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平和な王子生活始めました  作者: サウス・ジュン
18/31

16 お、おや?またなの?またなんですか!?

本日3話目です。

「は・・・?お母様が“魔女”?」


まったく想定してなかった言葉に頭がフリーズしかけるがなんとかそれを抑えて聞いてみた。


「それは一体・・・」


「まあ信じられないかもしれないけど事実よ。あなたのお母さんのリーゼは“魔女”。それもかなりの才能をもったね」


「ミカエルさんが魔族なのは・・・」


「そっちも本当よ。私は魔族・・・まあ自分で言うと自画自賛だけどかなり高位の魔族は人間と対して変わらない外見になるのよ」


「というか・・・」


困惑している僕に追い討ちをかけるかのようにさっきまで黙っていたミラお姉ちゃんが爆弾を投下した。


「そもそもミカエルさんは魔族の女王様みたいなものよ?」


「女王様!?」


驚く僕にいつものように軽い調子で告げるミラお姉ちゃん。

ってか、そんな一辺に色々爆弾を投下しないでよ・・・


ミラお姉ちゃんの言葉にミカエルさんは恥ずかしそうに返した。


「少しみんなより力が上なだけでそうされてるだけよ」


「少しって・・・最強クラスの化け物的な存在なのに?」


「もう!ミラはいじわるですね!」


話の規模が大きすぎて僕としては忘却したくなってきたけど・・・そうもいかないか。

えっと、とりあえず今目の前にいるミカエルさんは魔族の女王様で母さんは“魔女”であり、この人の友人だったと。

あれ?でも・・・・


「あの・・・お父様や母上・・・マスタール国王や王妃はお母様のことは知ってたのですか?」


母さんは母上の侍女をやってたって聞いてるし・・・どういうことなの?

そんな僕の質問にはミラお姉ちゃんが答えてくれた。


「多分、リーゼ様が“魔女”なのは知ってる思うよ。ただ、ミカエルさんと友達なのは知らなかっただろうけどね」


「だから内緒で僕を連れてきたんだ・・・じゃあ、ミラお姉ちゃんはどうして?」


皆に内緒で僕を連れてきた理由はわかった。

けど、なんでミラお姉ちゃんはそんな大事なことを知ってるんだろ?


「ミラとは偶然会ったのですよ。私がリーゼを訪ねた時に見つかってしまって・・・どうやらミラにも少し“魔女”のセンスがあったようだから私が時々魔法を教えてあげているのです」


「なるほど・・・」


そろそろ驚くのにも疲れてきた。

まあ、ミラお姉ちゃんなら・・・って気もするしね。


そうなるとあとは・・・


「お母様との出会いを聞きたいところですけど・・・何か僕に用事があったのでは?」


「どうしてそう思うのですか?」


「いえ、ミラお姉ちゃんがこんなに性急に連れ出したってことはミカエルさんは僕に会う以外に何か用事があったんじゃないかと勝手に思っただけで・・・」


そこまで話すと感心したような表情を浮かべるミカエルさんと視線があう。

なんか恥ずかしいな・・・


「流石リーゼの子供ですね。確かに私はあなたに頼み・・・というよりお願いがあります。」


「お願い・・・ですか?」


「ええ。いずれ正式に・・・とは思いましたがまず最初に本人にお願いしようと思いましてね」


「えっと、可能なことなら・・・」


母さんの友人なら出来ることはしてあげたい。

そんな気持ちで言ったけど、ミカエルさんは嬉しそうな表情を浮かべて・・・信じられない発言をした。


「では、レオン。私と結婚してください」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・はて?今の発言はなんぞや?

私と結婚してください?結婚・・・って、結婚!?

なんかついこの前にもやったような流れを感じてフリーズしているとミカエルさんはもう一度同じことを言った。


「私と結婚してください」


どうやら聞き間違いではなさそうだけど・・・なんで?


「えっと・・・何故僕に?」


イリナといいこの人といいなんでそんなに簡単に結婚とか言うの?


「一番の理由はあなたがリーゼの唯一の子供だからです。リーゼの血をひく子供・・・人間と私が結婚すれば平和の象徴にもなりますし、ついでにレオンの外見は私好みなんですよ。リーゼが男ならと夢にまで見たくらいの・・・」


なにやら危ない目付きをしているミカエルさん。

ちょっ・・・キャラ変わってません!?

ってか、ミラお姉ちゃん!笑ってないで助けてよ!


「まあ、いずれ国を通して正式に婚約しようとは思いますが・・・レオンはそれとも私とは嫌ですか?」


「えっと・・・嫌ではないですが・・・」


「でしたら問題ありませんね。ああ、イリナとかいう公爵令嬢のことなら大丈夫ですよ。すでに接触して話はしましたから」


なんか今おかしなことを聞いたような・・・


「イリナに会ったんですか?」


「ええ。彼女も私と同じような感じでしたから説得は簡単でした。なんなら他にも何人かと婚約しても構いませんとのことのです」


「イリナ・・・・」


思わず頭を抑えてしまう。

とはいえ拒否権はなさそうだし・・・それに・・・

ちらりとミカエルさんを見るととても嬉しそうな表情をしていて・・・断るとか無理です。


僕はため息をつくと覚悟を決めて苦笑しながらミカエルさんに言った。


「お手柔らかにお願いします」



イリナさんに続き2人目の嫁とは・・・

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