表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/24

10 さようなら

 視界が暗転する。


 せっかく点いた照明が遠くに渦巻くように消えていく。耳鳴りのような、こどもの頃、大きな巻貝を耳に当て聞いたような、ウミの音がする。塩気の混ざった香ばしい匂い。足元の感覚はなく、腕を締め付ける指の感触。

 現実から離れ、夢の中へ落ちてゆくよう……



 わたし、いま、なにしてたっけ?



 目を覚ます。

 生まれ変わったわたし。


 わかるのはそれだけ。






 あれから何年経ったかな?

 わたしは今とんでもないことになっている。

 わたし、これから勇者になるらしいよ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ