赤ちゃん
ある日曜日のこと。
綺麗な畳のお部屋でお父さんがお布団を敷いてお昼寝していました。
部屋の片隅には本棚が並び、片隅には赤ちゃん用おもちゃの箱。
おもちゃを手にして赤ちゃんが遊んでいます。
振り回したらガラガラなったりボタンを押したらぶーとなったり何だか楽しそうです。
あれれ赤ちゃん、お布団が気になったようです。
お布団までハイハイ、ぞもぞはいってくるりと回って顔をだしました。
あらら赤ちゃん。
大好きなお父さんの顔を見つけたのでにっこり。
パパの顔をぺたぺたさわったりします。
お布団もあったかいのでパパと一緒にお昼寝してしまいました。
別の日の赤ちゃん。
お家の中を探索しています。
畳のお部屋をハイハイ、廊下を抜けてキッチンの横をハイハイしてリビングまで来ました。
お母さんは後ろからゆっくりついていきます。
赤ちゃん、リビングで積木のおもちゃを見つけたようです。
積木をお口に含んで、手に持ってふりまわして、あららなげちゃいました。
それが終わったらあかちゃん温かい春の日差しの入る部屋でお昼寝です。
お母さんが畳の部屋に小さな赤ちゃん用布団をちょこんと敷きます。
ママに優しく寝かされてママが子守唄を歌ってくれます。
赤ちゃん用の小さい布団の上でおねんね。
ご飯の時間です。
あかちゃん離乳食をぺたぺた叩いて、お手手でぺろり。
ほっぺにちょっとごはんがついちゃいました。
おかあさんのほうを可愛い顔で見ます。
とってもかわいいのでお母さんはあかちゃんのほっぺやお手手をを吹き吹きしながら幸せそうです。
春が来て暑い夏が過ぎ、秋の紅葉を過ぎて冬の雪も見ました。
数年たって赤ちゃんも今はもうお兄ちゃんです。
今日はお母さんの代わりにベビーカーを押してお出かけします。
少し後ろからはお母さんがついてきます。
続く