表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/24

13 元祖紙工房

 わたしのステータス表示方法、自分辞書は結構人から羨ましくおもわれているらしい。

 紙って高価なものなんだよね〜。それも自分辞書の紙の薄さ滑らかさといったら!わたしから離れると消えてしまうことをかなりの確率で残念がられる。


 今、王家所有の紙職人たちは自分辞書の紙の模倣に試行錯誤している。ないところからつくるのは難しいけど、あるものを真似することはある程度の技術があれば可能なのではないかな?わたしも出来上がるのを楽しみにしている。

 たまに覗きに行って、見本である自分辞書を見せて触らせてあげて、試作品をもらっちゃったりなんかして。

 実はわたしは既にこの紙職人たちの所有権を持っているのだ。トウサマとの交渉はなかなか大変だった……全力でおねだりした。ナルちゃんサマサマである。


 この紙工房はいつか元祖紙工房と呼ばれるようになるだろう。

 紙の技術は流出させた方が世のため人のため。わたしのため!

 わたしは劇とかよりも小説の方がすきだし、娯楽って重要だとおもう。

 幸い、王家に生まれてきて衣食住には困らないんだから、わたしは娯楽に生涯をささげます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ