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あまがえる

作者: 輪村

誰にでも、自分の中に存在する一番古い記憶というものがあると思います。

いえ誰にでもというのは言い過ぎだったかもしれません。私の母や友人は子どもの頃の出来事などは何一つまったく思い出せないとのことでした。

はてさて幼少期の記憶の有無は、当時のどのような因子に左右されるのだろうか、環境なのかはたまた両親との関係性なのかというような話題は私にとってはとても興味深い話題ではあります。興味深い話題ではあるのですが、如何でもいい話題でもありますので、まあそれは今回は一旦隅に置いておくとして、ともかく私の中の一番古い記憶は、祖母の家の庭でジィっとしゃがみこんでいた記憶でした。

何度も思い返している内に、随分ピントがぼけたり白飛びが激しくなったりして風化したそれは、前後の記憶や細かな容態とかいうものはとうの昔に失われてしまっているのですが、何やらとても怖い思い出だったことは確かであったようで、真っ暗な穴蔵を覗いたり腹の底冷えするような感覚を覚えたりする度に、私はその時のことが瞬間的に鮮明に脳裏をよぎり、幼少の時分にはこの思い出のせいで「弱虫」という不名誉なレッテルを貼られることが往々にしてありました。夜中に一人便所に行く途中に広がる暗闇。友人が肝試しの時に使った血糊。棚の隙間。寝台の下。鏡の隅っこの、何も写ってない部分。

そういう恐ろしいものを見ると思いだすのです。鬱蒼と茂った広葉樹林の陰鬱な雰囲気と、湿っぽいアスファルトが敷かれた田舎道の情景を。深い皺を刻まれた、祖母の険しい横顔を。私はその時のことを思い出す度になんだか稲妻に打たれたようになり、幼子のようにきょどきょど落ち着かない気持ちになってしまうのでした。必要以上に暗闇に恐れ戦き泣きわめく私を見て、友人たちは私のことを「弱虫タケ坊」とからかい、母はそっと嘆息したものでした。

そうして、その祖母というのが、先日持病が祟って肺炎にかかり、とうとうぽっくり死んでしまったのでした。

四国山脈の南側の東端に、山々から少しだけ平地を隔てて、ちんまりと立った小山があります。標高百メートルほどの、地元民ですら誰も名前を知らないような小山です。もはやそれは丘と言った方が適当な様な気もするのですが、私は丘だか山だかの定義の違いを知りませんし、亡き祖母もそれを山と形容していたような記憶がおぼろげにあるので、きっと山で良いのです。

小さくとも山は山ですから、自然の摂理に従って、上から下へ頂から谷へと小川が土砂を運搬し、一丁前に三角州を形成して、小川の周りの氾濫原には水田が敷かれ、周辺部には気まぐれにぽつぽつと家が建ち、中央部にはほとんどものが置いてない埃まみれの小さな商店が申し訳程度に一つぽつねんと鎮座して、おままごとのような小さな集落が形成されていました。かつては養蚕業が盛んだったんだよと、父が以前は桑畑であったという土地を見下ろしながら、独り言のように呟いていました。現在ではぼうぼうと野草が繁茂していて、なんだかよくわからない土地になっています。

祖母はこの村に、十八の嫁入りする時分に越してきて、結局それから半世紀以上もの間、一度として村の外に出ることはありませんでした。

とても寡黙で、とても働き者な人でした。毎日毎日、ゼンマイ仕掛けの人形のように畑を耕し、肥料を撒き、除草剤を散布して、せっせせっせと働き回って、戦争で祖父をなくした後も、私の父と叔母とを、せっせせっせと女手一つで立派に育て上げました。そうして子どもたちを村の外に送り出した後も、自分はずうっと変わらず、せっせせっせ、せっせせっせ、と働き続けていました。

そしてこの間の冬の日の朝のことです。ゼンマイが切れたように、居間に転がって動かなくなっている祖母を、若いアルバイトの新聞配達員が見つけました。医師曰く、死後三日が経過しているとのことでした。祖母が生まれて、八十二年目の冬のことでした。



こういう風に事の次第を説明をすると、なんだか私が祖母のことをとてもよく知っているようですが、実際のところ祖母に会ったことは後にも先にも冒頭に述べた時一度きりです。

祖母は寡黙だったことに加えとても気難しい性分だったようで父、が母と結婚する際に随分と口やかましく反対をしたようです。我が家とはそれきり絶縁に近い状態になっていたのだそうで、それ故両親の口から祖母の話題が出たことも、ほとんどまったくの皆無に等しかったのです。さっき言ったような祖母の人生というのは、祖母の死後いなかへと向かう車の中で、母が退屈しのぎにぽつりぽつりと語った内容に、私が幾分かの補足と憶測で色を足したものにすぎないのです。両親と祖母がほぼ絶縁状態だったことさえ、私はその時にはじめて知りました。

私が祖母の家に世話になったのは父の海外赴任中に母もどうしても外せない用事があったとかでやむを得ず二三日預かってもらうことになったその時一回限りなのだそうです。

敵対していると言っても過言ではない祖母の元に愛しい我が子を置き去りにする両親の心中は計りかねるものがありますが当時五つかそこらの幼子だった私にはそのような事情というものは一切分かりませんでした。

だから先に言った記憶というのは、私の持つ祖母に関しての記憶の中で最初にして最後にして唯一のただ一つの記憶なのです。

母が十数年にわたる沈黙を破って祖母の名を口にしたのは、昨日の夕食時のことでした。

綾子さん亡くなったって。

ひゅうと寒そうな北風が吹いて庭のさわさわと揺れる草木が窓を叩きました。

一瞬窓の外の薄暗がりにいつか見た田舎道と仁王立ちしている祖母とが見えた気がしましたが、気のせいでした。



葬式前夜、私は母に頼まれていた引き出物の配列を終えて手持ちぶさたになって葬式会館奥の和室で一人ぼんやりとしていました。

その部屋の中には焚きしめられた線香の芳香が充満するとともに何やら物物しい雰囲気が立ちこめていました。あるいは私が勝手にそう感じとっているだけなのでしょうがしかしそれも無理のないことだったと思います。

なんせ、その部屋には、祖母の死体があったのです。

何やら得体の知れない非日常的なものが自分のすぐ傍にころがっている。そんな異質感に堪えられず、私はただただ畳の縁をじっと見つめていました。ふと目線をあげると、そこには祖母の遺影が置かれていました。漠然とした違和感を感じてじっとそれを注視しました。その写真は数少ない祖母の写真の中からもっとも表情が柔らかいものが使われたのでしょう。拡大したせいで荒くぼんやりとなったその顔は奇妙に口角を上げていて、微笑んでいるように見えなくもありません。

少し裏切られたように感じて私はむっとしました。

私の記憶の中にある祖母はこんな顔をしていません。眉間に深い皺を刻んで鷹のような鋭い眼光ですっくとこちらを見下ろしていたのです。しかし祖母の死後の顔はもう決まってしまいました。いずれ私はこの遺影を指して自分の子やら孫やらにこれがお前のひばあさんだよ、ひいひいばあさんだよ、と説明をすることになるのでしょう。そこまで想像して、私は釈然としない気持ちで遺影をねめつけました。

嘘つきめ。誰に言うでもなく独りごちました。

聞いているのは死体だけです。

さっき食べた甘ったるい饅頭の後味がまだべたべたと口内に残っていることに気付いて酷く不快な気持ちになりました。


一時間ほど前のことです。父も母も休憩のために和室の隅に腰を下ろしていました。

死体。その存在ただ一つが私たちの口を重いものにしていました。あるいは、父と母はただ単に準備に邁進して疲れただけだったのかもしれません。ですが私にはその時目には見えない制約が室内を飛び交っていて普通に振る舞うことがとてつもなく罪深いことのように思えたのです。何か底知れない大きなものが、私たちをじっと見つめているような気がしたのです。

父は夜勤明けの時のような顔でタバコを吹かしていて、母は気の抜けたようにぐったりと座り込んでいました。

そうした沈黙は買い物に出かけていた叔母夫婦が買い出しから帰ってきたことで破られました。

叔母は私を一目見て「シゲちゃん」と平素と変わらない様子で呼びかけ、

「大きゅうなったねえ」

そう言ってきゃっきゃと笑った後、母の方に向き直り道路が混んでただの和菓子屋の店員の愛想が悪かっただのといった至極どうでもいい話題を猛然と繰り出し始めました。母も叔母に呑まれたのかさっきまでの死んだような顔が嘘のように生気を帯びてきました。女性同士の間には何か相手の覇気に呼応しなければ死んでしまうといった強迫観念めいたようなものがある様な気がしてなりません。

叔父は私の方に近寄ってきて、

「おう、重之、何年生になったがな」

と酒焼けのした太い声で尋ねました。私が、高二です、と答えると、そうか早いにゃあ、そう言って威勢良くガハハと笑いました。この夫婦は何が面白いのかよくわからないところでよく笑うという点において似ていると思います。愛想が良いのでしょう。線香の匂いが鼻をかすめて、私は沈んだ気持ちで下を向きました。

叔父は葬儀場の点検のために遺族の控え室を後にしました。

叔母はそれから後も実によく喋っていました。

この饅頭ね、すごい美味しいゆうて評判ながよ。こっちの方では昔ッから有名ながやき。お母さんもよう食べよったがよ。お皿は?ああ、流しの方。おねえさんありがとうね。お茶。お茶いるろう。お茶っ葉も急須もある?そうそう。お兄ちゃんもぼさっとしてないで手伝ってやほら。

叔母の目はいつものように話し相手を得た喜びでいきいきと光っています。その背後には、死体があります。

その口からは滝のようにあとからあとから言葉が流れでています。その背後には、死体があるのに。


私は叔母のせわしなく動いて止まらない真っ赤な唇を眺めながら、ふと小さい頃に近所の河原の掘っ立て小屋で見た人形劇の猿の人形を思い出しました。舞台の上で狂ったように跳んだり跳ねたりして子どもたちを沸かせていた不細工な猿です。鈍い反射光の他に何も映さない小さくて真っ黒なボタンの目玉を持った無知な猿です。そして私は次に舞台の裏手で黙々と猿を操る熟練した気難しそうな老年の人形廻しの横顔を想起しました。その場にいる誰からも見えない場所でその場にいる誰よりも場の空気を支配している人物です。

実際にそのような人物がいたのかどうかは定かではありません。さっき言った人形廻しの相貌などというのは現在の私の妄想なのです。それを見た当時は猿の奇天烈な動きに目を奪われるばかりで、裏で糸を手繰り寄せて猿を操る人形廻しの存在などは到底思いも及ばぬことだったのです。

普段はもごもごとものを言って母を苛つかせてばかりいる寡黙な父がこの時ばかりは聖人のように見えました。

なんだか苛立ってきたのを感じて渡された大福餅を叔母に突き返そうとしました。その時です。

叔母の手から滑り落ちた湯飲み茶碗が派手な音と共に熱い飛沫を飛び散らせながら机上で弧を描いて止まりました。遺体を除く室内の全ての人の視線がそこに集中し、叔母はわたわたとごめんねえ、ヤケドしてない?と謝罪と心配とを交互に何度も口にしました。そうしてその時に気付きました。叔母の手の先がふるふると細かく震えていたことに。

猿は人形廻しの存在などとっくに知っていたのかもしれません。

自分が人形廻しの気まぐれただ一つそれ次第で地べたに転がるただの布切れに変様してしまうような存在であることもとっくに分かっていたのかもしれません。

分かっているから、ボタンの目玉を持つのです。

燃やして埋めて、目に付かないようにするのです。

葬式は死者のためにあるのではない。生きている人間のためにあるのだ。

以前何かの本で読んだ言葉が頭の中に浮上してきました。そして、今初めて質量を伴って私の臓腑に沈みこんでいったような気がしました。


急に交感神経がうねりを上げ始めたかのように顔周りの血流がぐるぐると廻りだし少し前の自分を殴りたい気持ちでいっぱいになりました。

大福を勢いよく口の中に放り込むと、薄い皮が裂けて甘ったるい餡がどろりと口の中を浸食してきました。強いニッキの味がして、私は好きになれませんでした。



一人きりの室内で、時計の秒針が時を刻む音がやけに大きく響いていました。

時刻を確認すると、午後の十時を回ったところでした。

依然として妙な緊張感が室内に漂っていました。気にしなくなればそれまでのことなのでしょう。

しかし実際に死体はそこにあるのです。

死体の存在が私の中でどんどんと大きくなっていきました。

私はそっと膝を立てて、死体に近付いていきました。

棺桶をそっとのぞき込むと、そこにはかつて老婆だった白い何かが横たわっていました。

かつてこの足が地面を踏みならしこの手が農作物と二人の子どもを育てあげてきたのです。しかしもう二度と動くことはありません。

私は取り憑かれたかのように祖母の死体に見入っていました。

まるで精巧に作られた蝋人形のようでした。私は細胞の一つ一つを観察するかのようにその乾いた皮膚やらぴくりとも動かない睫毛やら一部たりとも収縮しない小鼻やらを念入りに凝視してふっと息を吐きました。

気の抜けるような心地が胸の内に広がっていくのを感じて最初危惧していたのとは別の種類の動揺と困惑を禁じ得ませんでした。

なあんだ、こんなものなのか。

安心したような。拍子抜けしたような。それが私の頭の中に降って湧いた率直な感慨でした。

車に撥ねられて道路の真ん中で内蔵を吐き出しているタヌキの死骸を見かけた時の方がよっぽど動揺していたかもしれません。

そういった残酷な失望が自身の中にちりと現れたのを認めて私は慌てたのでした。

そんな自分を戒めるように私は祖母の深い皺の一本一本を注意深く睨んでいました。コチコチと鳴る時計の音が明瞭に聞こえてきました。襖が開く音とため息をつく声が背後から聞こえてきて、母が部屋に入ってきたことが分かりました。母は無言で添え物の菓子の包装をばりばりと破くと、それをむしゃむしゃと咀嚼し始めました。その間ずっと私の耳には細かな雑音が絶え間なく届いていました。あんこの甘い香りが鼻腔に届きました。この頃にはもうすっかり私の気概は削げ落ちてしまっていました。

「綺麗な死に顔ねえ」

気付けば母は私の横に鎮座して、二人して背を丸めて祖母の遺体を観賞していました。世にも間抜けな光景だとその時思いました。

母が取り出した携帯のカメラで祖母の死に顔を撮ろうとしているのを見て私は慌ててそれを止めました。結局母は撮影を断念しましたが、私が母の手首を押さえたときに彼女が見せたきょとんとした表情はありありと脳裏に焼き付きました。その時ばかりは自分の母親が異邦人のように見えました。

充満する菓子の甘い匂いに犯されて部屋の中の空気も温く緩んだものに変容したようでした。私はもうすっかり安心しきってしまいました。

こんなものなのだ。

こっそりと脳内でそう結論づけた私に、母親がそっとこう言いました。

「重之。この際、触らせてもらいなさい」

私はぎくりとして母の方を見ました。

ア、という声が喉の奥の方から捻り出されました。

菓子の匂いや眠そうな母の表情といったものは一瞬のうちに意識の外に閉め出されてしまいました。

代わりに頭に浮かんだのは、とある初夏の日の薄暗い空と、湿った土のにおいでした。

私の脳味噌の一番原始的なところから顔を出した冷たい感覚が、さわさわと背筋を這っていくのを感じました。


曇り空に、灰色の地面。

どんよりと精彩を欠いた梅雨時の景色の中で、眼前のむせ返るような新緑だけがやけに青々とした彩度を放っていました。

そのような毒々しいまでの極彩色の緑の闇の中に身を潜めるようにしながら、まん丸い黒い瞳がこちらをじいっと見つめていたのです。


私が見つけたのは、一匹の雨蛙でした。


雨蛙はぴょこぴょこと後ろ足を動かして、一枚の葉の上を登っていました。

私は好奇心の赴くままにおもむろに蛙に手を伸ばしました。その時です。

「触ったら、いかん」

背後から届いた低くしわがれた声が伸ばした手に制止をかけました。

声の発せられた方に目を向けると、薄暗い空を背にして祖母が私を見下ろしていました。真っ暗な凍えるような瞳でした。

「あまがえるには、毒がある」

祖母はそう続けました。

どこか遠くの方で、呻るように雷がゴロゴロと鳴りました。

私は無邪気に蠢くその小さい存在が途端に恐ろしく不気味なものに思えてきました。

あまがえるはじっとこっちを見ています。まっくろな瞳で、葉のすきまからじっとこっちを覗いています。

一際大きな雷が鳴って、私は飛び上がりました。バアチャン。バアチャン。そう叫んで祖母の痩せた胸に掻きついていきました。空から落ちる滴がぽつりぽつりとアスファルトの地面を濡らしていきました。次第に雨は勢いを増し、さあさあと降る雨はあまがえるの大合唱を喚起しました。

げこりげこり。

げこりげこり。

四方から取り囲まれているような心地がして、追い詰められた私は祖母の着物を強く握りしめました。

「あまがえるの背にはな、毒があるがじゃ。ほいでな、あまがえるをつついた手で目をこするとな、そっから、毒が入ってな、真ッ赤に腫れるがじゃ」

祖母が耳元で呟く言葉とあまがえるの鳴き声とが呪詛のように耳を支配しました。私は祖母の胸に顔を押しつけながらいやいやと首を振って声を限りに泣きじゃくりました。

ぽっかりと口を開いた深淵が目の前に迫っている気がして、私は落とされまいと一層必死に手に力を込めたのでした。


あの恐ろしい黒い目が、鮮やかな緑が、けたたましい鳴き声が、十年以上もの時を経て再び私の五感を支配しようとしていました。



私は祖母の遺体を見つめました。


「触ったら、いかん」


どこかで蛙が鳴いています。


「あまがえるには、毒がある」


黒い目が、じいっとこちらを見ています。


ぶるぶると震える指で、細かい皺の刻まれた頬につうと触れました。

かつては祖母の頬であり表情筋であったそれは今や硬化したタンパク質の塊に成り下がって、私の指を無感動に押し返しました。ひやりとした感触がありました。ただそれだけのことでした。

何のこともありませんでした。





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