17 よくよく考えてみると
昨日投稿しようとしたのにまたしても寝落ちしてしまった・・・
あのあと結局少しミカエルさんと話してから僕はミラお姉ちゃんと城に戻った・・・けど案の定えらい騒ぎになっていたよ。
ユーリを筆頭とした第3騎士団のみんなは血相を変えて走り回っていたし、お父様や母上もかなり心配していたのかかなり怒られた・・・ミラお姉ちゃんが。
いや、僕は被害者だからね。
まあ、一応ミラお姉ちゃんにも悪気はなかったとフォローはするけど・・・それよりも僕は涙を流して土下座するユーリと涙目のアリシアの方をなんとかしないといけないから・・・
それからなんとかアリシアとユーリを宥めて僕はようやく一人落ち着いて考える時間を得た。
・・・まあ、一人といいつつ隣でアリシアが寝ているとか、外にはちゃんとユーリがいるとかはこの際気にしないでおいて・・・
本当に色々あったよな・・・
まさか母さんが“魔女”だったとは・・・
確かに騎士団や国が創作していて見つからない訳だよ。
“魔女”である母さんならそういう魔法とか使えたんだろうし・・・でも、なんで僕には黙っていたのかな?
ただ単に忘れてた?
ありそうだけど、多分違う。
母さんはこうなることを見越していた。
いや、願っていたのかな?
息子の僕でも時々わからないところがあったけど・・・そう考えると僕はまだ母さんのことを知らないのかな?
いや、多分母さんが僕に見せてた面は本物だと思う。
でも、まだ知らないこともあるのだろう。
「“魔女”ねぇ・・・」
そうなると僕は“魔女”の息子ということになるのかな?
・・・・・実感はわかないけど・・・どうなんだろ?
お父様や母上ならわかるのかな?
いや、教えてくれるとは限らないし・・・何よりあの人達に余計な心配かけたくはない。
「“魔女”と魔族の友情か・・・」
母さんのことを語っていたミカエルさんの瞳はとても輝いていた。
きっと僕と同じ・・・僕とは違う意味で母さんのことが好きだったからそういう風になるのだろう。
あれ?
「よく考えたら僕って、お母様の友人と結婚することになるの?」
思わず呟いてしまったけど、隣のアリシアはぐっすり寝てるし小声だからいくらユーリでも聞こえてないだろうし多分大丈夫なはず・・・
いや、でもよく考えたらえらいことだよね。
母親の友人と結婚・・・長命な魔族だから実現できることだけど、字面だけで見るとヤバイよね・・・
でも、母さんは本当にどれだけ僕に色々隠しているんだろ?
だって、僕が王子っていうのも知らなかったし、母さんが“魔女”ていうのも知らなかったし・・・まだ他にもありそうで正直怖いけど・・・まあ、流石にミカエルさんクラスのネタはないと思いたい・・・
それにしても・・・
「結婚か・・・」
まさか13才にしてそんなことを考えるとは思いもよらなかったよ。
しかも重婚って・・・
もちろん美少女と美人と結婚するのが嫌な訳じゃないけど・・・なんていうか、こんな自分が夫で大丈夫なのかと思ってしまうよね。
へたれとか言われるかもしれないけど・・・それでも思ってしまう。
ーーー母さんを救えなかった僕が本当に幸せになってもいいのか?とーーー




