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第十二話:脳内会議、それは危機に陥った時に自動で行われる会議

こんにちは、河異零次です。

六月最後の投稿です。それでは本編です。

どうぞ

さて。状況を確認しよう。

まず、アリシャには時間が残っていない。それを止めるには国の研究所に行かなくちゃいけない。

イソラがもう少しでこっちに来るので、来たら行動開始。

・・・・・・以上!

え?そんなのいらないって?俺がやりたかっただけだよ!

『タカ君一人で何してるの?』

・・・ちょっとやってみたかっただけだ。特に意味は無い。

『とにかくイソラが凄い速度でこっちに向かってるみたいだし、少し休もうか』

ああ、そうだな。

「待って。イソラさんと一緒に誰かこっちに向かってきてる!」

ああ。ミーさんの索敵って、イソラ限定なんだ。

イソラ愛されてるなぁ。愛の力ってスゲー。

「愛なんて、からかわないでくださいよ。」

バカな!思考を読まれただと!?

『タカ君。愛の力はときに世界の法則さえ歪めるのさ』

愛の力怖っ!この世界で一番恐ろしいのは大国じゃなくてヤンデレなんじゃないかな!?

『まぁ愛の力で悪を倒す人もいるし』

そうかぁ。愛は物理にもなるのかぁ。(遠い目)

なんて遠い目をしているとダン!と大きな音がした。

振り返るとイソラが傷だらけになって倒れていた。

「イソラ!?どうしたんだその傷!」

えーとえーと、確か回復薬を買っていたはず。エレン、出せるか?

『もちろん。二つあったよね。一つでいい?』

ああ、大丈夫だ。

『問題ない?』

あるけど無い。

『連れないな~』

それどころじゃないだろ?

『ミースが治癒魔法使ってるから一応は大丈夫だよ』

回復薬で良くなってくれるといいんだが。

「ご主人!大丈夫ですか?」

「おお、サラスか。大丈夫だから動き回るのやめような?」

「はい!しかし止まっていると落ち着きませんね」ソワソワ

「まったく・・・。お前は犬か」

あ、それ俺も思った。

「で?イソラ。本当に大丈夫か?」

「大丈夫に見えるのか?」

「ミーさんのパンツ覗いてにやけてるくらいの元気は残ってるように見えるな」

「おい!それは暗黙の了解だろーが!俺だって知ってるぞ。お前が疲れたフリして修行の後にマドカのスカートを下から覗いてるの!」

「ああああ!それはいっちゃぁいけねぇことだろうが!俺の修行後の密かな楽しみをお前は奪うのか!」

「そいつは今の俺の小さな幸せを奪った代償だと思え!」

「お前の小さな幸せとかどうでもいいんだよ!むしろお前の器が小さいよ!」

「「いやいや二人とも、ちょっとお話が」」

「「・・・あ」」

二人から!二人からとてつもないオーラが!

「「す、すんませんっした~~~」」

ぎゃぁぁぁぁ!!!

「お仕置き・・・。甘美な響きです。今度ご主人に・・・」


◆(久しぶりの出番だぜ)

「で?お前こそ左腕どこ行ったんだよ」

「あ?そんなもん灰になって他の奴(空気)とどっか行っちまったよ」

まったく。腕にまで浮気される時代になっちまったのか。世知辛い世の中だぜ。

「いやいや。本当に無いと困るんだが」

「どうした?」

「さっきまでやりやってたやつなんだが、俺一人だと辛い。お前と協力して~なんて考えてたが、そんな腕じゃ足手まといどころか消し炭になりかねん」

「それならそいつに会わずに城を攻略するしかないな」

「だが難しいな。アイツはおそらく国の関係者。しかも上層部の奴だ。間違いなく研究所にいるだろう」

「どうしてわかる?」

「服に他の奴とは違う国の紋章がついていた。ほぼ間違いなく国の兵だろうな」

「そうか・・・」

「なんにせよ国の研究所に行かないとまずいんだろ?ならお前の腕は後回しだ」

「ああ。この程度なら大丈夫だ。今は痛みもない」

「ほんとに大丈夫?」

マドカが心配そうな顔をして聞いてくる。

「ああ、大丈夫だよ。治癒魔法のおかげかな」

『嘘つき。ほんとは今も痛むくせに』

今そんなことを言っても何も始まらないだろ?それよりもアリシャの方が大事だ。

『・・・そうかい』

なんだよ?さっきから何か怒ってないか?

『怒ってない!』

怒ってるじゃないか。あれか?俺の痛みがお前に伝わってるからか?

『違う!そうじゃない!そうじゃ・・・ないんだよ』

な、なんだよ。

『僕は君に傷ついてほしくないんだ。そりゃ僕だって傷一つなく戦場を駆け回れなんて無茶は言わない。だけど今回みたいに腕がなくなったり、どこかの部分がなくなるのは・・・耐えられない』

仕方ないだろ?俺だって一応でも勇者だ。腕がなくなるなんて覚悟してるさ。

『でも!それでも、僕は君の傷つく姿を見たくないんだ』

・・・ならさ。守ってくれよ。

『?』

俺が傷つかないように、エレンが俺を守ってくれ。俺達は契約を交わした『パートナー』だろ?互いが互いを助け合えばいい。それに、俺も今回みたいなのは願い下げだ。毎回毎回どこか欠けてちゃやってられん。

『そうだね。・・・そうする』

『僕は君を守るよ。これから先、何があっても』

ああ、そうしてくれ。

・・・強く、ならなきゃな。


◆(今回は出番多そう?)

「さて、なんだかんだで城の前に着いた訳だが・・・」

ここに来るまでに色々あった。青髪の青年とバトルして、俺が戦おうとしたところエレンがボッコボコにしたり、黒髪の青年とバトルして、俺が(ry。

他にも隻眼の青年とバトル(ry。

さらにさらにただの青年と(ry。

・・・簡単な話、エレンが敵をボッコボコにしただけだ。

「どう攻める?」

俺は城攻めの仕方なんて知らないし、イソラに任せようと思ってたんだが、

「俺は知らないぞ?城攻めなんてやったことねーよ。俺は別に正義の味方してたってわけじゃねーからな」

「マジかぁ。策なしかぁ。どうすっかなぁ」

「正面から行くしかないんじゃないか?敵が来ても『俺のことはいいから先にいけぇ!』的な感じで進めるし」

「いやそれ確実において行った奴死ぬよね」

「大丈夫だろ。ここにいる奴(戦闘員)お前以外最強クラスだし(アリシャは非戦闘員)」

「私がいても足手まといなのでは・・・?」

「でもアリシャがいないと助からない可能性もあるし、俺以外は皆強いからきっと守ってくれるよ」

何だろう。言ってて悲しい。

「い、いや。タカさんも十分お強いと思うのですが・・・」

「そんなことないって。左腕吹き飛ばされたし」

「それは、その・・・申し訳ないです」

「いいっていいって。俺が弱かったせいでもあるし?むしろこれくらいの代償で済んで良かったよ」

「で、でも」

「俺は大丈夫だからさ」

「・・・はい」

「さて、正面からってのはどうかと思うんだけど。せめて裏口からとかさ、相手の意表を突かないとダメだと思うんだけど」

「でも空から見た感じ入口は正面しかないようですよ」

「ああ、ミーさん。偵察ご苦労様です」

「どうも。それで?やっぱり正面突破ですか?」

「う~ん。それしかないかなぁ」

皆で門の前で考える。今思えばよくばれなかったと思う。

!そうだ。その手があったか。いや~タカ君うっかり。誰でも簡単に思いつく主人公が如くの攻め方があるじゃないか。

『どうするんだい?』

それは皆に話す。

「皆、聞いてくれ。皆はやっぱり正面から行ってくれ」

「タカ君はどうするの?」

「俺は――――――から行く」

俺の提案にイソラが笑う。

「ハッハッハッ。そうか。それは大胆に出たな」

しかし、そこまで笑っていたのに急にトーンを落として真剣な表情をし、

「危険な方法だ。俺は認めないぞ。師匠としても、一人の大人としてもだ」

「これは俺が行くべきだ。確かに俺は今腕が吹っ飛んでいるから信じてもらえないかもしれないが、皆と合流するまで絶対に四体満足でいる。ここは譲れない」

五体満足と言えないのが少し寂しい気もすれけれど、これは俺自身の気の緩みが生んだ結果。アリシャを責める気はないし、アリシャが気に留める必要もないことだ。

「俺は認めない。だけど、お前が行くというのなら俺は止めない」

「・・・イソラ」

「いいか。絶対無事でいろよ」

「ああ、約束する」


とは言ったものの、

「やっぱ怖ェェェェ!!!」

ムリムリムリ。やっぱ空からは無理!

ミーさんに頼んでできるだけ低くしてもらったけど、高度300メートルはやっぱり高かった。

そうだよね。人は10メートルからでも当たりが悪かったら死ぬもんね。(何メートルだろうが当たりが悪ければ人は死にます)その30倍じゃあ、当たりが良いとか悪いとか関係ないよね。

『そんなんになるんだったらしなきゃいいのに』

「思ってたのと違かったんだよ!」

なんかこう、パラシュートみたいなのがある想像をしてたんだよ!そしたらビックリ!何もなかったんだよね~。そりゃそうだよ。何の準備もしてないもん。

しかし、人は死に際になると本当に火事場の馬鹿力とやらが発動するようで、窓を破った瞬間、床に衝撃を完全に流すことに成功した。そのかわり床が抜けたけど。いや~、やってできるもんなんだなこれって。もう二度とやりたくないけど。

ほんとに、某武偵の技の原理知っといてよかったぜ。俺は別に性的興奮で強くなるわけでもないからな。

無駄に技名捻ってねーよまったく。少しパクリになるけど、『絶楼ぜつろう』でいいかな?名前パクってるけど良いよね?漢字はパクってない。セーフだ。

知らない人ならわからない筈・・・ダメだ!今のセリフで完全にばれてる!

いや、この際開き直ろう。そうだよ。名前のかぶりなんてよくあるよ!

某使徒が出る白髪の子も、某艦隊の特型Ⅱ型駆逐艦だって名前が同じじゃないか!(気になる方はw〇kiでね)

そもそもこの技って相手から攻撃を受けたときのカウンター技だからな・・・。ちょっと違う気もするけど、300メートルから落ちた衝撃って考えるとあながち間違ってないのかな。いや、くらった後の瞬間的な受け流しだったらそういう事になるのか?まぁ生きてたんだし、そこらへんは今度考えよう。

これは俺のオリジナル技だ!(震)

『声が震えてるけど大丈夫かい?』

だ、大丈夫だ。

『それとさっきから少女を押し倒しているけれど?』

うん?少女?

疑問に思い、したを確認してみる。

―――タカ脳内

ショウジョ ヲ オシタオシテシマッタ

タカ ニ 30ノ セイシンテキダメージ

タカ ハ チンモクシテシマッタ

コレイジョウセントウハツヅケラレマセン

コンテニューシマスカ?

ハイ ←

イイエ

コンテニューシマス


「うおぉい!」

『恐ろしい脳内だったね』

「まさか自分で脳内会議が行われているところを見るなんて・・・」

しかもコンテニューってなんだよ。そこはせめて再起動だろうが。

『そこはどうでもいいよ』

「・・・がせ!さ・・・!これが・・・ころ・・・ぞ!」

うん?なんだ?向こうが少し騒がしいな。

「必ず見つけなければ・・・!」

兵士が誰かを探してるみたいだな。

・・・この子だったりして。まさか・・・な。迷子だよな。迷子で迷い込んじゃっただけで、別に兵士たちが探してる子じゃないよね?

『順調にフラグを建築するのはやめようねー』

・・・ごめんなさい。

で、この子は一体・・・?


アリシャ死亡まで残り時間・・・十時間

この時間は止められるのか。それは誰にもわからない。

はい、改めましてこんにちは。河異零次です。

今回も何とか二週間以内には出せました。

一安心です。

実は帯状疱疹とやらになってしまい、学校に行けなくなってしまったんですよ。

なので、今回の休みを利用して少し新作を考えています。

なので、もしかしたらこっちの方は治った後に二週間を超えてしまうかも知れませんが、そこは皆さんの寛大な心で許していただきたいと思います。

では今回はこの二人です。

タ「ハイ皆さんゆうばる~。タカです」

イ「ついに始めの言葉が何もなくなったか。イソラだ」

タ「あ、ズリィ」

イ「いいだろ。俺今回出番ボロボロのままパンツ見た変態じゃねーか」

タ「今回のは、悲しい事件だったな」

イ「ああ、そうだな」

タ「お前のせいで楽しみが・・・」

イ「そういえば次回は遅れるかもしれないらしいな」

タ「何でも学園系異能バトルを書きたくなったんだと」

イ「こっちがグダグダしてるからって・・・作者め」

タ「まぁいいじゃないか。一応進めてはいるんだから」

イ「ま、いいか」

タ「それでは次回も」

イ「お楽しみにな」

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