Great apes execution site
それは、唐突に表れた
不幸であった。
「私は神の加護を受けているのです」
そう、言葉を放っているこの者は、異国の地にある。私の嫁だった。
「あのな、神はいないんだ。我々人類は科学的に生まれたんだ。宗教など信じない」
この人物は、ワタシに対する病逆を反対するもの。
「「君はどっちの意見か?」」
私は、考えた。
物理的に。
神秘的に。
幾何学的に。
私は考えた。
「私は、何も思わない」
二人はびっくりしている。
「なぜです?私たちは、キリストの教えにより。この世の中は廻っているのですよ?」
「なぜだ。人間は時代に沿って、進化してきた。そうして、この地球を守っている」
だが、ワタシは分からない。
「二人とも言っていることが、馴れ合いの一つだよ」
「「おまえは」」
彼は、少年だった。とてもかわいらしいみためだ。私は、少年は好ましく思わないけれど、
この少年は、言葉が優しい。
「まず、神を信じている君」
「私ですか?」
「そう、君」
「私に何か、ご不満でも?」
そうして、意見がまとまった。
「君には、人科としての、たくらみが無い。そうして、言っていることは価値観の君」
「なんだ?」
「君も言っていることが一緒。うわべの言葉だけだ」
「で、でも、ワタシは神を信じています。人間が、地球を守っているなど、とまったくと言っていいほど、思っていません」
「私もそうだ。人間が地球を守っているが、汚染しているのは人間。この考えは伝えたぞ」
だが、意見がまとまらなかった。
「神は、ニンゲンをごまかしているよ?」
「なぜ。神に失礼ですよ!」
神を信ずる者は、人を殺める。その湯女顔つきだった。
愚かな顔つきだった。神を信じる者はどんどん太っていった。
「ほら。君たちは洗脳されている。そうして君たちには、正義が無い。意見が無い」
そうして、最後の意見にたどり着いた。
神を崇める者に言った。
―欲望に負けるな。社会に負けるな。人間に負けるな。ここまでは、助ける―
そうして美少年は。
「だが」
「神は、オマエを見捨てた。死ね。偽善者」
この言葉を放った時。神を信ずる者は、穴という穴から、知識がなくなっていった。
これまで生きた道のりが、すべて消えていく。
地を噴出した。人間のなってならない、姿に落ちこぼれた。
地獄に行った。
焼かれた。
火あぶりにされた。
洗脳された。
拷問された。
亡くなった。
逃亡した。
死んだ。
肉体が死んだ。
知識が死んだ。
言葉が死んだ。
魂が死んだ。
そうして、美少年が今度は、価値観に言葉を与えた
「人間は愚かだ」
「思考をしなさい。世の中の事は間違っていると考えなさい。人間はえらくないと思いなさい」
――――――――――そうして、美少年は又殺した。
―お前を洗脳から解放してやる。
死ね。環境汚染――
価値観の違いだった。価値観は
「いだい。いたい。いたい。いたい。いたい。いたい。いたい。いたい。いたい」
「死んじゃう、痛い。死ぬ。しぬ」
頭が壊れた。
脳が見えた。
ゴミが胃腸に入った。
鐘が鳴った。
映画だった。
偽善だった。
政治家だった。
地球を汚した。
神を怒らした。
体は、引き裂かれた。
真ん中から食いちぎられた。
悪魔に食われた。
血が噴き出た。
青い血が噴き出た。
丸焼きになった。
食われた。
侵された。
心に入りこまれた。
心が壊れた。
快楽に侵された。
――――――人が死んだ。
『二人』も死んだ
神を崇める者は、脳から言葉を失くし。
『シンダ』
価値観は、シンダ。恨まれて。
『死んだ』
『世界』が痛んだ
『私』が壊れた
『死んで』しまう
少年は
『怒り』だった
それを私は…
――――見抜けなかった
『ワタシモシンダ』
トクニなし