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モンスターフィッシュ 補足大辞典  作者: 鯣 肴
モンスターフィッシュ
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モンスターフィッシュ No.001 ウイングエラガントユニコーンフィッシュ

挿絵(By みてみん)

① 太くしっかりとした黒い毛。棘と言ってもいい固さをしている。


② 尾びれ。非常に薄く、向こう側が透けて見える。


③ ジェット器官。カタツムリのような構造物で、2門の高圧水流発生器官を持つ。絵では見えない裏側にも同じ機構がついており、合計2基4門。②に喰らいつく外敵を痛めつけたり、④を使って水上を跳ねるときに使う。


④ 胸ひれ。Y字型をしている。薄くて黒っぽい小さな縦の膜の集まり。


⑤ 口。⑥で切断した肉を引きちぎることに特化している。非常に硬くて表面が凸凹した唇を持つ。噛み付くと離さない。噛み付いた後は、③を使って肉を引き千切る。


⑥ 角が変形したもの。日本刀のような剛性と切れ味を持つ。④を構成する膜と同じものが非常に高密度で集まり、根元から生えている①と同じ毛が固着している。


⑦異常に発達した目の血管。一時的に動体視力を大幅に上昇させることができる。これを使って獲物を迅速に正確に切りつける。目があった場合は、絶対に斬りつけてこない。



 エラガントユニコーンフィッシュ。主人公のお爺さんお婆さんの仇で、少年が今回釣り上げた魚です。

 身にイボテン酸を含むため、食した場合人体に有毒。食しない限りその毒を受けることはない。こういう裏設定があります。

 

 上でも述べた通り、体の淵が黄色、尾の淵は黒。それ以外の部分は真っ白。羽のような胸ビレ、刀の刀身のような30cm程度の角。

 そっと忍び寄り必ず後ろから獲物を角で斬り裂いて食べる、まさに狂気の魚といえます。氷河全溶解後に出現したモンスターフィッシュの一種です。


 元ネタは、エレガントユニコーンフィッシュ。日本近海にはいなかったはず。日本には、観賞用もしくは食用として輸入されています。きれいな魚なんで、一度画像検索してみてください。






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