第百三十話 妖精、食事を知る
ぶっくま、ありがとうございます!!
文章内、過激な描写がありますが、
あくまで食事シーンです。
・・・二週間が経った。
あの妖精に会いに行けた連中とは秘密のやり取りをしている。
村の他の奴らに知られたくはない。
オレたちが、何度も妖精に会いに行ってることを知れたら、余計な詮索をされるからだ。
なにぶんにも、妖精とは言え幼女の恰好したものに、独身の男がたった一人で会いに行くなんて、下卑た想像をされても堪らないしな。
・・・間違いじゃねーけどな。
だから互いに妖精に会いに行くタイミングや、口裏合わせなど、細かい取り決めをしていたんだ。
それに森で捕まえた獲物を、妖精に食わせて・・・・あれは餌付けってことになるのかな?
まぁ、金にもならないのに、妖精に獲物を提供してるなんて知られるのもまずい。
森に獲物を捕りに行って、手ぶらで村に帰るのは、自分が無能だと知らしめるようなものなので、基本的に妖精のところに会いに行くのは獲物が複数獲れた時だけだ。
ただ、妖精の方は、獲物の種類にはこだわらないようで、
それこそ人間が食わないような、狼とかイタチとかでも満足しているようだ。
それと・・・大事なことだが、
オレの他に、あの妖精を「女」として扱っているかどうか確かめないとならなかった。
「・・・お前ら・・・それで聞きたいんだが・・・、
あの妖精に手を出した奴なんて・・・いないよな?」
「は・・・?
ハァ? な、何言ってんだよ、そ、そりゃ、あんなカラダしてるから・・・
どうしても目は行くが・・・そもそも魔物なんだぞ?
そんなバカなマネするわけねーだろ!?」
「お、オレだってそうだ!
・・・でも・・・生まれたばかりだってのに、エロいカラダしてるよね?
あ、あそことか、人間の女と同じなのか・・・な!?」
ふーっ、考えることは同じか、
でも、ま、手を出した奴はいないようだな・・・。
へ、へへへ、このまま、俺だけが独占しちまえば美味しい思いはできるよな!!
い、いよいよ俺も童貞脱出だ!!
「よう!
今日は簡単にここを見つけれたぞ!
「こんにちは、・・・私が誘導したから・・・。」
「そうなのか? ああ、こないだもそんな事いってたっけ。
結構便利な能力なんだな、
ていうか、だいぶ喋るのが巧くなったな。」
喋るどころか、顔の表情なんかも人間に近い動きをしているように思う。
まぁ、喜怒哀楽なんかはそんなはっきりとはわからないが。
「うん、人間の言葉はもう大体わかる。
それより今日は何を持ってきてくれたの?」
「おお! 今日は小型だが、猪の子供が罠にかかってたんでな、
いつも通り、お前の足元に埋めておけばいいな?」
「うん、ありがとう、おじさん好きよ。」
「はは、会話のパターンも人間の女に近づいてきたな。」
オレは彼女の足元の土をほじくり返し、猪の子供を埋める。
その際、どうしても視線の先は彼女の下腹部に目が行く。
毛は相変わらず生えてもいない。
つるつる。
つるつる最高。
そしてうっすらとスジ目が見える。
こいつは排泄行為をしないようなんだが、これは何のための器官なんだろう?
生殖か?
生殖行為だよな?
生殖行為は可能ってことでいいんだよな?
どっちにしても、オレは今日、それを確かめる・・・!
「あ、・・・これ美味しい!」
「気にいってくれたようで何よりだ。
・・・それより、今日はお前に新しいことを試したいんだが、
協力してくれるか?」
「・・・改まって・・・なに?」
「あ、うん、いつも皆には内緒でオレら抱き合ってるだろ?
実はその行為には先があってな?
ただ、もともと同じ種族同士で行うものだから、オレとお前でそれができるかどうか確かめたいんだ。」
「何それ? いいよ? 面白そう?
でも難しいの?」
「難しくはないと思う。
だが、もしかしたら最初は痛みを感じるかもしれない。
でも信じてくれ、
オレはお前を傷つけようとしたり虐めようってわけじゃないんだ。
むしろこの行為はお互いの親密さを確かめ合うものなんだ。
どうしても我慢できなかったら言ってくれ、途中で止めるから。」
「でも、おじさん、最初の時もそう言って、
いきなりあたしの口の中に無理やり入れて来たしなぁ・・・。」
「うっ、でも痛くなかったろ!?
今度も気を付けるさ!!」
・・・っても、こいつのカラダの大きさだとなぁ、
あそこも狭いのかなぁ?
もしかすると「痛いっ」って言いだすかもな?
まぁ、やっちまえばこっちのもんさ!
そしてオレはいつものように両ひざ立ちで彼女を抱きしめる。
自然な動作で彼女は唇をぶつけてきた・・・・。
すぐに互いの舌が絡み合う。
「ンフフ・・・。」
堪らねぇ・・・最高だ。
もう他の女のことなんて考えられねぇ・・・。
股間の盛り上がりを彼女の太ももや下腹部に押し当てる。
もうちょっと待ってろ?
・・・これを妖精の体の中に入れてやるからな・・・。
そこで彼女は一度、唇を離してオレを見詰めた。
「私からもお願いがある。」
「お、・・・おう、なんだ?」
「いつも『お前』とか『妖精』とかじゃやだ・・・。」
「・・・、ああ! そうか、名前か!?
名前を付けて欲しいのか?」
そういえば敢えて名前の事は考えないようにしていた。
情が移ってしまうのを警戒していたんだ。
でも今更だよな。
いいぜ、この後も長い付き合いになるんだからな。
だが、妖精はそう考えていなかったのかもしれない。
「ううん、名前は自分で考え付いた。
だからこれからは名前を呼んで欲しい。」
「・・・そうか、それならそれでいい。
何て名前なんだ?」
そこで彼女は緑銀の髪を掻き上げて、オレに向かってニッコリ笑ったんだ。
「アルラ。」
そう言えば、彼女のはっきりと笑った表情はこれが初めてだったかもしれない。
「・・・アルラか、いい名前だな。」
おれはそこでその名を祝福するかのように彼女・・アルラを抱きしめた。
力いっぱい・・・。
「ありがとう・・・。」
その後、オレらはゆっくり丹念に愛撫しあった。
ズボンも既に脱ぎ去ってある。
いま、オレが身に着けてるのは上半身の肌着だけだ。
「ね、ねぇ、・・・この細長くて固いのは何?」
「へへ、男にはこういうのが全員ついているんだ・・・。
そして女には代わりに、股の付け根に穴が開いているんだよ。
・・・ほら。」
オレはアルラの指を掴んで彼女の割れ目に誘導する。
「え?」
「ほら、これ・・・ここに谷間があるだろ?」
「う、うん、私のカラダ、こうなってるなんて今初めて知った・・・。
人間はみんなそうなの?」
「人間だけじゃねーぞ、
お前が今まで土に埋めて食ってきた獣もみんなそうだ。
今日はな、オレの・・・こいつを・・・お前の中に入れてみたいんだ・・・。」
あからさまにアルラが狼狽えている。
さすがにその状況を想像できないんだろうな。
「・・・えっ? む、無理!
こ、こんなの入るわけない!!」
「いやいや、それを確かめようってことなんだ。
人間の女も生まれたばかりじゃ無理だ。
大人になってから男のものが入るようになる。
でもアルラは妖精種のせいか、成長が速いからさ、
確かめるだけでもお願いしたいんだ。
もし、今日が無理ならもう少し成長してからでもいいんだけど。」
「だ、ダメ、絶対、・・・こんなのヤッ!
・・・えっ!?」
「大丈夫・・・こうやって指をなぞっていけば・・・ホラ?
やっぱり濡れてきた!!
こうやってたくさんヌルヌルしてくれば入るようになるのさ!!」
ぃよし! 指が肉と肉の中に埋まっていく!!
「あっ! えっ、ちょ、ちょっと待って!?」
アルラは抗議するようにオレの背中に爪を立てる。
まぁ無視できる痛みだ。
それにこれからの事、考えると・・・よ。
「ホラ、大丈夫・・・少しずつ動かすから・・・痛くない?」
「いっ、痛くはないけど、なんか変っ!?
あうっ!!」
間違いねぇ!!
ちゃんとオレの「コイツ」を受け入れるだけの隙間はあるぞ!!
まさか人間と妖精で子供なんて生まれる筈もないから、安心してやれるだろ!!
「アルラ、お願いだ・・・。
オレは君の中に入りたい・・・。」
「え、で、でも・・・や、あ、あ・・・あ」
それ以上、会話も承諾も必要なかった。
オレが全部無視したからな。
オレは彼女を逃がさないように両腕でガッチリ固めながら、下腹部の隙間に「それ」をあてがった。
う・・・生まれて初めて・・・お、女に・・・
「あ! そ、それ!! や・・・やーっ!!」
森の中にアルラの声が響く。
聞き耳を立てる奴なんて誰もいない。
今日はオレの番だ。
肉食性の獣がやってくる懸念はあるのだが、
これまでアルラが無事に生きてこれたところを見ると、獣も襲いに来ることはなかったんだろう。
それより今オレはこの幸福と快楽を味わうべきだっ!
「あ、あ、う、うっ!」
もうアルラは幼女の顔じゃない、
完全に飢えた女の切ない顔だ。
決めた!
他の男にはもう渡せない!
これは俺だけのものだ!
オレだけのアルラだ!!
へ、へへへへ!
こする。
うごかす。
まわす。
かき混ぜる!!
その度にアルラは背中を逸らせよがり続ける。
髪を振り乱し、時にはオレにしがみつき、
時にはオレのカラダに小さな口をかぶりつかせ。
・・・これ、オレもうイッちゃって・・・いいな。
出しても大丈夫だろう。
まだまだ何発でもいけるぞ。
アルラはオレの宝だ。
これからオレはこいつと一緒にいつまでも・・・
・・・うん?
何かおかしい・・・。
女とやるのが初めてなので、何がどうおかしいかわからなかった。
そういうものかと最初は思った。
カラダの力というか、何かが抜けていくような・・・
オレには才能も適性もないから魔術士にはなれなかったが、
魔術士が魔力を使い過ぎて、虚脱状態になるのと同じ現象なのかもしれない。
アルラにしがみついたままだったから自覚するのが遅かったかもしれないが、
もはやオレは立ってることすら出来なかったのだろう。
いつの間にか、オレのカラダを抱きしめているのはアルラの方だった。
オレの両腕からは力が完全になくなっていたんだ・・・。
「あ・・・あ、これ、・・・なに?」
オレの目にはアルラの狂おしいほどの笑顔が映っていた・・・。
赤紫の眼球が光り輝いている・・・
「美味しい・・・!
これはもっと・・・地面から精気を吸うより・・・
獣の血肉を吸い上げるより・・・
おじさん、ありがとう!!
私はとても大事なことを教わった!!
いま、おじさんと繋がっている私の穴は・・・
栄養を吸収する器官だったんだ!!
凄い!!
力が溢れてくる!!
なにこれ?
レベルアップ?
取得可能スキル!?
変な声が聞こえてきたよ!!
でもわかる!
私強くなるんだ!!
凄い強くなる!!
キャハ! キャアハハハハハハハハハハハハ!!」
ダ、ダメだ、これ以上、吸われるとヤバい・・・。
でもアルラのカラダを引き剥がせない・・・。
気持ちいいからだ・・・
オレがかつてしたように、アルラは愛おしそうにその頬をオレにこすり付けてくる。
おい、放せ・・・
いや、オレのカラダが言う事きかねぇ
オレのカラダは勝手にアルラに向かって動かし続けている・・・
あ、これ以上 ダ、メ・・・意識・・・が
「あれぇ? おじさ~ん?
・・・もう終わり~?
何も吸い取れなくなっちゃった~?」
あれ?
この人誰だろう?
顔が別人みたいにしょぼしょぼになっちゃった。
腕や体もだ。
目は虚ろでどこも見ていない・・・。
「・・・えーっと、
おじさん・・・顔も体も・・・ああ、養分全部吸い取っちゃうとこうなるのかぁ?
もう心臓って奴も動いてないものね、
そうか、養分吸い続けると死んじゃうんだね。
そうかそうか。
アルラはまた賢くなった。
いままでいろんなことを教えてくれてありがとう、名前も知らないおじさん・・・。」
ということで、男の人の勘違いでした。
生殖器ではなく、あくまで妖精アルラちゃんのもう一つの口です。
それと今のうちにお断りしておきますが、
この段階で、メリーさんの死神の鎌は、この妖精に対して発動することはありません、
ただの食事行為なんですから。
いかがですか、歴代メリーさん、
アルラちゃんに罪は?
マリー&エミリー「「のっとぎるてぃ」」
百合子まま「のっとぎるてぃ」
今のメリーさん「のっとぎるてぃ」
ちなみに・・・今回精気を吸われたペドの人は?
全員「「「ギルティ!!」」」