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いきなりゲーム内に飛ばされた白の騎士  作者: 十六夜 来夢
第二部 国と国の戦い
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第七話 模擬戦までの日程

「でわ、こちらから金等級のアルを出しましょう」


リアはレイにそう告げた。


「確か、、、どっかで会ったような気がする」


「おいおい、忘れちまっては困るなー」


そこには、青い鎧に槍を持ちツンツンした頭の冒険者がいた。


「悪いが、誰だ?」


「マジかよ、、、、アルだよ、ギルドで会ったろ」


レイは頭の中で考え整理した・・・・・・・・・・・


(誰だろう、分からん。  話を合わせとこうかな。) 


「あぁ、あの時の」


「そうそう、あん時だよ」


(どの時だよ)


「そうか、お前が参加するのか」


「お前じゃねーよ、アルだよ」


「よろしく頼む」


「おうよ、帝国に勝とうぜ。それと俺の足引っ張るなよ」


(いや、お前がな)


「善処する」


リアのギルマスの部屋で話が行われた。


一様アルは、金等級の冒険者だし大丈夫だとリアが言ったので了承した。


「アル、改めてよろしくな、俺はレイ、こっちがリュース。」


「よろしくなのじゃ」


「おぉ、なんと美しい。」


アルはリュースを見るなり、リュースの手を取り手の甲にキスをした。


「うげっ」


リュースは今まで見たことない位の今にも吐きそうな顔をしていた。


システィーナも同じ顔をしていた。


「殺す」


「何か言いましたか、レディー」


「リュース、やめなさい」


レイは、リュースを止めアルにも注意した。 


収拾がつかなくなるのでリアに話をまとめてもらい、先方アル、中堅リュース、大将レイに決まり開催する三日後にここに集まることにした。


・・・・・・・・・・・・・・・・




「冒険者め、潰してくれる」


将軍は妖精をとらえられなかった兵を罰し、泥を塗った冒険者を探していた。


「将軍様、模擬戦は誰を」


「帝国第一騎士アドミルで十分じゃ」


「後二人は、、」


「あれを使う」


「協会に伝えよ、あれを使うと」


「御意」


・・・・・・・・・・・・・・・・・



「さっきの嫌だったのじゃ、虫唾が走るのじゃ」


リュースはレイにアルの愚痴をこぼしていた。


「よく我慢したな、偉い偉い(棒読み)」


「心がこもってないのじゃ」


「確かに男にされたら嫌だよな」


「違うのじゃ、旦那様ならいいのじゃ」


リュースは本気だった為レイはどうしようか迷ってしまった、ただからかっただけなのに・・・・

レイは後悔した。


「妾は、怒ったのじゃ」


「おい、待てって」


「ふん」


リュースは怒ってしまい、一人で何処かにいってしまった。


「レイさん、今のは酷いですよ。」


(えぇ、何が酷いんだよ、からかっただけじゃん)


「早く追いかけて下さい。」


「私は補充品を買って宿に戻ってますので」


「え、、システィーナ、、、」


システィーナまでも怒ってしまって街中に消えていった。


「仕方ない、リュースを探すか。」


レイは町中を歩いてリュースを探した、食品売場にいると思い来たがハズレだった。


次に防具や武器の店を探した。


「ここもハズレか、」


スキル  「探索」


「えーと、リュースは、、、あそこか。」


リュースの居場所はスキルで見つけた。


いた場所は時計塔の最上階、レイは歩いて階段を登り何が悪かったか考えながら謝る事にした。


「リュース探したよ」


..........


返事がない、リュースは相当御立腹なようだった。


「リュース、さっきは悪かった。」


「何が悪かったか言ってみるのじゃ」


「リュースにとっては凄く嫌な事だったのに茶化して俺はリュースを怒らせた。」


.................


「すまなかった。」


「もう、よいのじゃ、、妾は少し寂しくなっただけじゃ」


リュースを後から見ていたが小刻みに体が震えている、多分泣いているんだとレイは思い、昔言われた事を思い出した。




..........



「また、レイは泣かしたのかよ」


「いや、ただ、」


「女性は泣かしたら駄目だ、何で傷付くかちゃんと分かれ」


「相手を想えばちゃんと理解出来る、それでも分からなく傷付けたなら直ぐ謝れ」



............



昔の仲間がレイのゲーム内で女性を茶化して泣かせ、同じパーティーの兄貴みたいな存在の人に叱られたのを思い出した。




「リュース、俺が悪かった。」


今までのリュースの行動や言語を思い出し脳内で考え導き出した答えは、、、


(いやいや、そんなはず、、、まさか、でも)


レイは、導き出した答えは好きと言う言葉、どうしたら良いか分からなくなってしまった。


レイは、異性からそういう好意は全く無かった為に初めての経験で対処が分からなくもし、勘違いならリュースを怒らせてしまうと思った。


(どうしよ、間違ってたら、、、いや、もし本当だったら素直に嬉しい)


レイは、決心が着いた。


リュースを後ろから優しく包み込んだ。


「旦那、旦那様、妾は」


「リュース、すまない、いつも好意を寄せてくれてた事を気づかなくて」


「本当なのじゃ」


「これからはちゃんと見ようと思う。」


「妾は、いつも本気じゃ」


「リュース、ありがとう。」


「うむ、次は泣かせるでない。」


リュースの顔は涙目だが嬉しそうに笑った。


二人は時計塔の最上階で少しの間話をして、リュースはレイと一緒に時計塔を降りた。


「今戻った。システィーナ」


「おかえりなさい、その様子だと良かったみたいですね」


「旦那様は、妾と結婚するのじゃ」


「え?いやいや、そんな話してないから」


「本当なのですか?レイさん」


「だからシスティーナも話を聞けーー」


宿に戻った二人とシスティーナはいつものように楽しそうに笑っていた。



...............模擬戦まで後2日.........



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