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いきなりゲーム内に飛ばされた白の騎士  作者: 十六夜 来夢
第一部 転移召喚
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第十九話 エベレン山脈に住む魔族とは?

三人はエベレン山脈に向かい道を進んだ。



「もう少しで到着ですかね。」


「確かに、でも何も起きないのが不気味だな」



そう、ここまで来たが最初みたいに敵が出ることもなかったし、トラップもなかったのだ。



「旦那様、もうすぐ()()()()()()じゃ」



リュースは何かを察知したのか、エベレン山脈を睨んでいた。



「どうした、リュース」


「いや、あそこに確かにいるのじゃ」



居るっていうのは魔族のことだと直ぐに分かったので最善の注意をしながら三人は領地に足を踏み入れた。



「ここは、、、」



その頃ギアスは洞窟で目を覚ました。


「傷が癒えてる、確かに致命傷のはずだったが」


自分の身体をくまなく見たが傷が無く、誰がここに運んだかを考えた。



「やばい、こうしちゃいられない」



ギアスは洞窟から飛び出て、レイ達を追った。


エベレン山脈に向かっているはずだからと急いで飛んだ。



「頼む、間に合ってくれ」


「領地に着いたが強い気配を感じないな」


「確かに感じません」


「旦那様、雑魚はいっぱい感じるが、肝心の奴の気配がさっきまであったのに今はないのじゃ」



リュースの言う通り、先程はあった気配が今は無く何かがおかしいと思ったレイは先に三人に防御魔法と魔法耐性を付けた。



「おや、、誰かの訪問かしら」



レイ達の目と鼻の先に一人の魔族が現れた。



「あらー、コブ付きかしら。」


「コブとはなんじゃ」



リュースは怒りながら言ったが相手にされなかった。



「貴方は、、、」ウフフ



魔族は元いた所から瞬間でレイの目の前まで来て兜を触った。



「あら、いい男」 サワサワ


「旦那様から離れるのじゃ」



リュースはファイヤーブレスを放ったが魔族は避けた。



「危ないじゃないのじゃ旦那様、この男女(おかま)離れろ」



魔族確かに強いが、口調が余りにもおんだ。



「貴方もこんな女なんか捨てて私のにならない?」


「ごめんだな」


「あら、残念。」 チュー



魔族は投げキスをしてきた。


背筋が凍る位に武者震いをしたレイはオ○マが嫌いだった。



「生憎、男女(おかま)は嫌いでね」


「私尽くすわよ、貴方強いもの」



システィーナとリュースが攻撃してるのに躱しながらレイと会話をしている魔族。



「システィーナ、リュース後は俺がやる下れ」



レイは二人に、告げた。



「俺は冒険者のレイだ、お前を倒し元の領主に返す為にきた。」


「あらっ、律儀。素敵。」 ウフフ


「私も自己紹介。」


「私は魔王幹部の()()()()よ。」 チュー



うわー、、こいつマジで嫌だ。



「ここは魔王様から言われたから奪っただけ、ここの僕ちゃんがうるさいのよ、取り返しに来て」



レイは僕ちゃんと聞いてすぐにギアスの事だと分かったが、取り返しに来て、が引っかかった。



「どういう事だ、」


「言葉通り、こないだも来たから追い返したのよ、今頃死んでるんじゃない?」



レイは怒りを覚えた。



「あらっ怒っちゃた?もしかして貴方の友達?」


「本当に強そうだわ、見えるくらいの殺気、興奮しちゃう私」



ザキエルは身体をクネクネさせながら会話をしていたが隙がなかった。


レイは怒りを鎮め、スキルを唱え八本の剣がレイの周りに現れた。



「それが貴方の力?では始めましょう」



ザキエルはそう言うと攻撃を仕掛けてきた。



ガキーンっ



ザキエルの伸びた爪で攻撃、レイの八本の剣が防いだ。



「くっ速い。」



レイは防いで魔法を放ったが躱され、ザキエルの素早い攻撃を防いでは攻撃し、躱されの繰り返しが続いた。



「貴方、まだ隠してる力あるわね、見せて頂戴」



ザキエルは先程より速さが増し防御しきれなくなり飛ばされた。



「うっ、、出し惜しみは駄目か、」



レイは鎮魂設定(エクリエムシステム)を呼んだ。


()()()()()()。」


「また力を貸してくれ」


「よかろう、()()()()()()()()()



するとレイの白騎士の鎧が黒くなり黒騎士になった。



「あらー、それが真の力かしら。」



ザキエルはそう言いながらレイに爪を突き刺してきた。



バキーン ガガガ  



「よくも、私の爪を」



レイはザキエルの刺そうとした爪を黒い剣で防ぎ斬った。



「悪いが時間がないから終わらせる」



レイはザキエルより素早い攻撃を繰り出し、逆にザキエルが防ぐ攻防が続いた。



最終全魂(ラストエナジー)



レイは詠唱無しに唱えた魔法で、レイの身体を赤いオーラを纏い更に素早さが上がりザキエルは逃げるので精一杯だった。



「これで終わりにする」


「グラムよ、力を我に。」


千神贄(サウザサクリファイス)



詠唱を唱えたレイ、周りには何も起こらなかった。


「私を脅したつもりかしら、ふざけんじゃっ、、、」


ザキエルの最後に、黒い炎に身を纏った死神が現れザキエルの首を落した。


ぐさっ 



「終わった、、」 バタン ・・・・



レイも戦いが終わったら倒れた気を失った。


レイの黒騎士のバットステータスに加えエクリエムシステムの上位魔法を放ったために記憶と命を削られたのだった。



「レイさん」


「旦那様、目を覚ますのじゃ」



レイは少し気を失なっていたが二人に、起こされた。



「今回復(ヒール)を」



システィーナがヒールしてくれて、体力が回復した。



「倒したのか」


ザキエルは首を落され地面に体が倒れてピクリともしなかった。



「やったのじゃ」



レイはかなり消耗していた。



「やはり、一人はきついな」



レイはゲームの頃は仲間がいて一人であまり戦った経験が無くこんなに必殺技みたいに出すと思わなかった。


異世界ラノベなら普通チート級に強いのが当たり前なのにとレイは思った。



ガガガガガガ・・・・・・・・・・・・・



三人は音に気づき音の方を向いた。



「ウフフ、貴方は強いですね。」


「う・・・うそだ、ろ」



なんとザキエルは首を落したはずなのに首が胴体と繋がり元に戻ったのだった。



「いやいや、驚きましたわ。こんな所に白騎士(ホワイトナイト)が居たなんて」


レイは魔力もなくなってる為にやばいと思った。


二人もレイの横で攻撃体制になった。



「今はまだ戦う必要はないわ、私は魔王様に報告しなきゃ」


「また会いましょう。レイちゃん」 チュっ



ザキエルは消える前にレイに投げキスをして消えていった。


 

読んでいただきありがとうございます。

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