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第九話 ぼっち妖魔は異世界の妖魔に出会う

ここで麻衣ちゃんの正体を明らかにします。


<視点 麻衣>


 「おーなかーすいたーぁ・・・。」


みなさん、こんにちわ、

お元気ですか?

麻衣です。


突然ですがひもじいです。

だれかごはんを恵んでください。


よく考えてみてください。

今どきの、そこら辺の女子校生が、

たった一人で森や山の中で生きていけるわけないでしょう!!


ギリで水は飲めますよ?

召喚した蛇さんに、匂いで川のありか教えてもらいましたから。

いま、その川を下っていけば、

人の街に着けるんじゃないかと行軍してる最中です。


でもごはんが・・・。

召喚した蛇さんで、小動物は狩ることは可能です。

でも私は火を起こすこともできないの!!

動物の死体をいきなり生で食べられるわけないでしょう!


鳥さんの卵を見つけることも考えた。

でも、あれも、火を通さずに食べたら生卵って食中毒でヤバいんだよね?

衛生技術の進んだ日本だからナマで食べられるんであって・・・。


 「せめて果物でも見つけられたらなぁ・・・。」


とりあえずこの世界が剣と魔法のファンタジー世界なら、火をおこす術だけでも先に身に着けたいな・・・。

その為にはまず街にいかないと・・・。


あたしは遠隔透視を使ってみる。

レベルは4だそうだ。

方向は川下に向かって視界を拡げてみるが、今ひとつ距離感が掴めない。

かなり先に、人間の暮らす集落のようなものが視えた程度だ。


肝心なのは、

そこに着くまでどれだけ歩かねばならないのか、見当もつかないということだ。



他に近くで・・・


あれ?

なんだろう、この反応・・・。


あたしは何かの気配を察知した。

すぐ近くじゃないね。

でも遠いってわけでもない。

この肉眼での視界から、ギリギリ確かめられるほどの距離にある小高い岩場に、何らかの気配を感じたのだ。


あたしの感知能力でも詳細が掴めない・・・。

危険なのか安全なのかもわからない。



しばらく考え込んだんだけど、

答えは一つしかないように感じる。

あたしの遠隔透視を阻む何かがあるのだ。

何らかの結界のようなものが存在するのか、

それともあたしと同じような能力者がいる可能性もある。


・・・行くか。

そこにいるのが人間だとしたら、こんなところに一人ではいないよね?

何らかの結界に守られているにしろ、

大勢だったら生活の痕跡を残しているはず。


そんなものはなさそうだ。


それでも行ってみる。


実はあの後、二匹のスライムとホーンラビット一羽倒してる。

蛇さんが。


あたしはレベル8になり、

なんと同じ蛇さん召喚してたら、蛇さんのレベルも6に上がってた。

普段は魔物となんて戦わないそうだ。


蛇さんも、さすがにしばらく食べる必要はなかったみたいで、あたしは新しいホーンラビットの死体から、角をなんとか叩き折ることに成功していた。

つまり簡素だけど武器がある。

死体の方はどこかで食べられないかと首根っこ掴んで持ち歩いている。


地味に重い。



だって腕力は非力な女子校生なままだし、レベルが上がってたって上昇値は雀の涙ほどなのである。

気休めにしかならない。

相手の喉元を噛みちぎる方が戦闘としては効果的だろう。

でもそれは相手の間合いに入らないといけないのが難しい。

え? 女子校生の発想じゃない?

何を言ってるんですか?

あたしは普通の女子校生ですよ、

それに吸血鬼でもないからね?

血なんか吸わないよ。



とりあえず空腹感を無視して透視で見えたあの場所まで歩くことにする。

お馬さんを召喚で呼べたらなぁ・・・。

でも契約を済ませてないし、

呼べたとしてもあたしのMPでは召喚時間も限られてしまう。

それなりにレベルアップしないと無理なんだろう。

 


目的地まで一直線に歩いてみる。

おもに平原だ。

森や林の障害もない。

まあそのぐらい大丈夫なんだけどね、

目の届かないところから魔物に襲われる可能性があるからね。

できれば警戒するのは目的地付近に集中させたいの。


空は薄曇り。

上空には時折、鳥さんたちの姿が見える。

鳶の類か、魔物の区別がつけられない。

今のところ、襲ってくる鳥はいないというだけ。


これが炎天下だったら、熱中症になるだろうか。

いや、炎天下ならそんな心配より、

硬い岩場をフライパン代わりに、ホーンラビットの肉で調理を試みるべきなのだろうか?

 

ダメだ、一回、食べ物の想像はやめよう。

探査に集中しないと。


ようやく小高い岩場がしっかりと見えてきた。

今なら距離感も掴める。

あと一キロ程だろう。

まだ蛇さんを呼ぶには早い。

ちなみに名前をつけてあげた。

オスかメスか聞いてないけど、スネちゃんにした。


・・・なにか文句ありそうですね、

余計なお世話ですとも。



遠くの平原を小動物が駆けてゆく。

イタチかな?


小さな虫たちもあたりを飛んでいる。

足元の草むらからバッタが飛んで逃げてゆく。

基本的に地球の動植物と大差ないのだろうか?


そんな観察をしながら歩いていると、もう岩場は目の前だ。

これ登るの?


うーん、足の踏み場はあるからなんとかなりそうだけど・・・

体力がぁ・・・。


よっ、・・・ほっ、


あたしは這うような姿で岩場を登る。

ウサギと角が邪魔だったけど、なんとか落とさずに登れそうだ。


岩場はそんな大きなものではない。

高さにして草原から三メートルほどの高さの岩場だ。

四つん這いにならざるを得なかったのは一、ニヶ所。

あとはよく田舎にある小山の神社の石段を登るような感じ。

それだけでも辛いけど!


よし、登り切った!!

体育の成績が十段階で四のあたしにしては大偉業だ。

とりあえず自分を褒めておこう。


さて、その先の景色は?

まだかなり距離がありそうだけど、さっき透視で把握した集落らしきものがあるような気がする。

もう一度遠隔透視を行えば確実にわかるだろう。


だが今行うのはそれではない。

この岩場の観察だ。


岩場自体の面積はかなりある。

あたしの左手側に岩場の壁があるが、その奥に歩いて移動できる部分があるようだ。


え?

何故そんな体力使ってまで、この場所にこだわるのかって?


確実に何かいるから。


感知能力では相変わらずその姿を捉えられないけども、ここまで来れば、あたしの鼻でも生き物らしき匂いが感じられるしね。


そして・・・

平和な日本に暮らしているあたしでも観察眼くらいあるよ。

何かを引きずったような跡だ。


ゆっくり慎重に足を進める。

・・・その跡に沿って・・・。


すぐにそれは天然の洞穴のような暗闇に続いていた。

と言ってもそんな奥深いものでもないようだ。

外の光がギリギリ届かない程度の奥行だろう。


洞穴はひらけた道があるのではなく、

この期に及んで、なお障害物となる高さ一メートル程の岩が人の歩みを阻んでいた。

奥に行こうと思ったらまた岩を登らないといけない。

だけど登らないよ。


洞窟の入り口付近に、明らかに人の手によって作られた槍のようなものが立てかけられていたからだ。


他にも動物か魔物の白骨も散乱している。


これ以上どうするべきか。


すると、

シュルルル・・・という聞き覚えのあるような音が奥から聞こえてきた。

「向こう」もあたしが近づいてきていることに気づいているのだろう。


ここまで殺意も敵意も発散させないということは、

明らかに奥にいる存在は知能を持っている。

バリバリ警戒してるんだろうけど、それを外にいるあたしに気づかせないようにしているというわけか。


反応を見よう。

そして危険なようならすぐ立ち去ろう。


 「すいませーん、どなかたいらっしゃいますかぁ~?」


何も動きはない・・・。

いや、しばらくするとあの何かを引きずるような音がまた聞こえた・・・。

そして・・・


 「お、女の子!?」


奥からあたしと同じ女性の声が聞こえてきたのだ。

これはちょっと意外だった。


 「あ、そ、そちらも女性の方ですか!?

 すいません、道に迷ってしまって・・・!

 ぶしつけですが、食べるものを恵んでいただけないでしょうか?」


ていうか、言葉通じるんだね・・・。

 

すると岩の上の方に何かが動くのが見えた。

槍だ・・・。

他にも武器を用意しているのだろう。

あまり立派に見えないが、

自作したのかな、という程度の簡素な槍を持った髪の長い女性が頭を見せた。


・・・すっごいエキゾチックな美人さんだけど、髪がボサボサでもったいない。

ちょっと青みがかった髪の野性的な印象だ。

ちゃんとトリートメントすればすごい綺麗だろうに。


肌は浅黒い・・・。

そして顔もすごい美形なんだけど肌が荒れている。

こんなところに一人で住んでいるなら仕方ないか。


 「あなた一人・・・!?」


野性味あふれる美人のお姉さんは聞いてきた。


 「はい、そうです・・・、

 ホーンラビットに襲われたんですけど、

 なんとか倒し切って・・・。」


角持ってるけど、自衛のためですよ、

戦意はありませんからね?

とアピールする。


 「・・・あなた、おかしな格好してるわね、

 そんな服装、初めて見るわ?」


あ、これは学校の制服だ、

白シャツに今は紺のVネックセーターなんだけど、

珍しく見えるのかな?

それとも薄いチェックの入ったプリーツスカートの方が珍しいのだろうか?

こっちの人達の服装文化なんか知らないしね。


 「これは学校の制服です。

 あたしぐらいの年の女の子はみんな着るものです。

 あたしの生まれ育った場所での話ですけど。」


 「ふぅ・・・ん、

 それで、食べ物が欲しいの?」

 「はい、お願いします。

 あ、ホーンラビットを一羽仕留めているので、

 それか、火を起こしていただければ・・・。

 何なら半分、差し上げても構いません。」


 「へぇ、それぐらいなら構わないわよ、

 ・・・と言いたいけど・・・。」

 「な、なにか?」


 「こんなところに一人でいる女の子を警戒しないわけにはいかないわねぇ。」


それはまあ、その通りというか、お互いさまというべきか。


 「あ、あたしは普通の人間ですよ?

 魔物か何かと思っているんですか?」


 「普通の女の子だっていうなら、

 あたしに鑑定させてみて?」


 「え?」


 「微弱だけど、あなた精神障壁を発動させているわね?

 だからあたしはあなたの正体が見えない。

 あたしを安心させたければ、その障壁を解いてみせて。」


 「あ、き、気づきませんでした。

 無意識に行っているので・・・。

 で、ではあなたも?」


鑑定能力はこの世界の人、みんな持っているのだろうか?

それともやはりあたしと同じような能力を?


 「無意識で?」

その問いかけとともに、

綺麗なお姉さんは岩の上に体を乗り出した。


 「あ?」


上半身すっ裸だ。

首元に・・・ラピスラズリかな? 

綺麗な石のアクセサリーを垂らしているけど、

おっぱい丸見えだ。

・・・おおきい・・・いや、それはどうでもいい!


 「なぁに?

 あたしの魅了をレジスト出来るくせに、こんなものが珍しいの?」


そう言ってお姉さんは二つのおっぱいを揺さぶる。

ううう、すごい。

いや、だからどうでもいいっ。


ていうか、今、魅了って言った? 

レジストって言った?

それってあたしが無意識に発動してたっていう精神障壁のおかげ?

じゃあ、それ外しちゃったら魅了されるの?


 「まぁ、女の子にはもともと効き目が弱いけどね、

 でも、そんなことができるんだから、あなた普通の女の子じゃないんでしょ?」


なんかどんどんこっちの情報暴かれてる気がする。


 「で、でもそれってお互い様ですよね?

 あなたも精神障壁・・・使ってます?」


試しにこの人へ鑑定能力使ってみたんだけど、鑑定不能と表示された。

認識阻害されたらしい。


 「ここはあたしの住処なのだからあたしの自由よ。

 用があるのはそっち。

 気に入らなければさっさと帰ればいい。」


うう、正論だ。

でもご飯もらわないと・・・。


 「す、住処って、なんでこんなところで一人で・・・、いくらなんでも危なくないですか?」


 「うふふふふ、

 まぁここは長居するつもりでもないけど、たまに獲物がやってくるからね。

 そこは危険と食料獲るかの兼ね合いよ?

 で・・・あなたはどっちになるのかしら・・・?」


殺気がこぼれ出た・・・。

今まであたしの感知能力に反応していなかったものが、向こうの感情を強めた為に感知できるようになったのだろう。


反射的にあたしは召喚術を使う。


 「仕方ありません、

 ・・・召喚、スネちゃん!!」


あたしの目前に白い光の柱が立つ。

すぐにとぐろを巻いたスネちゃんが、岩の上から体を出しているお姉さんをロックオンした。


すると驚いたのはお姉さんだ。


 「なぁに?

 あなた召喚術使えるの!?

 レベルは低そうだけど面白いわ!!

 ていうか、蛇!?

 このあたしに蛇をけしかけようというの?」


あれ? なんか思ってたのと反応違う。

ちょっと嬉しそうだ。

それにスネちゃんがこっちを振り返って、

「ダメです、勝てません」と訴えてるような気がする。

もしかしてかなりヤバい人を相手にしてしまったのだろうか・・・。


あたしが判断できずに戸惑っていると、お姉さんは笑みを浮かべたままカラダをくねらせつつ、さらに全身を岩の上に乗せて見せたのだ・・・。



あ・・・あれ?


おかしい・・・

足が見えない・・・?


最初はロングスカートを履いているのかと思った。

でも違う。

衣服は一切身に着けていないのだ。

腰もとにチェーンのアクセサリーを巻いてはいるけども・・・


あれは・・・鱗!?


え、なに?

この人・・・足がないの?

いや、そうじゃない。


そしてあたしは理解した!

この人は人間じゃなかったのだ!!


上半身は人間、

そして下半身は・・・蛇!!


あたしとは別の意味で半人半妖!!

まさか、この人・・・

  

 「ラミアっ!?」



そしてあたしが正解を言ったためだろう、お姉さんは元気よく笑いだした。


 「あら、よくわかったのね!

 そう、その通り!!

 ご名答よ!

 ご褒美に美味しく食べてあげようと思ったのだけどぉ・・・

 あなた何者なの、おチビさん!?」


えーっと、・・・どうしよう?

なんか親近感湧いて来たんだけど、別に同族ってわけじゃないし・・・。

 

本来あたしたちの種族は、妖魔っていうより、由緒正しい正統な人間の筈なんだよね、

「知恵の実」を食べなかったために、イブの子孫とは別の進化をしてきただけで・・・。

まぁ、それが真実なのかどうかはわからないけど。


とりあえず今はラミアのお姉さんに答えようか。


 「リーリト、

 それがあたしたちの種族の名前、

 といっても人間・・・ヒューマンとのハーフ。」


お姉さんは首をかしげる。

 「リーリト?

 初めて聞くわ? 亜人なの?」


 「あたしはこの世界のものじゃありませんので・・・。

 あたしたちの神話によれば、

 世界で最初に産み出された人間の女性・・・

 そしてその楽園から逃げ出したために、世界のことわりから外れた一族、

 それがリーリト。」


そしてあたしは自分の姿を「解放」する。

争いになるなら仕方ないけど、むしろ曝け出した方が危険は少ないと判断しよう。


わずかであるが、爪や牙が伸びてゆく・・・。

そして最大の変化・・・

あたしの瞳の色が翡翠色に鮮やかに輝きだす。

皮膚も硬質化し、鱗状の光沢を帯び始めた・・・。

もう外見上は・・・人間に見えないかもしれない。


 「あっは、驚いた!!

 それ、もうあたしたちと同じ魔物なんじゃない!

 蛇人間・・・いえ、

 亜人の範疇を超えているわよ!?」


下半身が蛇の人に蛇人間言われた・・・。

地味にショックだ。


 「いえ、これでも人間のつもりです。

 風邪もひくし、食事も人間と同様です。」

  

 「・・・人間は喰わないの?」

 「そもそも会話が通じる相手をなんで食う必要あるんですか。

 普通の動物や魚、野菜、果物で十分でしょ?」


ラミアという名の妖魔については聞いたことある。

あくまで元の世界の伝承ではあるけども、たしか人間を食べたり、血を吸ったりしているとか?


 「まぁ確かに人間を食わなくても生きてはいけるわね。

 ただねぇ、人間の栄養価は高くて、ステータスを伸ばすにはちょうどいいのよ。」


あたしはここで透視を行う。

岩の向こうの奥に人骨が散乱している。

なるほど、彼女の食料か・・・。

異世界来て早々、食べられては堪らない。


 「あたしの方は、あなたと争う気も食べる気もないのですが、先ほどの要望はいかがでしょうか?

 火を起こしていただけるなら、ホーンラビットを山分けしますけど。」


お互い紹介し合ったところで、元の話に戻すことにする。

ここで争うことにメリットは何もない。

問題は向こうだ。

親近感でも警戒心でも持ってもらって構わないけど、敵対意識だけは消してもらいたい。


 「ホーンラビットより、あなたを食べた方が栄養ありそうなんだけど?」


だからやめてって。


 「あたしは初めて見る種族なんですよね?

 リーリトの種族特性ご存じなんですか?

 あなたの予想もつかない特殊スキルを持っているとしても?」


すいません、はったりです。

何も持ってません。

スネちゃんが落ち着きなく首を向こうとこっちに動かしている。

ごめんね、もうすぐ引っ込めてあげるから。


 「・・・なるほど、奥の手って事かしら、

 確かに危ない橋は渡れないわね、

 それに・・・。」


 「それに・・・何でしょう?」

 「頭にそんな矢が刺さっているのに平然としているのは脅威よね・・・。」


あ・・・ああああああ、まだ刺さってるぅぅぅ!?



遭難した時、川を下るのは厳禁だそうですね。

途中、崖や滝がある可能性があるし。

ちなみに麻衣ちゃんにそこまでの知識はありません。


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