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12 異世界に行って来ました! 1-12

本日2話目の投稿です。

結局、そのモンペアの所為でその日も帰りが遅くなり、公明や薫さんに迷惑をかけてしまった。



示談にする気はさらさら無い。

こういう人間に甘くすると、また同じ事を繰り返す。



『親がお金を払ったのだから、私はもう自由よね。』



とか考えるのだろう。

何しろ何度も同じ事件を繰り返していたのだから。

俺はこういうのは許せないたちだ。

と言っても後5日でこっちの世界から帰るから、関わっている時間は無いし、こっちの警察や裁判所と連絡を取るのは無理がある。



そこで、公明の知り合いの弁護士を紹介してもらった。

俺の様に異世界から来て、トラブルに巻き込まれた人間やモフ系の人を保護する神様から派遣された弁護士だそうだ。



これから先は彼に任せる事にした。

俺に確認がいる時は、モフ神通信で連絡を取る事になった。


さて…今日はもう遅い、明日から本格的に行動を起こすか。




――――――――――――――――――――――――


(翌日帰国4日前)


今日も公明(きみあき)と一緒に修行をし、薫さんの作った朝食を食べた。



10時になってからショッピングモールにある自然石を売っている店に行った。

昨日…神社に帰ってから薫さんが内職で社務所で御守りとして売っている『ストラップ』に神力を込めていたのだ。



この『ストラップ』は【恋愛成就の御守り】として大人気で、実際に【恋愛成就】出来ると評判なんだとか……



「ちょっと『神力』を籠めてちょっとだけ、【告白する勇気】を手助けしているだけよ。

もちろん相手側に少しでも好意がないと成功しないわよ♪」



と言っていた。

コレは…もしかしてイケるかもしれない!

こっちで安く自然石や人工石やビーズなんかを仕入れて、アクセサリーを作って【スキルを付与】すれば良いのでは?



試しに『神力』を籠める前の『ストラップ』に【速度UP】のスキルを付与してみたところ、魔石に『付与』するより【魔力】は要らないし安上がり。



そういえば、アイラはこういうの作るのが得意だったな……

材料を大量に仕入れて帰って、やらせるか。

どうせメイドとしても使用人としても、現代人のアイラじゃやっていけないし。



いっその事、新規事業で公爵領の領民を雇ってアイラにアクセサリーの作り方を教えさせ、起動に乗った時に更生できてたらこっちに帰すかな。



そのまま向こうに居たいと言って来たら、残っても良いけど…それはアイラの選択に任せる。



今のところこっちでは行方不明って事になっている。



――――――――――――――――――――――


薫さんとショッピングモールのお店に行って、赤(火)・青(水)・黄(雷)・茶(土)・白(聖)・黒(闇)、他にも基本的な魔力とスキルUPや解呪等に合わせていろいろな色の石を買った。



このお店は薫さんも御守りのストラップの材料を仕入れる為によく利用するそうだ。

店員さんとも顔見知りなので買えるだけ買わせてもらった。

足りない分は通販で注文して届いたら、ヤータ様から連絡が入りモフ神通信で材料を送ってもらえる事になった。



ついでに既に製作済みのアクセサリーも、お土産にいくつか買って行く事にした。

流石にプロが作った物だけあってコレに『付与』すればアイラに作らせる予定の物よりは高く売れそうだ。



そうだ!手作りのアクセサリーをサイトで探して仕入れて帰ろう♪

デザインによって学園の友人達のお土産に使えるハズだ。



その後また本屋に寄ってビーズアクセサリーの作り方の本等を購入。



そしてチェイテスの両親の為に宝石店で指輪やネックレス等を購入する事にした。

もちろん自分のと婚約者のお嬢様のも♡

やっぱりペアリングとかがいいかな?


少しだけ修正しました。

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