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いきなりゲーム内に飛ばされた白の騎士  作者: 十六夜 来夢
第二部 国と国の戦い
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第六話 上級魔族襲来

襲ってきた協会相手にレイ達は勝利した。


「システィーナ、リュース大丈夫か?」


「はい」 「うむ」


二人が無事だったので良かったが、帝国は過激過ぎるくらいだとレイは思う。


「我々は、、まだ、、」


先程倒した相手が弱々しく立ち上がった。


()()()()()()()()()()()()()()()


協会は何かを唱えた後血を噴き出し倒れたが、倒れた所に赤い魔法陣が浮かび上がって協会の人を飲み込んでしまった。


「嫌な予感がするのじゃ、旦那様」


「あぁ、」


地鳴りが響き、黒い霧がレイ達の視界を遮った。



....()()()()()()()()....



黒い霧の中から声が聞こえてきた。


黒い霧が消えていった時、姿が見えた。


「魔族か」


レイの言う通り、相手は人族に近い姿で翼が生えこちらを見ていた。


「人、エルフ、まぁどうでもいい。」


魔族はいきなり攻撃をレイ達に仕掛け、システィーナを先ず飛ばした。


「きゃっ」


「システィーナ!!ちっ」


レイは直ぐ様魔族に反撃を開始した。


「おや、人族にしてはやりますね」


「妾を忘れるでない」 


「紅蓮の炎球」


リュースは魔族の背後を取り魔法を背中から当てた。


「龍族もいるとは、、もう少し力を出しましょう」


魔族のスピードが上がり目で追う事が並の人では捉えられない位だった。


「だが、遅い。」


妖精の力を手に入れたレイには魔族の速さはまるで歩いてる速度に見え、更には攻撃が読み取れるほどだった。


「何故私と互角に」....はっはっは


魔族は肩で息をしていた。


「互角?何か勘違いしてないか」


「何を言って、、」...ゴクリ


レイは魔族に対してハ斬神贄を出し攻撃を防ぎまた、攻撃を繰り出していた。


魔族には回避出来ないみたいで全部攻撃が当たって血だらけで地面に膝を着いた。


「まさか、屈辱を、この私が」


「終わりにしよう」


レイは妖精の力を手に入れ負ける気がしなかった。


魔族を剣で空中に飛ばした。


八斬裂傷(エイトダウン)


魔族の周りを剣が囲みやがて光だし、稲妻みたいな光を魔族に当て拘束した。


「うぐっ私が負けるはずがない」


「お前は終わりだ」


「チェックメイトだ。」 パチン


レイが指を鳴らした途端、拘束した魔族の頭上に大きな剣が現れゆっくりと魔族に降りてきた。


「やめろ、やめてくれ」


魔族はレイに物乞いをしたがレイは聴かなかった。


「この、技は、まさか!、、、うぎゃー、、、、、」


やがて魔族に近づいた瞬間、剣は一瞬で魔族を消し去った。


称号を新たに取得しました。


「魔族狩り」



.................


「流石じゃ」


「レイさん益々強くなっていきますね」


「主様強い、惹かれちゃう」


「いや、シルキーの力が強いからだよ」


魔族は消滅し、レイ達はシルキーを守った。


帝国は魔族と繋がりを持っているとレイ達は思い、これからの方針を語った。


先ずはグリッドに帰り、リアに報告と帝国の詳細を知る、そして帝国の将軍とやらの出鼻を折ると、システィーナ、リュース、シルキーはレイに賛成したので、帰る事にした。


「では、テレポートを使う」


そして、四人はグリッドに転移した。


…..............



「どうしよう、レイ様達は今、」


リアは将軍と話あった、そして同意をしてもらい3対3での模擬戦をするようになったが誰を出すか悩んでいた。


リアの頭の中にはレイ、システィーナ、リュースを出したいと思っていたがレイが賛成するかは分からなかった為に悩んでいた。


グリッドにはもう一人金等級はいるかあいつは駄目だとリアは思う、するとリアの部屋に魔法陣が現れレイ達が現れた。


「レイ様ー、」


レイは気配を感じたので右に避けた。


ガシャン、ドカーン


リアは棚に突っ込んだ。


「なんだ、リアか」


「ひどいです。レイ様。」 (´Д⊂グスン


「悪い、」


リアは頭を押さえながら椅子に座り直した。


「レイ様、何用で。」


レイはリアにシルキーの事、帝国の事を話た。


「将軍は、そんな事を」


リアは驚いていたが冷静に話を聞いていた。


「レイ様達は、ギルドが守ります。何があろうと」


「よろしく、リア」


「そういえば、話を将軍に同意してもらいました。模擬戦」


「では、俺が出る」


リアはレイが出てくれるのが嬉しかった。


「残りはリュースに出てもらう」


「了解なのじゃ」


「私は、、」


「システィーナにはやってもらう事があるから後で話す」


システィーナには帝国が何をしたいか探りを入れてもらう予定だった。


「リア、後一人はそちらで用意してくれ」


「分かりました。」


リアと話を終えギルドを出た。



読んでいただきありがとうございます。

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