こして頭の中で整理を始める。


 まず、最も強力なスキルは【グリム】だ。これにより、他者のスキルを奪い、自分のものにすることができる。これまでにも何度もその能力を使ってきたが、まだ未知の部分がある。対象に手で触れている場合、3秒でスキルを吸い取ることができる。途中でやめた場合、少しの間能力を使えるが、時間が経つと返却されてしまう。【影】など、他のスキル越しに奪う場合は、10秒チャージ時間がかかり、その後、7秒かけて吸い取る。


 次に、【影】。これは自分の影を自由自在に操ることができる。影で相手の影を拘束することで、相手を封じ込めたり、直接影で相手を拘束したり、自分の顔の影を延長させ、顔を隠したり、このスキルで影を使って隠密行動を取ることができる。戦闘ではもちろん、潜入任務や監視にも使える頼りになる能力だ。しかも永続的に使えるため、戦いでは常に活用できる。


 そして、【身体強化】。これにより、基本的な身体能力が大幅に底上げされ、戦闘や移動が格段に楽になった。特に近接戦では、これがあればどんな相手でも対応できる。


 さらに、ストック式の一時的にしか使えないスキルもいくつかある。例えば、【石化の拳】。このスキルを使うことで、相手を一撃で石化させることができる。石化させた相手は一時的に無力化されるため、その隙をついて攻撃を仕掛けることが可能だ。だが、石化させるためにはしっかりと狙いを定める必要がある。ストックは一個だが、あと4回分ぐらい残っている。


【再生】も重要なスキルだ。傷を治すことができる。ストック一個で指一本分ぐらい生やせる。非常に役立つスキルだ。ストックは一個


【自爆】...いらない。


【短剣術】は、近接戦での戦闘に特化したスキルで、熟練した短剣の使い方が可能となる。相手に対して素早い攻撃を加え、隙を突くことができる。ストックは4個、戦闘8時間分。


【速攻】は、素早く移動して相手を翻弄するスキルだ。特に素早さが求められる戦闘では、このスキルを使うことで圧倒的なアドバンテージを得られる。


【咆哮】は、相手に対して強烈な威嚇を放ち、混乱させることができる。このスキルも、集団戦や相手を一時的に無力化したい時には有効だ。ストックは一個で、あと2回叫べる。


 新たに得た【変身】と【収納】も忘れてはいけない。特に【収納】は便利で、物理的にかなり大きなものまで収納できる空間を作り出す能力だ。これを使えば、戦闘中でも物資や道具を瞬時に取り出したり、隠したりできる。便利。


【変身】は、他者の外見を完全に模倣できるスキルだ。潜入や偽装、他者になりすます時に非常に強力な能力となる。


「これが今の俺の力か」


 スキルをうまく使いこなせれば、どんな相手でも対応できるだろう。だが、ただ力任せでは限界があることも分かっている。スキルの組み合わせや使い方を工夫しなければ、いずれ壁にぶつかるだろう。


 ふと、窓の外を見ながら考える。今日は何をしようか。

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