第十三話 え、、、あっさり出てきちゃった
朝起きて部屋を出て二人と集合してからフレイ村を三人は後にし、巫女の聖杯を目指し旅を続けるのであった。
「旦那様、氷龍のギアスは癖が強いからきよつけるのじゃ。」
リュースはブリザードドラゴンを知っているみたいだって同じ種族だから分かって当然かと思いながらもリュースと話、システィーナにも注意するように言った。
リュースが言うには氷の龍は気まぐれに人には関心がなく自分の領地に入ったら問答無用で殺られるらしい。
「旦那様、魔族が何考えてるか分からんが注意するのじゃ。」
リュース小さな声でレイにそう告げた。
確かにフレイ村でレイは罠に掛けられ危うく命を落とすところだったので頷き何もなかったように三人は次の村まで歩いたのだった。
「しかし、歩きにくいですね、雪は。」
「そうなのじゃ、迷惑じゃ」
二人は仲良さそうに会話をしながら歩き時よりレイに会話に参加するように言った。
二人を後ろから眺めながら歩いてたレイは、少しいたずらしたくなり、雪玉を作りシスティーナに当てた。
「きゃっ、何か当たりました。」
「なんじゃ、何もいないのじゃ。」
「確かに何かが、、」
そう言いながらまたあるき出し次にリュースに当てた。
「なんじゃ、誰なのじゃ。」
二人は周りを見渡し警戒し始めたので、あまりにも面白いので笑ってしまった。
二人に見えるように雪玉を作り二人にぶつけたら二人からもう攻撃をくらい、レイは雪だるまになってしまった。
「反省してください。」
「そうなのじゃ、旦那様。」
「悪かった、あまりにも二人の態度が面白くてついからかってしまった。」
二人は少し拗ねて見せたが機嫌は悪くなかった、むしろ雪だるまになったレイを見て楽しそうにしていた。
そんなことをしながら旅を続けるのであった。
いつしか降っていた雪はやみ日差しが差し辺りは銀色に輝いていた。
「綺麗ですね。」
「そうだな、自然はいい。」
「旦那様はロマンチストじゃな。」
システィーナとリュースは銀色の雪景色を見て足跡を付けながら走り回った。
レイはそれを眺めて仲間は本当にいいものだと心の中でそう思いながら二人と少し遊んだ。
夕方になってきたので洞穴を見つけ野営の仕度をし始めたら、リュースも今回は手伝ってテントをたてた。
やはり一人より効率はよく早くテントを建てられ中に敷物をして寝床の準備をしていた時、腕に痛みを感じ作業を中断した。
「旦那様、痛いかや。」
「急に痛くなった、少し休ませてくれ。」
レイとリュースは腕を見たら侵食が進みリュースが魔法で付けてくれた紋章が赤く光だしていた。
「ふむ、やはり妾の魔法では駄目じゃったか。」
リュースの掛けた魔法は侵食を抑える魔法だったらしくそれよりも災禍の呪いは強く、魔法での制御が限界だったみたいで紋章が赤く光っていたらしい。
「困ったのじゃ。」
リュースは何か考えごとをした。
俺は痛みで意識を失いかけていたらシスティーナも駆けつけダメ元で魔法での緩和を試みたが、やはり余り効かなく俺は意識を失った。
意識を失ったレイにシスティーナとリュースは緩和魔法や治癒魔法かけ続けた、レイは最初はうなされててる様子だったが、段々寝息だけが聞こえる様になり二人は安心した。
「リュース、レイさんの呪いは解けるのでしょうか。」
リュースにシスティーナは問いかけ、リュースはまた少し考え、システィーナに話をした。
「実際妾にもわからんのじゃ、本当に巫女の聖杯で呪いが解けるかは」
「そんな、、、だけどあるってことは。」
「焦るなシスティーナ、妾は言い伝えしか分からんのじゃ、だからといって可能性がゼロではないじゃろ。」
「そうですね、少し取り乱しました。」
「ふむ、災禍の呪いは禁忌の魔法、もしや氷龍ギアスが手を貸してくれるかもしれぬ。」
「本当ですか?」
「まだわからぬが、妾が話をしよう。」
そんな会話を二人はしていた。
外はまた吹雪になり辺りは見えなくなっていた。
二人は焚き火の前に座り燃える火を二人で見ていた。
「へー。これが災禍の呪いかぁ。」
いきなり二人の後ろから声が聞こえ二人は振り向いた。
「誰じゃ、気配もなく妾の背後に」
システィーナとリュースは立ち上がり攻撃体制に入り相手に睨み付けた。
謎の男はレイの隣に立っていたが攻撃する様なことはしなかった。
「まぁ、落ち着いてよ。二人共」
「僕は殺しに来たわけではないよ。」
「妾を騙せぬぞ、その姿、氷龍ギアス。」
「流石赤龍リュース。」
正体は氷龍ギアスだった。
何故現れたのか分からない状況に二人はギアスに問いかけた。
「何故現れたのですか」とシスティーナは冷静にギアス問いかけた、その時はレイはまだ眠ったままで三人は焚き火の前に座りギアスについて話していた。
「僕は噂を耳にしたから見に来たんだよ」
「災禍の呪いを受けし者がこの地に来ると。」
「ギアスよ。話を聞いてくれるかや」
ギアスは頷きリュースは深刻さを話た。
リュースの話に耳を傾けギアスは話を聞いてくれた。
「確かにやばそうだね。だけど赤龍リュース、何故は彼を守るの?」
「妾の旦那様じゃ」
ギアスは笑った。
「何がおかしいのじゃ」
「いや、すまない。リュースが人間を愛すとは。」
「何かしら理由がありそうだね。後で話を聞かせてよ、、」
ギアスはそう言い吹雪の中に消えていった。
「何がしたかったのですかね。」
「分からぬが用心せい。」
その後二人は警戒しながらレイを見守り朝をむかえた。
「ん、、朝か。」
レイは周りを見渡しながら起きたらシスティーナとリュースが起きていたので珍しいなぁと思いながら挨拶をした。
「おはよ二人共。」
「おはようございます。レイさん。」
「おはようなのじゃ。」
二人は心配そうに腕を見ていて、レイは首を傾げ昨日のことを思い出した。
レイは気を失いそのまま眠りに就いたことを二人に謝った。
「旦那様、心配したのじゃ。」
「そうですよ。本当に心配しました。」
「すまない、迷惑を掛けた。」
二人に謝り、腕は何ともないことを二人に告げ安心してくれた。
「それより旦那様、昨日氷龍ギアスがきたのじゃ」
「そうです。いきなり現れました。」
二人はレイに昨日の出来事を教えた。
レイは驚きながらも何故俺の所に来たのかを考えたがわからなかった。
しかも直ぐに消えたことを聞き、何をしに来たか本当に謎だったが、レイのお腹がなり二人は笑った。
「今朝食を作りますね。」
そう言いながらシスティーナは朝食の準備に掛かった。
「旦那様、用心するのじゃ、ギアスは何を考えてるかわからんのじゃ。」
レイは頷き、三人で朝食を食べた後に洞穴を出て次の街に向ったのだった。
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